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太宰視点
あ~あ、今日も中也に振り向いてもらえなかった
スリッパ作戦は駄目か、、、まぁ、予想はついていたけれどね
太宰「いつになったら振り向いてくれるのやら、、、」
まぁでも、新しい作戦を思いついたのだよ!その名も、、、
押して駄目なら引いてみろ大作戦!!ふふん、なかなかに傑作だろう?✨️
あ!そんなことを話してたら目の前に中也が!!さっき会って別れたばっかだけど
よし、ここは、、、無視して通り過ぎるぞ!
中原「!、」
ー中也は太宰の姿を見つけ少し身構える、がー
太宰「、、、」
ー太宰は中也の横を通り過ぎていった。まるで、なにもなかったかのようにー
ふふっ、今頃中也、どんな顔してるかな〜笑でも、中也とイチャつけないのは辛いッ!!
ーそんなことを思いながら、太宰はスタスタと歩き去って行ったー
中原「、、、んでだよ、」
ー次の日ー
あ゙ぁ゙〜、もう無理。中也不足
こんなんじゃあ仕事も心中も頑張れない。もう無理、タヒにたい
ーそんなことを思いながら川を流れる太宰ー
ーすると、頭上から聞き慣れた声がしたー
中原「おいクソ太宰。てめェまた川流れてんのかよ」
太宰「ちゅう、!んん゙ッ、、、」
中原「?」
危ない危ない、危うく中也に声かけられて喜んじゃうところだった
太宰「何の用だい、中也」
中原「何の用って、、、特に何もねェけど、」
太宰「じゃあ話しかけないでくれ給えよ。私は暇ではないんだ」
ーそう言って、川からあがる太宰ー
中原「ちょ、、、ていうか、昨日俺のこと無視しただろッ!!💢どうせ、見えなかった〜笑とか言うんだろ?」
太宰「あぁ、あれ?あれはただ中也のことを無視しただけだよ。話しかけたくなかったからね」
中原「はッ?てめッ、それ本音かよ、?」
ー中也の声が微かに震え、拳をぎゅっと握るー
太宰「勿論、本音さ。君みたいなチビとじゃれあうなんて、私はごめんなのだよ」
ー太宰は背を向け、歩き始めるー
太宰「あぁ言い忘れてた」
ーが、少し振り返り片目だけ中也に見せるー
太宰「これ以上、私に関わらないでくれ給え。正直言って、」
太宰「”面倒なのだよ”」
ーそして、そのまま太宰は消え去っていったー
ー1人川に残された中也。そっと川に映る自分の顔を見つめ、一筋の涙を流したー
中原「俺の、なにが悪かったんだよッ、、、」
中原「てめェに冷たくされるのだけは、嫌なんだよッ、」
コメント
2件
うぐぅ…(ダメージ∞)
関わらないでも何も太宰さんからちょっかいをかけに行っていたのでは、、、? あ、、、なんでもないです太宰さん。なんでもないから怖い顔でこっち見ないで!