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3 - hrty 転んじゃった!

♥

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2025年08月06日

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密かに大好きな配信バレなんですけど2人が誤魔化してどうにかする未来しか見えなくて困ってます!

注意⚠️界隈初心者です!この世の全てと無関係です!


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「じゃ~甲斐田は配信するんで」

「オッケー僕リビングいるからよろしく」

「りょーかいです」

突然だが僕……剣持刀也は甲斐田晴と付き合っている。といっても付き合ってるのか時々忘れるぐらい友達の延長みたいな感じが多い。いや、お互い満足してるしキスだってハグだってするから!……とまぁ何処に反論してるのか分からないが勿論リスナーには内緒にしている。自分たちからひけらかすなんて自分から媚に行ってるようなもの。断じて却下である。

「んー暇だ……」

やることがない。ちょうど好きなアニメも漫画も見終わったところだし……。まぁココアでも飲んでスマホでも見てるか、風呂上がりのココアは世界一って言うし(僕が)そう、このとき僕は忘れていたのだ……昨日買ったばかりのパジャマが思っていたよりもぶかぶかだったことを……。


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「〜〜で、そんとき、〇〇が〜」

<〇〇んときガチヤバかった

<雑談しながら息をするように課金する男

<完凸無理だって笑

「うるせーよ!完凸するまで課金すればいいだろ!」


ドゴッ!ダンッ!!!


「何ィッ!!??」

<え?

<何今の音?

「え……?ホントになんだ……?ちょっと見てくるわ」

<怖い怖い怖い

<通報しなくて大丈夫?

<ガチで音ヤバかったけど


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「もちさん大丈夫!?なんか不審者……とか………」

「〜〜〜〜っつぅぅ!」

「……もちさん???」

「えっもしかして音配信のっちゃいました?」

「めっちゃでかい音してたけど」

「あ゙あ゙あ゙……パジャマ踏んで滑ったんですよぉぉ……それの拍子にスマホ吹っ飛んで壁にぶつかって……って感じですね」

「うわー… ほんとごめん」

「怪我してないすか?」

「ちょっとじわじわ痛いけど大丈夫です。」

「というより、配信どうします……?」

「あーそれは大丈夫です!もちさん甲斐田の劇場に付き合ってくれません?」

「?……いいけど」


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<えガチで帰ってこなくない?

<大丈夫かな

「みんなー?戻ったよー」

<生きてたか!

<結局なんだったの?

<マジで心配した

「いや、実は今日もちさん家に来てたんだよね」

「もちさーん?」

「どうもどうも剣持刀也です」

<!?

<ふぁーー!?

「今日雷雨だったじゃん?割と危なそうだったし僕の家都内だったから今日だけ泊まってくことにしたんですよ」

「……で、説明して下さいよもちさん?」

「まぁ今回は僕が悪かったからな……」

「まぁ簡潔に言うと僕がすっ転んだだけです。」

「ココア飲もうとたったら風呂上がりだったので立ち眩みで転んじゃいました」

<それはそれで大丈夫なのか?

<まぁ警報なってたもんなぁ……

<音二回しなかった?

「二回目の音は僕のスマホが吹っ飛んで壁にぶつかった音ですねんはは笑」

<わんちゃん彼女かと思った笑

<安心した

<事件になんなくてよかったー

(彼女は合ってるんだよなぁ……)

「まーもう時間も時間だし終わるか……完凸は次回ってことで!」

「スパチャ読みには僕は参加しませんので、ご安心を。皆さんいい夜を」

「じゃあまた次甲斐田ー」


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「それにしてもワルイおとなですね」

「なんで!?」

「嘘と本当を交えるとそれはもう一種の事実になり得ますからね、あー怖い怖い」

「でももちさんもパジャマがぶかぶかで転んだって言ってないじゃないですか!」

「あれは媚だろ」

「媚だと思ってんだ?まーぶかぶかだと萌え袖っぽくて可愛いっすもんね?」

「うるせー!」

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その日のうちにトレンドをかっさらいプチバズった2人だった。因みに剣持はトレンドの剣持横転に関して認めてない。本人曰く前転とのこと。

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小話


剣持刀也

すっ転んで大きい音を出したことに対しては恥ずかしいし申し訳ないと思っている。それをさらっとカバーしてくれるカッコいい大人に感嘆した。けど表に出せない。


甲斐田晴

申し訳ないと思ってるのは理解してるからあんま責めすぎない。付き合ってることがバレると色んな方面で殺されると思ってるため全力で誤魔化す。でもちゃんとすき。


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