ーーー中学の校門前ーーー
青「はぁっ、はぁっ……」
遅くなっちゃったっ……桃くん……
青「あれ?まだ学校内かな……?」
黄「青にぃ!」
青「あ、黄くん」
黄「どうしたんですか?」
青「桃くんいない?」
黄「桃くんなら学校出るの見ましまけど……」
青「え!?」
黄「えって、なんですか?」
青「いや……僕と待ち合わせしてたんだけど…」
黄「校門前でですか?」
青「うん……遅かったから帰っちゃったのかな……」
黄「僕帰りますから、いるか確認しましょうか?」
青「あーうん、僕ここでしばらく待ってるわ」
黄「分かりました、スマホに連絡しますね」
青「うん、ありがとう」
黄「何かお菓子とか買ってきてくださいね!」
青「やだよ」
黄「じゃ、帰ります」
青「お願いね」
黄「じゃがりこ買ってきてください」(帰る)
青「……ヤダって言ったやん…」
ーーー桃の家ーーー
母「早く家事やりなさい、あんたがいない間、すごく溜まってるんだから」
桃「…………はい」(家事をしだす)
母「今までどこにいたのよ……あんたが居ないせいであいつが私にストレスをぶつけるようになったのよ?ほんとにクソだわ」
桃「………………」
母「あ、そうだ……これあげるわ」
桃「………………」
母「ふふっ……」カチャ(細い首輪を桃につける)
桃「っ…………」
母「これね、GPSついてるの……また貴方が何処かに行ったらすぐに見つけられるようにしたの……まぁ…家から出られないと思うけど…」
桃「………………」
もう……逃げられない……
青達の……所に帰れないんだ……
母「早く家事の続きしなさい」
桃「………………コクン」
母「はぁ、これで少し楽になるわ」
ーーー木苺家ーーー
黄「ただいま戻りました」
橙「お帰りー」
黄「赤にぃ達は?」
橙「まだ帰ってきてないでー」
黄「あれ?桃くんも?」
橙「俺一人やったで?」
黄「おかしいなぁ……」
橙「どしたん?」
黄「青にぃが桃くんと待ち合わせしてまして桃くんが居なかったので帰ってきてるかと……」
橙「え?居なかったん?」
黄「どこに行ったんでしょうか……とりあえず青にぃに連絡します。」
橙「おん」
ーーー青sideーーー
青「……あ、黄くんから」
青「…………えっ……いないの?」
どこに行ったの……?
青「僕も家に一旦帰るっと…」
本当にどこに行ったの?桃くん……
ーーー木苺家ーーー
橙「赤にぃ達にも連絡した方がいいんとちゃう?」
黄「そうですね……」(連絡する)
青「ただいま」
橙「おかえり」
黄「おかえりなさい」
青「どこ行っちゃったのかな……」
黄「赤にぃ達には連絡しました」
青「うん」
橙「そのうち帰ってくるんとちゃう?」
黄「あ!保健室の先生に聞きましょうよ!」
青「それだ!」
橙「電話しよや!」
黄「はい!僕がしますね!」
青「うん、頼む!」
プルルルルルルル……
黄「あ……2年〇組の黄です。保健の先生いらっしゃいますか?」
保健先生「はい、変わりました」
黄「あっ、先生、黄です」
保健先生「どうしたの?」
黄「桃くんがいないのですが、どこに行ったか分かりますか?」
保健先生「え?青くんと待ち合わせしてたんじゃないの?授業終わったあとすぐに校門前に行ったわよ?」
黄「え!?本当ですか?」
保健先生「えぇ、青くんと美味しいものを食べるって、少し笑いながら言ってたからすごく楽しみにしてたと思ったのだけれど…」
黄「……そうですか……ありがとうございました」
保健先生「いいえ、何かあったら言ってね?」
黄「はい、あ、お願いがあります」
保健先生「ん?」
黄「もし学校で桃くん見つけたら連絡して貰えませんか?」
保健先生「分かったわ、連絡する」
黄「ありがとうございます」
保健先生「はい、じゃぁ切るわね」
黄「はい、失礼します」
プツン
橙「どうやった?」
橙「授業終わってすぐに校門前に行ったって」
青「じゃぁ、なんでいないの」
黄「分かりません……楽しみにしてたって」
青「え?」
黄「青にぃと、美味しい物を食べに行くって少し笑って先生に行ってたらしいです。」
橙「でもそしたら」
黄「はい……絶対に校門前で待っているはずです」
青「なんで居なくなったの……」
橙「なぁ……誘拐…やないよな?」
黄「……ありえる……話しかと……」
青「っ……探しに行くっ!!」
黄「あっ!待ってください!」
橙「行ってしもうた……」
黄「……とりあえず警察に連絡した方がいいですかね……」
橙「せやな……」
バンッッッ
赤「はぁっ……はぁっ……た、ただいまっ!桃ちゃんは!!!?」
黄「赤にぃ!」
橙「居なかった……保健の先生にも聞いたんよ……でも、ちゃんと待ち合わせの場所に行ったって言っとって」
黄「青にぃは探しに行ってしまって…」ポロポロ
赤「黄くん……頑張ったね」ナデナデ
橙「警察に連絡しようかと思ってたんよ」
赤「うん、連絡しよう。桃くんは約束は守る子だよ。すっぽかしたりしないはず」
黄「グスッ……」
赤「俺が警察に連絡してくるから、橙くん、黄くん任せていい?」
橙「おう……任せとき」
赤「ありがとう」(連絡しに行く)
橙「黄…大丈夫やで、絶対帰ってくるで」
黄「うんっ……グスッ」
ーーー青sideーーー
青「はぁっ…はぁっ!桃くん!!」
どこにいんだよ!?
青「桃くん!!どこ!」
っ……僕が…校門前に居ろって言ったから……保健室まで迎えに行けばよかったっ……
青「桃くん!!何処だよっっ!」
友人1「あ!青っ!」
友人2「なんか焦ってんな?どした」
青「お前らに構ってる暇ねぇっ」
友人1「おいおい、酷い事言うなよ」
友人2「あっ、さっきさ、すげぇの見つけたんよ」
友人1「あーあれな!絶対あれ虐待されてるよなぁ」
青「だから!構ってる暇ないって言ったよね!?」
友人2「まぁまぁ聞けって、中坊と母親が喧嘩しててさ」
友人1「その様子見てたんだけど、結構酷くてさ」
友人2「でもこいつ、それみてなんて言ったと思う?怒られてるピンク髪のやつ顔綺麗じゃねって言ったんよ!?」
友人1「普通にイケてただろ!?」
友人2「イケててもあの状況みてその言葉はないだろ!ww」
青「ねぇ、それだけ?」
ん……?まって……
友人1「でも親も親だよなぁ、あんなに顔が整ってる子を産んどいて虐待とかさぁ」
友人2「意外だよなぁ」
青「ねぇ……今なんて言った?」
友人1「ん?何が?」
青「だから!ピンク髪って言った!?」
友人2「うおっ…!なんだよ急に」
青「その中坊の特徴!!」
友人1「あぁ、ピンク髪で顔整っててヒョロかったな」
青「……桃くんだ……」
友人1「え?知り合い?」
青「ねぇ、その場所何処?」
友人2「〇〇中学の校門前だけど」
青「やっぱり……親がいたってほんと?」
友人1「あぁ、母親と一緒にいたよ」
青「…………やばいっ」
友人2「は?」
青「2人ともありがとっ!」(走って家に帰る)
友人1「なんだよあいつ」
友人2「それな」
ーーー桃の家ーーー
母「早くご飯作って、今日はこれね」
桃「………………」
オムライス……だ……
青が言ってたヤツ……
母「早く、あいつが帰ってくるでしょ」
桃「………………コクン」(作る)
父「ただいま」
桃「…………ビクッ」
母「あら、おかえり、帰ってきたわよ桃が」
父「ほぅ……そうか」
母「もう私にしないでよね」
父「分かった」
桃「……………………」
(オムライスを作りテーブルに置く)
母「はぁ……下手ね」
父「不味そうだな……」
桃「…………」
だったら自分で作ればいいのに……
母「部屋に戻りなさい、不味くなるわ」
桃「………………」(部屋に戻る)
もう……あそこに戻れないのか……
桃「…………グスッ」
また……始まるんだ……
何時もの……あの時が…
桃「…………戻りたいっ……ボソッ」
(首輪を取ろうと首をガリガリかく)
ガリッガリッガリガリ…………
コメント
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おし、ハンマーで壊してあげよう 親は金属バットで
青ちゃん早く助けてあげて〜
青ちゃん絶対助けてね!