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4
#2434
すし🍅
17
なむ ᩚ ✞

983
ウメオニギリ
39
rimn . nmmn の単語がわからない方は理解した上閲覧して下さい︎︎⟡
rimn
※ 御本人様には一切関係ありません
. 口調迷子
. nmmn
. エセ関西弁
( 癖で標準語なってるかもです )
. 付き合ってます
. 少し mn さん病んでます
. 他メンも出てきます
ri 「 」 mn 『 』
side : mn
任務が終わった。
敵は倒した
街も 、これ以上壊されることはない
それなのに 、俺の中には何も残らなかった
『 … 』
周りでは仲間たちが任務の報告をしている
rt 「 今回も無事終わったな 」
tt 「 怪我人も確認したよ。あとは戻るだけ 」
そんな声が聞こえてくる
いつもなら俺は 『 お疲れ様 』 とか 『 帰ったら飯食おうや 』 なんて言っていたはずやった
でも今日は何も言えなかった
あの時の光景が脳に焼き付いて離れなかった
あの時 、逃げ遅れていた人がいた。
敵に襲われているところを見て
『 ( やばい 、助けなきゃ。 ) 』
と 、そう思って走った
手を伸ばした
けれど 、間に合わなかった
その人は亡くなった
目の前で敵に襲われ 、血が俺の顔に飛び散った
『 … 』
自分の手を見る。
何度洗っても 、あの日の感覚が消えない気がした
もっと早く走っていたら。
もっと早く気づいていたら。
あと少しだけ 、自分に力があったら。
そんな ” もしも ” ばかりが頭の中を回り続ける
wn 「 マナ ? 」
『 … え ? 』
wn 「 大丈夫 ? 」
『 ああ 、うん 。 大丈夫やで 』
そう答えて笑った
ちゃんと笑えていたかは分からない
wn 「 ならいいけど 。 」
ウェンはそれ以上何も言わなかった
俺も何も言わなかった
それから何日経っても 、あの瞬間のことが頭から離れなかった
仲間の話を聞いてても任務の話をしとっても 、頭に入らんかった
tt 「 マナくん 、これどうする ? 」
『 … . ん ? 』
tt 「 いや 、だからこれ … 」
『 ああ 、ごめん 。もう一回言ってくれへん ? 』
rt 「 珍しいな 。、ぼーっとしてるじゃん 」
『 … ごめん 』
そんなやり取りが増えていった
家に帰っても何もする気にもなれなかった。
ソファに座って 、ただぼんやり天井を眺める
ふと 、スマホを見る。
通知が来ていた
その中には 、ライからのメッセージもあった。
『 … 』
返そうと思った
でも 、指が動かなかった
『 ごめんな 、ライ 』
と 、小さく呟いてスマホをそっと伏せる
ほんまは話したかった
いつもみたいにくだらない話をして笑いたかった
でも 、今の俺にはそんなことすらできなかった
そして 、あの日。
遺族に呼び止められた
「 どうして助けてくれなかったんですか 」
と 、何も言えなかった。言えるはずなかった
「 あなたはヒーローなんでしょう ? 」
胸に刺さる言葉ばかりだった
「 だったら 、どうしてあの子を救えなかったの 」
その言葉が 、何度も何度も頭の中で繰り返された。
帰り道もその声が耳から離れなかった
『 っ 、』
何度も自分に言い聞かせる
仕方なかった
あれは俺だけの責任じゃない
必死にそう思おうとする
でも 、心のどこかではずっと 、
「 ” お前がもっと早ければ ” 」
と 、そう言われている気がした
家に帰っても 、眠れない
食事をしても味がしない
誰かに相談なんて出来るはずがなかった
恋人にだって言えなかった
俺はヒーローだから
俺は強くいなきゃいけないから
ずっとずっと 、そう思っとった。
でも 、ライはきっと気づいとった
「 最近 、マナ変じゃない ? 」
そんな風に思っていたのかもしれない
実際 、任務の合間に何度か声をかけられた。
「 最近 、ちゃんと寝てる ? 」
『 寝てるって 』
「 飯は ? 」
『 食ってる 』
「 … そっか 」
それ以上ライは聞かなかった
俺が言いたくないんだと分かっていたのかもしれない
それでも 、心配そうに俺を見る目だけは忘れられなかった。
———
数日後。
気づけば俺は 、雨の中にいた
傘もささずに歩き続けて 、海に来ていた
雨が頬を濡らしているのか 、涙なのかも分からない。
ただ 、何も考えたくなかった
頭の中に埋めつくしていたものから 、全部逃げたかった
『 … もう 、疲れた 』
誰もいないと思っていた
だから 、ずっと我慢していたものが全部零れた。
『 俺 、頑張ったんやで 』
『 必死に走って 、絶対助けるって 、』
『 なのに 、なんで … 』
声が震え 、その場にしゃがみ込んだ
『 なんで 、助けられへんかったんよ … 』
その時だった。
「 … いた 」
聞き慣れた声がした
振り返ると 、
そこには 、ずぶ濡れになったライが立っていた
『 … なんで 』
「 家行ったんだけどいなかったから 」
「 電話も出ないし 、嫌な予感がした 」
息を切らしながら 、こちらへ近づいてくる。
「 ずっと探してた 」
『 … 帰って 』
「 嫌だ 」
『 … お願いやから 』
「 嫌だよ 」
即答だった。
そして 、何も言えなくなった俺を強く抱き締めた
『 … 嫌や 、やめてや 』
「 やめない 」
『 俺 、今 … 』
「 うん 」
『 … 何もできない 』
「 うん 」
『 ヒーローなのに … 何もできなかった 』
そこでとうとう耐えられなくなった
声を押し殺していた涙が一気に溢れた
『 助けたかった … 』
『 俺 、ほんまに助けたかったんやで 、? 』
「 … うん 」
『 でも 、間に合わなかった 』
「 うん 」
『 俺が 、もっと早く行ってたら 、俺がもっと早く気づいてたら 、』
言葉が詰まる。本当にこんなこと言ってもよかったのだろうか。
ヒーローなのにこんな情けない俺なんて存在している意味ないんじゃないか
そんな 、自分を卑下する言葉が出てくる
「 それ以上 、自分を責めなくていい 」
『 … でも 』
「 お前は助けようとした 」
「 襲われている人を見つけて助けようとしたんだろ 」
『 … 』
「 それでも間に合わなかったことは 、全部お前のせいにはできないよ 」
何も言い返せなかった
ただ 、ライの服を掴んだ
『 … 怖かった 』
「 うん 」
『 誰にも言えへんかった 』
「 うん 」
『 こんなこと言ったら 、弱いって思われると思って 。』
「 思わないよ 」
そんな言葉を言われた瞬間顔を上げた。
ライの顔を見た 、真剣な眼差しで俺を見つめてくる
『 … ほんまに ? 』
「 ほんとに 」
抱き締める腕が少しだけ強くなる
「 マナがヒーローだからって 、ずっと強くいなくちゃいけない訳じゃない 」
「 俺の前では無理しなくていい 」
『 … 』
ライを見つめ目を見開いた。
こんな優しい言葉をかけてくれるなんて思ってもいなかったから
「 一人で抱え込まなくていいよ 」
その言葉を聞いた瞬間 、また涙がぶわっと溢れ出した
『 ぁ 、っば 、かぁ ” ッ なん 、で 、ッ そんな … 優しく 、するの ッ 、ぉ … 』
「 … なんでって 、お前が大切だからだけど 」
今までそんなこと誰からも言われたことがなかった
ほんまに俺の恋人は優しくて 、甘くて 、お人好しやった。
今までずっと 、自分一人で背負わなければいけないと思っとった。
救えなかったから。
遺族から向けられた言葉も。
自分自身への後悔も。
全部。
でも 、
今だけは 、誰かが隣にいてくれる
『 … 帰りたい 』
「 うん 、帰ろう 」
『 一緒にいてや 。』
「 もちろん 」
雨はまだ激しく降っていた
けれど 、もう一人じゃなかった
隣にいる温かさだけは 、たしかに感じられた。
最後まで見て下さりありがとうございました ♩
可笑しい点もあるかと思いますが気にしないでください
それと 、今回めちゃめちゃ見にくいかもしれません 💧
では 、また次の物語でお会いしましょう ෆ
コメント
1件
うわ、このエピソード…胸が締め付けられるような気持ちになりました。マナの「ヒーローなのに助けられなかった」という罪悪感と、そこから逃げ出したくなる気持ち、すごくリアルで切なかったです。特に雨の中でライに抱きしめられて「一緒にいてや」って言うシーン、涙腺にきましたね。一人で抱え込まなくていいんだよって伝えてくれる関係性が沁みる…。設定の「nmmn」や関西弁のニュアンスも物語に奥行きを出していて、世界観に引き込まれました。続きが気になります!