注意書き.
nmmnです.
苦手な方は左に↩︎
🖤side
『…』
ホストをやってるけど 、ぶっちゃけ何がいいのかわからない 。
女の人はべたべた触ってくるし 、
もう…やめようかな 。
「あ 、大丈夫 、です 、」
「お願いだよ~ 、一杯だけ! 」
なにしてんの 、あれ 。あの人困ってんじゃん 。
『…なにやってんの 、』
「すみません 、 、 」
『そいつ 、俺のお客さんだからやめれる?』
「へ 、?」
『話合わせて 。助けるから 。』(耳元
『…なんでここに来たの?』
「友達と 、 笑」
『あー 。その友達さんは?』
「どっか行っちゃったみたい 、です 笑」
『そう 、出口まで案内しようか?』
「あ 、いや大丈夫 、です 、」
『…そう 。 』
「あの 、お名前は?」
『北斗 。』
「北斗 、さん 。」
『呼び捨てでいーよ 、全然 。』
他の人には嫌なはずなのに 、
この人だけには 、呼び捨てで呼んで欲しい 、って思った 。
『そちらのお名前は?』
「…大我 、です 。」
『上の苗字は?』
「…秘密です 笑」
秘密 、か 。 笑 そりゃそうだよな 。
『えー 、 笑』
「ていうか 、No.1がここにいていいんですか?」
『いーよ 。俺がいたくて居てるだけだし 。』
「指名もなんもしてない客に対して?」
『うん 。』
「変な人ですね 、」
『酷くない? 笑』
「他のお客さんにもしてるんですか?」
『え?』
「指名してない子と話すの 。」
『してないよ 。大我くんだけ 。 』
『嘘だって思ったでしょ 。』
「え」
『嘘じゃないし 、俺ここでは氷の王子 、みたいな感じで呼ばれてるし 。』
「え??」
『…普段はこんなに話さないんだけどね 。』
『なんか知らないけど大我くんにだけ 、こうやって話せるんだよね 。』
なんでだろ 、 笑
『…はぁ 、 』
大我くんが 、いないと楽しくない 。
そう思ってしまった 。
「北斗さん指名でーす!!」
指名されたから行くしかないんだけど 。
『…えっ 、』
「…やっほ 、 笑」
大我 、くん 、だ…
『わざわざ来てくれたの 、?』
「北斗さんに会いにね 。 笑」
そう言われた瞬間 、胸がドキッとなった気がした 。
『…』
大我…くん 、来なくなっちゃったな 。
まあ勝手に来ると思ってる方がよくないんだけど 。
「北斗さん 、指名ですよ 。」
『あ 、うん 。今行く 。』
「…」(にこにこ
『え 、』
『大我…くん 、 』
「ごめんね?仕事いっぱい入ってて 、 笑」
『…もう会えないかと思ってた 、』
「そんなことないよ 。 笑」
ほら 、そんな顔しない!って大我くんは
言いながら俺の頭を撫でてくれた 。
俺はこの瞬間に 、
大我くんの事が好きだって認識した 。
コメント
2件
ホストの世界なのにしっかり初心なきょもほくで最高です…✨ 普通のホスト系の話と逆(…?)なのがまたいい…