この作品はいかがでしたか?
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お馴染みの人ですどうも!🟦🏺書くの楽しすぎる〜〜〜2人の性格がマジで好き…
ンじゃ今回もさっさと本編に😆
ずぅぅ〜〜〜っと書きたかったやつなんだよね。前回とは繋がってないけど許してください😌
センシティブ要素 無
stgr本編を見てからの閲覧を推奨します
御本人とは一切関係ありません。
ao 攻 tb 受
aoが闇堕ち&結構最低 ⚠️
ao 🟰 「 」 tb 🟰 『 』
その他 《》
―――――――――――――――
tb視点
ン”〜〜〜〜…眠ィ。重い身体を起こして起き上がると、昨日の夜はいたアオセンが隣に居ない。もう出勤したのか?おっかしいな。まァいいか、早寝でもしたんだろ。そう思い少しばかり寂しい気持ちを抑えて支度をする。
そして今日もいつも通り優雅にパトロールをしていると、信じられない無線が耳に飛び込んできた。
《 銀行強盗発生!!犯人は───
青井 らだ男 !
》
そう、耳に飛び込んできたのは
俺の恋人が罪を犯したと言う報告。つまり、
闇堕ち。
『は?』
ウソ、ウソだ。そんな訳ねえ。何かの間違いだ。昨日の夜まで普通だったのに。そんな前触れもなかった。俺になんの報告もなくアオセンが俺ら警察を裏切って寝返るなんて、そんな、そんな事、ある訳、ない。壊れてんじゃねェのかこの機械?
そんな疑いを持ちつつもやっぱりいてもたってもいられなくて、俺は無意識にアオセンが居る可能性のある銀行へとハンドルを切っていた。
『…特殊刑事課つぼ浦、銀行強盗現着です』
銀行に着いた。でも、入る気になれない。本当に居たら、どうすればいいんだ。アオセンは警察に二度と戻れない?俺らは敵になる?じゃあもう、
一緒にいられない?
『ッは、!!っはーーッ、!!…ヒュッ、』
《つぼ浦!!?大丈夫か!》
考えるだけで息切れして涙が出てくる。動悸が止まらない、喉からは言葉なんて出なくて嗚咽しか出ない。
でも行かなきゃ行けないんだ、俺は特殊刑事課、警察だから。確認しなきゃいけない。これは俺の仕事なんだ。
『…すみません。大丈夫、ッス。…つぼ浦ーー、突撃してきまァス!!』
さっきの涙なんて幻覚かと錯覚するようないつもの元気を取り繕って銀行の中に入る。
『特殊刑事課つぼ浦だ!!!人質を解放しろーー!!』
……中から何も聞こえない。まさかもうもぬけの殻か?そう思いドアを開けてみると、
――――――――――――――――――
ao視点
「ははは、ッやっぱり。待ってたよつぼ浦、お前なら中まで入って来てくれると思ってた。死ぬかもしれないのに根性あるねぇ。」
固まるつぼ浦の手を無理矢理引いて同じ部屋に入らせ、鍵を閉める。
『い…ッ!?!?……ア、オ、、セン…?何で、』
初めて強く手を引いたからつぼ浦は怯え始めちゃった。ああ違う、違うんだよ。そんな怖がらせたいわけじゃなかったんだけどな。
「ねぇつぼ浦。俺と一緒に闇堕ちして?」
『……………は?』
俺が通常重い言葉を笑顔で言うと困惑したのか恐怖を感じたのか、つぼ浦は数秒停止した。
『な、なんで…別に警察でいて嫌な事なんて無かったじゃないスか、そんな、……』
「ンーーーそうだけどね。なんて言うか、飽きちゃった」
本当は飽きたなんて理由じゃないけどね。
ただ、アイツらの中につぼ浦を狙ってる奴がいたから離れさせたいってだけで。だって、
つぼ浦の魅力を知るのなんて警察の中でも人類の中でも俺一人でいいから。
『ッッ飽きたからってこんな事!!!…こんな、事、』
やっぱり根は正義感の強いつぼ浦は反対してくるか。うん、予想通り。
でも俺はつぼ浦が思ってるより諦め早い男じゃないよ。俺はどんな手を使ってでもつぼ浦を巻き込んで一緒に行く覚悟だからね。
「…そっか。じゃあ、俺はあっち側にいくからもう一緒にいれないや。今までありがとうね、ばいばいつぼ浦」
『やッ……!!!ヤダ!!!!まって、待ってくれ、それだけは、…嫌、だ、』
………ッぁはは、 可愛いなあ。
俺と離れて、恋人でいられなくなって触ることも話すことも出来なくなるってなったらボロボロ涙を零してどうしようもなく俺に縋り付くお前が本当に可愛い。
俺がいなきゃダメなんだもんね、快楽を与えてくれる奴もいなくなっちゃって、甘々な言葉をかけてくれるやつもいなくなる。そんなの嫌なんだもんね?
『ぅ、………ぇぅ、ッぁぉせんと離れるのは、いちばんいやだ、ッ置いていくな、お願い、だから、頼むから、ぁ…』
「でも敵同士の恋愛なんて許されないでしょ?だから、…ね、ほら。ばいばいしよ?」
俺がさらに追い打ちをかけると、絶望したような顔で俺を見つめてくる。あぁ…可愛い。俺と離れるってだけでこんなんになっちゃうお前がほんとに可愛い。
でも今は撫でちゃダメ、本当に離れるかもしれないって思わせなきゃいけないから。
「じゃあね、つぼ浦」
俺がそう言って金庫を出ようとすると、つぼ浦が後ろから勢いよく抱き締めてきた。
『ぉれも、ッ警察辞めっから…ッいくな、離れないでくれよ、あぉせんん…ッヤダァ、ぅぁぁ…ッ』
「ホントに?俺と一緒に来てくれるの?」
『行く、行くから…』
「…つぼ浦はホントに俺の事好きだねえ。分かったよ、信じる。…これからも一緒にいようね、つぼ浦。」
そう言って優しい笑顔を見せればつぼ浦は仲間を裏切る故に複雑な表情をしながら、それでも俺と一緒にいられる喜びに負けて俺の胸に顔をグリグリと埋めてくる。
『すき、すきです、アオセン…ッ』
俺と離れるのが相当怖かったのか普段言わないような事を言う。ははは、堕ちちゃってるなぁ。あーーー、…可愛い……笑
「俺も好きだよ。大好き。」
そう言ってちゅっと頬に口付を落とせば、泣き疲れてしまったようでつぼ浦はすうすう眠り始めた。
いつもめちゃくちゃうるさいのに寝てる時は意外と静かなんだよなあ。そんな意外な一面を知ってるのも俺だけでいいんだ。全部、俺だけのもの。
そして俺はつぼ浦を抱き抱えて銀行から出る。…あらあらコレは。元仲間の方々じゃないですか。そんなにつぼ浦が大事なんだ。愛されてるねえ、つぼ浦。
イヤ、つぼ浦ひとりじゃ心配なだけかな?笑
まぁ、どっちでもいいや。
「ごめんね皆。じゃっ、ばいばーい!」
瞬く間に3人撃つ。火事場の馬鹿力ってやつかな、これが。まぁ、ケジメがついたねコレで。もう二度と仲間に戻ることは無いだろう、犯罪現場でまた会おう元仲間たち。
『…ん、ァ…?』
「あ、起きた?おはよう、つぼ浦。」
『おはざァス…ァ?ここどこすか』
「ん?俺達の新しい家」
『まァた家買ったんスカアオセン!最近買ったばっかだろ!?』
「しょうがないじゃーん前の家はもう警察署の近くなんだからバレるのも時間の問題だし。」
『あぁイヤまぁ…それはそうか。 』
「あはは、やっぱり警察辞めたの忘れてた?まだ実感湧かないかぁ。」
『ッスね、………ホントにコレで、良かったんスか?アオセン』
「俺は満足。だって、
これでつぼ浦が独り占めできるしね?」
『ンな……ッ! //…マジそういう所だわアオセン 』
「どういう所だよ笑」
『ナチュラルにそういうこと言うんじゃねー!今ロケランあったらぶっ放してっからな俺!!』
「お前も金の使い方もうちょっと考えろよ…」
『家ポンポン買うアオセンに言われたかないですよ』
言い合いになって、何だか少しおかしくて2人でふはっと笑う。良かった、やっぱり少し気にしてはいるみたいだけどそんなに深く傷は入ってないね。
「はははは、…あ、そうだつぼ浦」
『ン?なんスか』
そう話しかければ俺の片腕とつぼ浦の片腕を手錠で結びつける。
『……?……は?は?…何してんの???』
「そりゃ見ての通りですとも」
『いやこれじゃあ生活しずらいだろ!!早く外せ!!』
「あごめん鍵もう捨てちゃった」
『トイレとか風呂とかどうするんスか!!!??』
「一緒に入れば良くない?」
『そういう問題じゃねェェェェ!!!!』
「いいじゃーん退職記念として。ね?指輪みたいなもんだよこんなの、誤差誤差」
『なん、ッ…なんかもう…良いやそれで 』
怒るのもバカバカしくなったのか騒ぐのをやめた。
「でもほらアレだね、これでえっちの時ずっと顔面見れるね」
『やっぱ死ね』
とんでもないド直球ストレート。流石は元特殊刑事課、特殊すぎる。
俺にウンザリしたのかつぼ浦は手だけをこちらに向け、そっぽを向くようにして二度寝し始めた。
でも、これをしたのは単純な支配欲だけじゃなくて、つぼ浦を守る為でもあるんだよ。
敵にもし狙われたら俺が0.1秒にも満たない速度で助けれる様に。絶対指一本触れさせない様に。 鍵は本当は無くしてないことも今は内緒。
だからただ今は。俺に騙されて守られててね、純粋なつぼ浦。
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なんだこれ……こんなの書くつもりじゃなかったんだけどなおかしいな……(頭抱)
まぁいっか。それでは今回も閲覧ありがとうございました〜。
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