テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1
雨乃こさめ。
✕✕大学に通う二回生、もうすぐで20歳。
誕生日は6月23日で、血液型はA型。
好きな食べ物はスルメイカ、嫌いな食べ物はネギをはじめとした野菜。
✕✕大学からは少し離れた古くさいアパートに一人暮らし。
毎朝7時50分に家を出て、帰宅は大体いつも22時半ごろ。
案外綺麗好きで、部屋は白を基調とした家具で統一されている。
実家は京都にあって、○○高校出身。
男子高だったため、彼女はいなかった模様。
少なくとも、俺が監視するようになってからはいない。
それでも、一人前の若い男の子。
そのかわいい見た目に反して性欲はきちんとあるようで、少なくとも週に一回は自尉を行っている様子。
玩具が好きなのか、よくネットで買った大人のおもちゃが家に届けられていたりする。
…でもね、愛しのこさめ。
もうそんなものは要らないよ。
俺が全て捧げて、こさめの頭からつま先まで愛すから。
こさめの奥深くまでたくさん突いてあげるから。
カチャッ…カチャカチャ…
この日のために用意した合鍵を差し込んで回した。
ドアを開けたらこさめはどんな反応をするんだろう。
期待に胸を高鳴らせながらドアノブに手をかけた。
キィィィィ…
「ようこそ…。」
「えッ…?」
聞こえてきた声に耳を疑った。
「もぉ~、らんくんが遅いからこさめ待ちくたびれちゃったよ~!」
そこにいたのは、もちろん俺が愛してやまないこさめだった。
こうして会話をするのははじめてのこさめだった。
俺の名前なんて知ってるはずのないこさめだった。
「こ、さめッ…?」
「んー?そうだよ、こさめだよ?…さ、ほら中入りなよ!今日はらんくんのために頑張ったんだよ!」
何が起こっているのかわからないまま、ただ腕を引かれるのに任せて玄関を上がった。
「ッッ…!?」
通された部屋に、息を飲んだ。
いつもは白で統一されてるはずの部屋が、今日は俺で埋め尽くされている。
壁一面に、天井をも見えなくするくらいまで大量に貼られた俺の写真。
クローゼットにかかっている服は俺が持っているものと全く同じだった。
「何、これッ…。」
「んっふふ…笑」
こさめが何かを企んでいるような笑みを浮かべた。
「今日は素敵な夜にしようね…らんくんっ♡」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!