コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
もう嫌だ…
もう無理なのか…、?
他に方法はあるか、?
楡井と蘇枋を助けられる方法、救える方法、死なない運命にする方法…、
何でなんだよ…
楡井…蘇枋…お前らは何で…
いっそのこと…正直に話してみるか、?
駄目だ…そんなこと信じてもらえるはずがない、
一体俺はどうすれば…
っ…それなら…
俺があいつらが死ぬところを見なければ…俺があいつらの前に居なければ…
…駄目だ駄目だ駄目だ、そんなこと考えるな、
俺が考えてるのはあいつらを救う方法だろ、!
その瞬間を見たくねぇからって何考えてんだよ俺…
誰かに相談出来たら…
いや…これは俺一人でやるしかねぇんだ、
俺がやらねぇといけねぇことなんだ、
ガラガラ(教室の扉を開ける
楡井「桜さん!おはようございます!」
蘇枋「おはよう、桜くん。今日は少し遅かったね。」
桜「ぉ…おう…」
(考え事してたからか…)
楡井「あ!そういえば今日見回りの日でしたね!」
蘇枋「じゃあ、そろそろ行こうか。」
桜「……」
(このままじゃ駄目だ…どうにかして未来を変えねぇと、!)
見回り
楡井「~~ですね!」
蘇枋「~~だね。」
桜「………」
(前からトラックが突っ込んでくるのが見える)
桜「…左に来る、」
楡井「…?桜さん?どうかしましたか__」
(楡井と蘇枋の手首を引っ張って右側に寄せる)
(トラックは桜たちが最初に居た左側へ突撃する。楡井と蘇枋は無事だ。)
桜「っ…はぁ…、」
楡井「…え…?」
蘇枋「…っ、!」
やっと…やっと救えたのか…?
(体の力が抜けてへたり込む)
楡井「桜さんもしかして…あれを知ってて…!」
桜「…ぇ…」
(桜たちは炎に包まれる)
楡井「え、」
蘇枋「(これ…もう無理かな、)」
体が熱い、頭が働かない、皮膚が焼けていく
油断してしまった…
俺が油断してなかったら…
熱い…痛い…
顔の皮膚まで溶けてきた…
そろそろ俺も…
――――――――――
5回目――
(今日の朝に戻る)
桜「っはぁ…っ…」
大丈夫だ…大丈夫…
もう少しで出来る…
あいつらを助けることが出来る、!!
もう少しだった…
もう少しで出来たのに…
すまねぇ…楡井、蘇枋、
何回も繰り返しちまって、
何回も犠牲にしちまって、
今度こそ…今度こそ助けるからな、!!
俺がへこんでても仕方ねぇ…
でも…
(足が震えてくる)
足が動かねぇ…前に進めねぇ…
っ、やめろ…そんなこと考えるな…
出来る…きっと出来る、!!