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サボった!!!!!!!!!
神酒『元気そうやな』
秦中『没収されなかったのか』
父親が優しすぎる、勉強マジで頑張る
神酒『目指せ声優(?)』
秦中『死ぬ気で夢叶えろ』
イエッサー!
神酒『ほな本編入ろか』
行ってらっしゃいませ!
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狸塚『ねぇねぇ晴明くん、俺とゲームしよ!』
狸塚くんが言うにはこうだ、拾壱時のチャイムが鳴るまでに僕が紙袋を奪えたら僕の勝ち
逆に、狸塚くんがチャイムが鳴るまで逃げ切れたら狸塚くんの勝ち
狸塚『俺が逃げ切ったら全校放送で紙袋の中身を暴露するね!』
晴明『えぇ!?』
狸塚『よーい、スタート!!!』
『いけ豆〜!!』
晴明『ま、待ってよー!!!』
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晴明『はぁ、散々な目に遭った…』
あの後、狸塚と鬼ごっこの末、何故か狸塚くんは妖力が燃えて気を失ってしまった
今は同僚の神酒先生と秦中先生と一緒にご飯に来ています
晴明『あ、そうだ』
神酒『どないしたん?』
晴明『御二人に聞きたいことがあって…』
秦/神『?』
僕はクラスで少しだけ聞いた〈 とあ 〉という子について二人に聞いた
晴明『何か知りませんか?』
秦中『そういや今日居なかったな』
神酒『いつも職員室に居るんにね』
晴明『どんな生徒なんですか?』
秦中『あー…』
秦中先生が言うには、学園長から学校の出入りを許可されており
ふらっと現れては知らないうちに消えてしまう、そんな子らしい
神酒『あと、百鬼学園の生徒ちゃうよ』
晴明『あ、それクラスの子が言ってました』
秦中『あいつも中弐か…早いな』
神酒『せやね』
晴明『あの、その子の容姿とかって…』
神酒『えっと…黒髪ポニーテールにセンター分けの子やで』
秦中『あと首に白いリボン』
晴明『?、リボン?』
神酒『御守り言うてはったで』
リボンを首に巻いてるなら会ったら直ぐに気付くかな?
晴明『その子も妖怪なんですか?』
秦中『嗚呼、雲外鏡って妖怪だ』
○ユルっと妖怪辞典
○雲外鏡
鏡が長い年月をかけて妖怪に変化したもの
鏡に見たいものを写したり、鏡を通って移動したりできるよ!
隠し事できないね!(個人の感想)
晴明『へー…ん?』
神酒『?、どないしたん?』
晴明『長い年月をかけて妖怪に変化したものってことは…』
秦中『父親が雲外鏡だったらしいぞ』
晴明『あ、なるほど!』
神酒『…あ、もうこんな時間や』
秦中『帰るか』
晴明『ですね!』
神酒『ほなまた明日』
晴明『はい、また明日!』
あの後、秦中先生と別れて職員寮に着いた僕と神酒先生は
神酒先生の部屋の前で別れることにしました
晴明『…妖怪、雲外鏡…どんな子なんだろ』
学園に親族でも居るのだろうか?
それとも教師の誰かが保護者?
学園長が学園の出入りを許可しているという事は、何かそれなりの理由があるはず…
もしかして訳あり…??
晴明『うーん、気になる…!』
明日は来るのかな…