-昼休憩中-
「兄貴、飯食いに行きましょうや」
そう言って兄貴の腕を掴んで無理矢理飯屋に連れて行こうとしたら兄貴が突然こんなことを言った
「ん?お前いつも作ってきとるやん」
そう、いつもは弁当を持ってきているが…今日は寝坊したからそんな暇はなかったんや
「兄貴、俺寝坊しましたやん、兄貴も寝坊してたし…大人しく飯食いに行きますよ…」
微笑みながらそう言ったら兄貴は笑って言ってきた
「知っとるよ…やから弁当作ったったわ!!」
「…はい?」
「え?弁当やん…俺手作りの…いらんのか?」
「い、いや…欲しいです…」
「じゃあ一緒に食べよな!」
(どういう事や…?兄貴も寝坊したはず…そんな暇あったんか?)
俺は兄貴の言ってることが分からんかったが渋々兄貴の弁当箱を手に取って開けた
「これ…愛妻弁当みたいですね…」
俺は少し困惑の顔を浮かべると兄貴は言ってきた
「な、なんか変かなぁ…?潤の好きそうなもんいっぱい入れたけど…まあ食べてーや!」
そう言われたが…今日の兄貴はなんかおかしい…でもいつもより可愛く見える…
「おおきに…頂きます」
そう言って俺は箸を進めた…
「どうや?美味いか…?」
こんなん美味いどころではなかった、俺は言葉を失った
「ほんまに美味いです…兄貴料理の才能ありすぎですわ…」
「て、照れてまうわ…///」
(あかん、可愛すぎるデザート感覚に兄貴を食べたい)
そんな煩悩を抱えながらも米粒1つ残さずに完食した
「美味しかったです…でもこんなんいつ作ったんですか…?」
「ほんまは朝から作ったんや…恥ずかしくて嘘ついてもうた…」
そう言って顔を赤くする兄貴
(よし、決めた今日絶対に告白してやる)
可愛すぎる兄貴を横目にそんなことを心に決め、俺はこれからの業務に挑むのだった…
コメント
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これだったのか遊び場ちゃん 最高だったから吐血して死ぬね_(´ཀ`」 ∠)_