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The Vintagn traln Escapism -現実避車
第20話 - Music is the only way I can express my feeling
17
767文字
2026年09月21日
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173
#イラスト
めあ☔️
13
睡眠剤
1,036
『ルイーズ…起きた?』
「………」
〔うーん…起きてるみたいだけど焦点があってないなぁ…まるで寝ながら動いてるみたい…〕
『ルイーズ…歩けそう?…』
トボトボとルイーズは無言のまま歩き出した。
意識はあるみたいだ。脳が思うように動かないだけで。
〔意思疎通は出来てるけど、やっぱり心細いな…早く元気になってほしい……〕
ルイーズはつい先程までアッシュをおいて先に歩いていたが、急に立ち止まり振り返った。そしてアッシュに向かって歩き出し、アッシュの前で止まった。すると、ゆっくりとアッシュに手を差し出した。
『…?』
ルイーズはアッシュの足を指差した。
『あ、…これ?あははっ…少し捻っただけ…!大丈夫だよ!…立てる、立てるよ…!!だから心配しなイ゙ッ…!』
ビリビリビリッ!!
アッシュの足に激痛がはしる。やはり少し休んだだけじゃなにも変わらないらしい。
アッシュは壁にもたれながら倒れ込んでしまった。
この状況とは裏腹に、後ろで流れているピアノとバイオリンの綺麗なクラシック音楽は、クライマックスを迎えようとしている。
『あはっ…あはははっ……はぁ…迷惑かけてごめんね…』
その言葉と同時に、後ろで流れていた音楽が、終わりを迎えた。
すると、ルイーズがしゃべった。
「よかった!!やっと喋れるようになったよぉ!!(泣)アタシが喋んないとすぐネガティブになるよ!アッシュは!!」
『ル、ルイーズ…!よかった…やっぱり君がいると心強いなぁ…』
(アッシュ、話ずらしたな…!)
「アッシュ、急がなくて良いんだから、一回ちゃんと休もう?」
『え、オレ、一回ルイーズが寝てたときに休んだけど、…』
「て言っても、どうせ、【頑張らなくちゃ】とか言って少ししか休んでないでしょ。」
『う゛っ…』
「ほら、休も?」
『…うん……』
コメント
1件
第20話読んだよ!ルイーズが戻ってきてくれたのが本当に嬉しかった…「私が喋んないとすぐネガティブになるよ!」って、もう完全にアッシュのこと分かってるじゃん(笑)でもそのあとのアッシュの「うん…」がめっちゃ素直で可愛かった。背景で流れてたクラシックが終わるタイミングとルイーズの復活がリンクしてて、めちゃくちゃ気持ち良かったわ🔥