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一話参照。 作中では一切伏字は使いません。
あくまで「二次創作」としてご覧ください。
病室から出された俺らは、いかにも病人らしい格好をしたままドアの前に立ち尽くした。
「 それでは確認しますね。 右から、
クロノアさん、トラゾーさん、シャークんさん、きんときさん、スマイルさん、ぶるーくさん
以上で間違い無いですね 」
少しの沈黙の後、皆んなが少しだけ頷く。それで了承の意思は伝わっただろう。
「 それでは朝食を配りますので、食べてから検査に向かいます。 」
そう言い、朝食のパンを配る。
「 本当は皆さんの部屋のドア近くにご飯を支給するんですけど、今日だけ特別です 」
皆がもぐもぐ食べている中、ぶるーくが手を上げて、「 検査ってなんですかー! 」
と元気よく質問する。やっぱり呑気だな。いつでもこいつは。
「 いい質問です!検査とは、… 貴方達の体の状態を検査する!のみです! 質問は以上ですね?じゃあ行きましょう! 」
そう言い、俺らに反論させる気がないのかそのまま歩いていってしまう。
皆が顔を見合わせ、「なんだコイツ」と目で会話をしてから、仕方がなく着いていくことにした。
俺らがここに集まってても意味はないからな。
Nakamuに着いていって着いたのは【検査室】と札が付いている部屋だった。
「 それじゃあクロノアさんから部屋にお入りください。 」
そう言ってその部屋のドアを開けて「どうぞ」と言っているかのように立ち止まっている。
クロノアさんはゆっくり立ち上がり、少し警戒しながらも部屋に入っていた。
そりゃそうだ。こんな訳のわからない場所に連れてこられて、いきなり検査とか言われて、挙げ句の果てにはNakamuが居るし、他にもいない人いるし。
多分今夜寝る時は一瞬で皆んな眠りにつくだろうな。そう思った。
暫く経って出てきたクロノアさんにはなんの変哲もなかったが、どことなく困惑と警戒、それに悲しみが漂うような表情をしている気がした。
次はトラゾーさんが部屋に入っていく___。
「 なんかあったんすか? 」
少し慎重に聞いてみる。重い空気に口を開くのは相当な勇気があった。
「 … 中に居たんだ。 」
と、それだけぽつり。
中に…居る? この場にいない人だろうか…。
まぁでも俺も次に入るし、その時に覗いてみようと思い、空気的にも俺はそれ以上は聞かなかった。
そしてトラゾーさんが出てくる。
今度は俺の番。 いざとなると少し身構えてしまうが、「中に居る」その言葉の真相を確かめるべく、ゆっくりと重い足を感覚的には引き摺るようにしながら部屋に入っていった。
「 どうぞ座ってください 」
そう言った彼の顔を見る。
どこからどうみても「きりやん」でしかなかった。
それに後ろに仕えるように佇んでいる男と女_ いや、男2人は、「ぺいんとさん」と「しにがみさん」に似ていた… というよりそう考えていいだろう。
少し考えていると、きりやんが口を開く。
「 何か体に異変はありませんか? 」
そう聞いてくる。 特にないので、「無いです」と答えると、紙の挟まれたバインダーを渡してきて、「ここに書いてください」そう言われたので、ペンを持ってその紙と睨めっこを始める。
そこには名前や性別、生年月日などの基本的なことが書かれていた。一瞬ペンを止めるが、再び強く握り直して書き始める。
そうして「検査」は終わった。そしてこの日ももう終わりに近づいていた。
皆が検査し終わり、その後はこの院内の案内をされた気がするのだが、疲労が溜まりすぎてもう何も覚えていない。
そうして1日が終わった。とても長く感じた。