akn:「」 fw:『』
これはNo.1ホストと体を売ってお金を貰ってる大学生のお話です。
「 あ” ぁ…疲れた… 」
「 今日って確か指名入ってたよな… 」
「 ホテル前か…行かないと、 」
ド直球に言うと俺は金欠だ。 稼げるからってやりたくもない仕事して、汚されて…しかも大学でもいつからか冷たい目で見られるようになってもう俺の体も心もボロボロ…
「 まって、約束の時間まであと3分 !? 」
「 やばっ早く家出ないと !! 」
「 はぁ…間に合った… 」
〈 あ!明那クン! 〉
「 お待たせしました、! 」
〈 全然大丈夫ダヨォ! 〉
「 〇〇さん ! お久しぶりですね ! 」
〈 久しぶりだネ! 〉
〈 めっちゃ溜まっちゃったョ~ 〉
あ~…正直言うとまじでキモいし嫌だ。 まぁお客様だし逆らったりしたら指名してくれなくなるし売り上げも下るから何も言えないけどね… お金のため ! ! ! 我慢我慢 !
「 では早速中へ入りましょうか、! 」
〈 そうだネ、行こっカ~ !! 〉
と、腕を捕まれ中に入る…はずだった。
『 おいおっさん。 』
『 お前何しとんねん。 』
〈 誰だよお前!! 〉
〈 口出しすんなよ、鬱陶しい!! 〉
『 鬱陶しいのはお前やろ。 』
『 あんま騒ぐと警察呼ぶで ? 』
〈 ~~ !! 〉
俺は2人の口論を見るだけでただ立っていることしかできないかった。そして、邪魔されたのが気に食わなかったのか〇〇さんは走り去ってしまった。こういう仕事なんだけどな、と思ったのだが、何故か涙が込み上げてきた。
「 ありがッと”ッ… 」
『 今まで頑張ったんやなぁ。 』
『 我慢してきた分、いっぱい泣き ? 』
『 俺の胸貸したるわ。 』
「 ん゙ッ グスッ 」
人目につかないところに移動し、俺は優しくて温かい彼の腕の中で沢山泣いた。こんなに安心感があって思いっきり泣けたのは初めてかもしれない。
「 はぁ… 」
『 ん、ちょっとは落ち着いた ? 』
「 はい、…ありがとうございます… 」
「 ごめんなさい…迷惑でしたよね、 」
さっきは涙でよく見えなかったけどよく見たら銀色に光る髪にビビットピンクと紫色のメッシュ。きちっときめたスーツ。 まぁ一言で言うとイケメン。でもどっかで見たことあるような… ?
「 申し訳ないですが、俺はもう行くんで… 」
「 本当にありがとうございました、… 」
『 ちょっとまってや、!! 』
『 目に涙で溜めてそんな切なそうな顔で言われたら離せるわけないやん、 』
『 新しくできたカフェあるやん ? 』
『 そこで話そうや、 』
なんなんだこの人…顔だけじゃなくて性格もイケメンなのか ? やっぱりこの人とは一緒に居てはいけない気がする。 何もかもが釣り合ってない。この人が不幸になる。俺のせいで。
「 本当に大丈夫なんで… 」
『 …お前、明那やろ ? 』
「 …ふわっち ? 」
思い出した。ふわっちは小学生から仲が良かった親友。 でも中学の時俺はいじめにあって、ふわっちが庇ったんだ。そこからふわっちもいじめにあうようになった。俺が巻き込んだんだ。
そして、俺はふわっちと距離をおいた。 俺の為にも。ふわっちの為にも。
はい !とりあえずここで切ります ! これからfwakの連載も投稿していこうと思うのでよかったら見てください !それではばいちゃ~ !!
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コメント
2件
fwakでこういうの見たかったんでめちゃくちゃうれしいです、、、