akn:「」 fw:『』
結局押しに負けてカフェまで来てしまった。時間が遅かったこともあり人がほぼいなく、シーンとした中、店内のBGMのみが鳴り響く。
『なぁ、明那。』
『久しぶりやな、笑』
『元気……じゃないか、』
何を言い出したかと思えば久しぶり?俺から急に距離を置かれてふわっちも嫌気がさしただろうと思ったのに。
もし俺がふわっちの立場だったら絶対話しかけたりなんかしないだろう。
『明那?』
「……」
『なにしてるん。』
『嫌なんやろ?じゃあなんで自分を汚してまでこんなことしてるん、?』
『なぁ。話してy』
わからないくせに。俺がどんなに辛くて苦しいか。バイトなんかやってもどうせすぐクビになるし。
俺に残された道はこれしかないんだよ。
「なにもわからないくせにッ!!」
「お願いだから口出さないでッ、」
『黙れやッッッ!!!』
「…ッッ」
『わからへんよ、なんも、』
『明那のことが知りたいんよッ…』
『もうそんな辛そうな明那見たないねんッ、』
ふわっちの目には今にもこぼれ落ちそうなほどに涙が溜まっている。
これが俺に見せた唯一の涙だった。 ほんっと、ずるいんだから。
「ッごめん…」
『…』
「…俺さ、ふわっちのこと好きだったんだ。」
『…!!』
「中学のときからずっとずっと。」
「だからこそ、距離を置いた。」
「ふわっちに傷ついてほしくなかった。」
「俺がいるとふわっちまで傷ついちゃうし。」
「で、今はお金が厳しくてさ笑」
「ほら、俺出来損ないだし…笑」
だんだんと目の周りが熱くなり、視界が歪む。こんな顔ぐちゃぐちゃできもい姿好きな人に見られたくなかったなぁ笑
ほんと情けない。
「身体売るぐらいしか残された道はないと思って、笑」
「…男が好きとか身体売るとかきもいよね笑」
「ごめん、そういうことだからさ。」
『…俺も好きだよ。』
『明那の太陽みたいなキラキラした笑顔がかわいくて…笑』
『守りたいって思った。』
『どんな明那も愛してるよ。』
『だからさ。』
『俺と付き合ってください。』
「~~~ッお願いします、グスッ」
『あぁ!!もう泣かんといてやぁ!』
『めっちゃつられる、笑』
幸せだなぁ。夢みたい。
なんか俺が俺じゃないみたいだなぁ。
なんか、もういいや。
「…ねぇ、ふわっち?」
「1個だけお願いしていい?」
「無理なお願いかもしれない。でもさ、今はふわっちにしか叶えられないんだ。」
『、?』
「…今までの上書き、してくれない?」
『にゃはッ…仰せのままに、姫♡』
次回!!えちえちでございます!!!
久しぶりの投稿でしたが最後まで見てくださりありがとうございました🫶🏻💝
ばいちゃ👋🏻
N e x t ⇨500♡
コメント
1件
結ばれてよかったです…続きをお待ちしております…! fwak最高…