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( *・ω・)ノやぁ

Yanderekunでっせー


秦中『前みたいに前置き長くするなよ?』


失礼な、あんなん俺が今まで書いた前置きの中じゃ短い方やで


秦中『嘘つけ』


嘘ちゃうもーん


秦中『どうだか』

神酒『はよ本編入り』


( ̄^ ̄)ゞラジャ


_____________________________


あれから40分

僕、安倍晴明は教卓に挟まって出られなくなっています…


『あの教師教卓の下に隠れて40分は経つぞ』

『もう死んでんじゃねぇか?』


僕もさっきから出ようとしてるよ!

でもジャストフィットすぎて出れないんだよ!!


『おい』

晴明『!』

『取って食いやしねぇから出てきなよ』


人間?


晴明『うん、僕も30分経ったあたりから出ようとしてるんだけどね、机がなんかジャストフィットす      ぎて挟まっちゃってて、お願い引っ張ってぇ!!』

『…』


金髪の男の子は僕に手を差し出して引っ張り出してくれました

よかった、出られ___

パァァァン


晴明『…キャアァァァァァァ!!!!』

『『ギャアァァァァァァァァァ!!!!!』』


なんか服が爆ぜたァァァァァァ!!!!


『女子より女子力ある叫び声だな』

『先生、佐野くんは疫病神なの!でも珍しね妖術は使わない主義なのに』

佐野『なんかイラッときたから、つい』


服を爆ぜさた上に、握った手を丹念に拭かれている…


学園長『ちょっと!晴明くん!』


_________________________


学園長『教師が生徒にビビってどうするんですか』

晴明『だってぇ…』

学園長『ったく、しょうがない子ですねぇ、これ上げるから元気出してください』

晴明『?』


そう言って学園長が僕に渡したのは妖怪図鑑と…


晴明『こ、これは…!!』


萌えキュン制服図鑑でした


晴明『も、貰っていいんですか…?』

学園長『えぇ、なんなら頑張ってくれたらその中で好きな制服1つ差し上げますよ』

晴明『本当ですか!!✨️✨️』

学園長『はい』

晴明『✨️✨️』

学園長『あの子の為にも…(小声)』

晴明『?、なにか言いました?』

学園長『いえなんでも』

晴明『??』


________________


晴明『えっと、今日からこのクラ スの担任になる安倍晴明、人間です、よ、よろしくね』


あの後、学園長が何を言っていたかは分からなかったけど、僕は1度教室に戻って自己紹介をする事になりました


『げぇ、人間かよ』


BooBoo


晴明『ブーイングせんといて!泣いちゃう!』


佐野『一々泣くなよめんどくせぇな』


あの金髪くん辛辣だなぁ…


晴明『えっと、それじゃあ出席とるね』


晴明『のっぺらぼうの狢くん』

狢『あ?』


あ、顔あるんだ


晴明『餓者髑髏の歌川さん』


ズズズ


歌川『はい』


あ、人型になれるんだ


晴明『えっと次、一つ目小僧の入道くん』

入道『ん』

晴明『泥田坊の泥田くん』

『今日泥たんはお姉さんがハワイで結婚式だからお休みなんだ』


突然、小さい男の子が前に来てそう伝えてくれました


晴明『あ、そうなんだ教えてくれてありがとう、えっと君は…』

狸塚『俺、豆狸の狸塚豆吉!』

晴明『そっか、狸塚くん1度席に__』

狸塚『あと、百愛ちゃんもお休みだよ!』

晴明『?、とあ?』


名簿用紙を最後まで捲っても「とあ」という名前は無い


入道『あいつここの生徒じゃないから名簿用紙見ても無駄だぜ』

晴明『え?』

歌川『あと、たしかまだ中学生よね』

入道『そ、今年から二年生』

晴明『えっと、?』


なんかよく分からなくなって来た…


狸塚『ところで晴明くん、さっき学園長から何貰ってたの?賄賂?』

『え、賄賂!?』

『金!?』


賄賂!?お金では無いけど…

萌えキュン制服図鑑なんて言えない…

狸塚『あ!この袋だね!』


狸塚はさっき学園長から貰った袋をいつの間にか持っていました

妖怪学校の不思議さん

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