こんにちは。急に寒くなりましたね。インフルエンザとかが流行ってると思うので、気をつけてください!そして、私が他のことをしている間になんと5000いいねに到達していました。本当にありがとうございます!できる限りを尽くして投稿していきますのでこれからも是非お願いします!
やっと過去のお話を完結させることができたので、最後まで見て頂けると嬉しいです!前のお話から時間が経っているので、噛み合わないところもあるかもしれません。許してください!
頭がボーっとする。考えるのも何だかめんどくさい。…アイツらは今どうなっているだろうか?あの時のGuestの顔は…
「…Chanceさん。聞いていますか?」
🎰「…あ?…あぁ!すまん…ちょっと…ボーッとしてて…その… 」
「頭の怪我のせいかもしれませんね。もしも頭痛やどこかに痛みを感じたら、必ず休んでくださいね。Buildermanさんはお外でお待ちのはずです…一応彼にもできるだけ安静にしておいてと伝えて下さい。では、お大事に。」
🎰「…あぁ。ありがとな。」
治療室からやっと解放され、ため息を思わずこぼす。オレ達は色々あって全員本部の医療センターに来ている。俺は頭に軽い怪我を負い、処置を施して貰っていた。Guestと007n7は重症で入院。Buildermanはほぼ無傷に等しく、オレはピンピンしてるから大丈夫だろうと解放された。とりあえず、待っていると言っていたアイツと合流しよう。今の状況を把握しなければ。外にいるはずと言われたため周りを見るが、他のチームのメンバーや、けが人ばかりであの特徴的なヘルメットは一切見えない。
🎰「…はぁ…他のヤツに聞いてみるか。」
「ビルダーマン?…ごめん、知らないや…」
「オレンジのヘルメット?…どこがで見たような…すまん…分からない。他を当たってくれ。」
「Builderman?あぁ!新人のやつか。そいつなら確か…エレベーターに乗っていた時にあった。 えーと…2階の病室の方に行ってたぞ。」
🎰「マジっすか!あざます!」
…何十人かに聞き回ってやっと情報を得た。どうやら2階の病棟に行っているようだ。また見失う前に急いで近くにあった階段を上った。
エレベーターを使えば良かったと後悔しながら虚無で足を上げる。息をあげながらのぼり続け、やっとのぼりつめた最後の段からホッと顔を上げると大量のドアが至る所にある廊下に来た。初めて来たが、ここが病棟らしい。
1階より人が少なくなり、静かになった廊下を息を整えながら歩き、病室の名前を一つ一つ見て回る。居るとしたら、アイツらの病室だろう。名前を見ては違うと呟き、体感100室ぐらいを回ったところで、やっとお目当ての病室を見つけた。名簿には”Guest1337”,“007n7”と書いている。 そーっと扉を開けると、ピッピと小さく電子音が聞こえてくる。中を覗くと、寝ている2人の仲間とイスに座っているBuildermanを見つけた。
🔧「お、Chance。すまん、お前の治療が終わるまでには帰ろうと思っていたんだが…よくここまで来たな。」
🎰「…はぁ…ここまで来るのに大変だったぞ…
手当り次第お前のこと知ってるやつ探して、…病室も回った。…んで、そいつらはどんな感じだ?」
🔧「今のところは安定している、らしい。もう少し時間が経てばそのうち問題なく起きるだろう…との事だ。」
目線を逸らし、ベットで目を瞑り寝ている仲間を見て、安心した。一時はどうなる事かと思っていたが誰一人欠けることなくこの事件は終われそうだ。オレもBuildermanの隣に座り、ため息をついた。何とかあの状況を切り抜けられたが…まだ問題は山ほどある。そのことについて話そうと思い、呼びかけようとすると
「Builderman、Chance。居るか? 」
🔧「…はい、何ですか?」
「ボスがお前らを呼んでいる。至急、来い…との事だ。」
オレたちは顔を見合わせた。
オレたちはエレベーターに乗り込み、ボスの部屋に向かっている。微かに聞こえる機械の音が、この静けさを隠してくれる。ただただ重々しい空気の中で、止まるのを待っていた。…このエレベーターは乗ったことはほぼない。乗ることがいつも楽しみなこのエレベーターも今日は地獄行きのように思う。
🎰「…なぁ、オレたちどうなるんだろうな。」
🔧「…さぁな…」
少しでも落ち着きたいと思い話しかけたものの、軽くあしらわれ、また沈黙が帰ってきた。エレベーターはガコン、ガコンと音をたてながら着実に降りてゆく。上の表示板が目的の階で止まり、明るく到着音が鳴り響く。空いたドアから足を運び廊下を2人で歩き始める。こうゆう嫌なことがある前とか説教の前とかの暗い雰囲気はあまり好きじゃない。出来ることなら今のこの空気をパッと明るくしたい。でも、出来ない。はぁ、と口を尖らせ俯きながら歩いて行くと、豪華なドアが目の端に現れる。
…ここに入ったらオレたちはどうなるんだろう。
2人の仲間を負傷させて、敵の男を逃して、爆発を起こして事務所を無くして、表の人間や警察にも知られるぐらいの大事にして…怒られないはずがない。
🔧「…早くノックしてくれないか?」
🎰「あぁ…スマン…考え事してた。」
🔧「少し落ち着け。そんなに深く考えすぎるな。… 何があってもお前だけの責任じゃない。」
Buildermanをチラリと見ると目が合い、まっすぐとオレを見つめていた。初めてコイツからリーダーらしい言葉を聞いた。…確かに行動してみないと分からない。スーッと 深呼吸して、手を伸ばしピッタリ3回ノックする。 いつもなら中から明るい声で”どうぞ”と聞こえてくる…はずなんだが、悲しいことに今回は何も聞こえない。
…あ〜こうゆうのって…指1本ぐらいで許して貰えんのかな?…3本ぐらい持ってかれんのかな?
ドアをゆっくり開け、失礼します…と恐る恐る部屋の中に入る。緊張しているせいなのか、空気が重くとても足を1歩出すことすら怖い。
②🕐「…いらっしゃい。よく来たね。」
🔧「…はい。」
②🕐「他の子たちは大丈夫? 」
🔧「はい。先程病室に行って来ました、もう少しで元通りに戻るとの事です。」
②🕐「…そっか…良かったね。」
ただただ怖い。次の言葉がなんなのかを想像するだけで、恐ろしくて身体が凍りつくみたいだ。 ボスの顔はいつもより険しく目つきがとても鋭い。一般人なら腰を抜かして逃げ出してしまうぐらい。
②🕐「…なんでさ、呼び出されたか分かる?」
🎰「…その…今日の、襲撃の話…ですか?」
🔧「………」
②🕐「…うん。そうだよ、正解。… はぁ…君達って…ほんとにさ…やってくれたね。」
あ〜〜〜〜〜…ヤバい。ホントにヤバい。冗談抜きで笑えん。こ…こうゆうのって命乞いとか?許してー…とか?絶対に通らないヤツじゃん!?
落ち着け…深呼吸を…いや落ち着けねぇよ!どうする?えっと…えっとえっと…もうどうにでもなれ!
🎰「あ…あの、指何本…」
②🕐「本当に凄いね!!!!!!!!!!!!」
🎰🔧「え?」
え?え???????????
②🕐「いや〜ほんとにこんなことがあるなんて思ってなかったよ!流石僕の部下!君達をチームにした僕ってもしかして天才?!あはは!今までこんなこと全くなかったのに…こんなことがほんとに起こるなんて!君達が敵じゃなくて良かった〜採用した僕も、君達もほんとに凄い!あはは! 」
🔧「あ、あの…」
②🕐「あは!…君達の力を少し見くびっていたよ。本当に。…期待以上だ。」
🎰「…な、なんのことだ?」
②🕐「その顔…ふふ。何が起こってるのかイマイチ分かってないね。ま、そりゃ説明してないからね… ちゃんと、君達に伝えなきゃだね。
まぁ…簡単に言えば襲って来た男は僕の部下。君達の先輩ってだけだよ。」
ん? ん??? えっと…え?
②🕐「新しく入ったきた新人には特殊な試練をいつもしてるんだ。それが、今回の襲撃だよ〜。皆一方的にボコボコにされるんだけどね…唯一君達だけは同等に戦ったんだ!彼もびっくりしたって言ってたよ〜。ほんとにこれは凄いことなんだ!まぁ…そうゆうことで、彼のことは気にしなくていいよ〜。入院してるけどね。」
🔧「…えっと…何となくは理解しました…その、警察とか、事務所とかは… 」
②🕐「そのことなんだけど…まぁ大丈夫だよ。そうゆうことがあっても今まで特に何も無かったからね。…まぁ、何かあったら相手を買収するよ。…事務所は…新しいのを手配しておくね。だから何も気にする事はないよ。」
🎰「…えぇ…」
なんか…思ってたのと違う…いや、この終わり方でホントに良かったんだけど…なんか…命懸け過ぎじゃないか?
②🕐「だから…君達には期待してるんだ。
これからも、よろしくね?」
🎰「よぉ、店長お店空いてっか?」
🔧「久しぶりだな。体調はどんな感じだ?」
🪖「頭が痛い。」
🍔「大丈夫でーす…」
🎰「おう。元気そうで何よりだな!」
🔧「明日には退院ができるらしい。良かったな。」
🪖「…ベットの上は飽きてきたからな。ありがたい。」
🍔「…もうちょっとかぁ…新生活楽しみだな…」
🔧「Chance。そろそろ行かないとまずいぞ。」
🎰「マジ?んじゃ、オレたちもう行くな。また明日会おうぜ!」
🍔「はい!…また明日!」
🪖「じゃあな。」
はい。ここまで読んで頂きありがとうございました!そして、 改めて5000いいね本当にありがとうございます。無理かもしれないけど、ここまできたら10000いいねまで行ってみたいなと思っております! もし面白ければいいねを是非よろしくお願いします!
今、本当に受験が近づいてきていて緊張しています。でもクリスマス記念の話は出したいと思っているので、遅れるかもしれませんが頑張って出します!これからも😑🌀をよろしくお願いします。
コメント
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ありがとうございます…