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明治時代後半、僕は、東京の品川にいた。お目当てはやっぱり品川灯台に会いにいく事だ。僕の弟であり一緒に遊ぶ仲だ。
「品川!遊びに来たよ!」
「また来たの?今月、何回目なんだよ。」
「う〜ん?数えてないや。」
「たまには羽根田とでも遊んでやったらいいのに。」
大正時代になって少しした時。突然、僕本体が崩れてしまった。せっかくお父さんに作って貰った体なのに。だけどすぐ、2代目が出来た。早く復興してくれて良かった。だけど、とある事を思ってしまう。また地震でこの体が崩れてしまったら。と。でもそんな事も品川と遊んでいるとすぐ忘れることが出来る。
そんな日常が続くと思っていた。
“あの日”までは。