この作品はいかがでしたか?
911
この作品はいかがでしたか?
911
コメント
3件
吸血鬼パロは最高すぎる👍 大好きです
ど〜〜も。おなじみの人ですー。何回言ったんだろこのセリフ。
ソレは置いときまして、と。今回吸血鬼パロ書きたいな〜〜〜って思ったので書きます!!
ao 攻 tb 受
センシティブ要素 有
グロ要素 有
ao 🟰 「」 tb 🟰 『 』
――――――――――――――――――
ao視点
俺は青井らだお。俺は誰にも言っていない秘密がある。それは、俺は「吸血鬼」という事だ。吸血鬼とは、基本的に人間の血を吸いながら生きていく生物。人間の血を欲するだなんて警察向きでは明らかに無い 。
とは言っても、誰に対しても血を求めるわけでは無い。俺が血を求める対象は、 「好きな人」 だ。 だから余計タチが悪い。
この世界だと吸血鬼に噛まれた人間は、噛みつかれば最後、相手は噛みつかれるのを快感と覚える身体になる。もう普通の人間には戻れない。俺みたいな吸血鬼が血を欲するように、噛まれた相手はそれを欲するのだ。しかも、生憎俺には好きな人が居る。
それは つぼ浦匠 という男だ。純粋で、身勝手で、優しくて、ムードメーカーで、いつも自由奔放。そんな純粋無垢なつぼ浦に汚い感情なんてぶつけられないし、俺がお前の血を吸いたいだなんて言ったら100パー嫌われるからね。
だから今日もトマトジュースで欲求を抑えてる。だけどまずい、今日の出勤時間の残りの分家に置いてきちゃった。やらかした。
今外に出たら人を襲いかねないが、まぁ俺は他の人には血を吸いたいという感情が湧かないし本能も働かないので大丈夫だろう。ただ、つぼ浦にさえ会わなければ大丈夫だ。
そうして俺はため息を1つついてから、いつもの様に仮面を被り警察署から出る。パトカーを出そうとした、その時だった。後ろから聞き慣れていて、そして今一番聞きたくなかった声が聞こえた。
『お、アオセン!おはざーす』
とんでもないフラグを回収した。今だけは会いたくなかったのに。今すぐ飛びかかりそうになる手を強い力で握りしめて抑え、必死に平常を保ちながら返答をする。
「ああ、おはよーつぼ浦」
『どっか行くんスか?事件まだ今日起こってないですけど』
「ちょ、ちょっとね。ははは。」
『……何かいつもと違ェな。何かあったのか?』
「、え?そんな事ないよ、気の所為気の所為」
俺が必死に取り繕うと、ピコン と通知が来た。
『そうか…あ!!銀行強盗だってよ。アオセン今暇だろ?行こうぜ 』
「え”ッ………まぁ、うん、分かった。つぼ浦一人だと心配だしね」
『どーゆー意味だ』
問い詰めてくるつぼ浦を無視してパトカーに乗る。そしてつぼ浦は助手席に座れば走り出す。
ああもう、なんでこうなったんだ。まあ、短時間ならまだ大丈夫か…
にしても、つぼ浦綺麗な首筋してるなー …
美味しそう。……じゃないじゃない!!ダメだ、運転に集中しなきゃ。
そうして葛藤の中で車を走らせていると銀行に着く。
『特殊刑事課つぼ浦参上!!!出てこい犯人!!』
つぼ浦がすぐさま銀行の中へと突っ込んで行った。相変わらず危機感とかないのコイツ?
『ァヤベェ犯人出てきた!?!?オラァ死ね!!!』
つぼ浦が犯人にバッドをかます。勝敗は……つぼ浦が勝ったみたい。なら俺行かなくて良かったじゃん、態々危険な事したなあ。じゃ、早くトマトジュース買いに行こ………
その時、俺の心臓がドクンと強く脈打つ。
あれ?身体が、動かない。…ヤバい、勝手に身体がつぼ浦の方へと進んで行く。鉄の匂いがする。…つぼ浦、1発パンチ食らったのか。出血してる。綺麗、だ。美味しそう。
『アオセン?無言でこっち来てどうしたんスか?………アオ、セン?』
「ッは、ッはーーッ…っ………逃げて 」
目の前の人物に今すぐ噛みつきたくなる。クラクラするぐらい甘く感じる血の匂い。ダメだ。壊したくない。嫌われたくない。ダメ。噛んじゃダメ。そう分かってても本能に抗えない。
『逃げて……??犯人もう死んだが?誰から逃げろと?』
「良いから早く…逃げろッ!!!」
俺が珍しく声を荒らげると驚いた様な表情で俺を見てくる。俺はお前を傷つけたくないんだよ、分かって。お願い。
『…今日のアオセンやっぱ可笑しいぜ?どうしたんだよ。』
心配そうにして近づいてくる。今はその優しさが仇となった。ああ、これ、もう、ダメだ。そう気づいた直後に、俺は歯を立ててつぼ浦の首に噛み付いてしまった。
『ぃ”い”…ッ!!!ぐ、ぅ”、…ッぁ”…!!何、すんだ 、 ぁ”おせん…!!』
ガブリと深く噛み付いた後、ちぅ〃と血液を体内に送り込んでいく。結構な量を吸ったと思えば、傷を舐め取り首から口を離す。
『ッ”ふ、ぅ”ぐ…ぁ”ッ!!な”に、して…は、どう 、いう… 、………ァ』
そのままつぼ浦は貧血で倒れた。ああ、やってしまった。こんな、こんなつもりじゃなかったのに。俺は大人しく自分で救急隊を呼んだ。そうして倒された犯罪者とつぼ浦は救急隊に連れて行かれた。 事情は説明しなかった。できるわけが無い。
ただ、俺が吸血鬼だとバレるのも時間の問題だろうね。つぼ浦がバラせばお終いの事だから。腹を括ろう、自業自得だ。
翌朝、いつも通り出勤した。冷やかな視線は受ける覚悟で署に行ったが、変な噂は1つも流れていなかった。まさかあのつぼ浦が何も言及していない?何で?
そんなことを考えていればバチッと目が合う。そう、つぼ浦だ。…気まずい。最高級に気まずい。
『…………アオセン、おはざす』
「……お早うつぼ浦 」
『……あのー、怒ってないんでどういう事か説明してもらっていいスか?』
…もうやっちゃったもんはしょうがないもんね、手遅れだ。ちゃんと説明しよう。
「…あのー、俺はね?実は吸血鬼なんだよ。」
『……吸血鬼ィ?ソレってあの、人間の血吸わねえとダメーみてえなアレか?』
「そうそれ。俺は吸血鬼の中でも少し特殊な部類で、好きな人の血しか欲さない吸血鬼。で、ここからが大事なんだけど…噛まれた相手はね?…覚悟して聞いてよ?」
『もうとっくのとうに出来てるっつーの。俺は何言われてもビビんないぜ?』
「そっか。噛まれた相手はね、逆に血を欲する吸血鬼の事を欲する人間になっちゃうの」
『…………は?????』
何言ってんだコイツ、って顔で見てくる。そりゃ無理もないか、吸血鬼なんて縁のない存在だったんだもんね。昨日まで。
「やっぱり知らなかったか。俺に噛まれてから何か違和感無かった? 」
『……そういや、アオセンに噛まれた所見る度心臓クソ騒ぎ立ててたな。』
「明らかにそれ。100パーそれ。…じゃあ、 これはどう?」
そう言って仮面を外し、鋭く尖った歯を見せてみる。
『ッ…!?!?』
ガクン、とつぼ浦の足の力が抜けて俺に寄りかかる。へぇ、やっぱり本当なんだね。
『な、んだ、これ…ッ、?ッぅ”、ぐ…っ』
「こういう事だよ。つぼ浦は俺に噛まれたからそんな体になっちゃった。」
『ッ、さい、あ、 くだ…ッ』
「俺だってそりゃあ噛みたくなかったよ?でもトマトジュース買いに行こうとしたらつぼ浦が止めてきたから。」
「それにさっきの話、ちゃんと聞いてた?俺は特殊な吸血鬼で、
好きな人の血しか欲さないよ。」
『…………へ、』
「俺はつぼ浦の事が好きだから血を吸った。吸わざるを得なかった。でもごめんね、つぼ浦の体にも影響出ちゃう。」
そう、そうだよ。つぼ浦は俺の事なんてなんとも思ってない、ただの先輩なんだ。そう考えれば俺迷惑掛けまくってない?
「これからはつぼ浦が発作起こさないように俺出来るだけ距離取って働くからさ。じやあ、またね」
そう言葉を置いて席を立とうとすると、つぼ浦が俺の服をグイッと強く引っ張り、俺がつぼ浦の上に覆い被さるような構図になってしまった。
『ッなんで、俺が……ッアオセンの、こと、好きじゃない前提で話進めてるンスか…ッ!』
「…ぇ」
『ずっと好きだったのは俺の方だよ、バーカ、アオセンマジでバカ、鈍感、アホ』
顔を真っ赤にしながら小学生のような暴言を吐いてくる。……え?つぼ浦俺の事好きだったの?だってそんな素振り、だって…
『なんで俺が救急隊にアンタが血ィ吸ったって言わなかったと思ってんだよ、』
「え、わ…わかんない」
『だから、ッ…アオセンに会えなくなるのが…、嫌、だったから、…そうじゃねェと今頃バラしてるに決まってるだろ、こんなビッグニュース』
「確かにそうだね、こんな面白い騒動中々無いもんね…あのつぼ浦がなんでバラさないんだって思ったよ」
『……ッだから、!!距離取るとか言うな、!!倒れねェ程度なら幾らでも吸え!!俺はそんな弱い男じゃねェ、』
「………良いの?俺抑えれなくなっちゃうかもよ、」
『いいんスよ。つかなんて言うかその、吸われてる時そりゃ勿論痛いけどよ、なんつーか…別に嫌な感覚では、ねぇ、し、むしろ何か…好き、かも、しれねえ』
「………はぁ〜〜〜〜〜〜。ちょ、マジでごめん。血不足してる訳じゃないんだけど可愛すぎるから吸っていい??」
『はァ?????俺の血無限じゃないんだぞ???…良いですけど』
「良いんだ。じゃ、いただきます。」
そう言って俺はまたつぼ浦の首にかぶりつく。今度は出来る限り痛くないように、かぷ、ッとゆっくりと歯を入れていく。
『ん”ん〜〜…ッぅ”、ひ、ぁ”ん…ッ』
そして少量の血を吸って口を離す。前を見ればそこには目がとろんと蕩けたつぼ浦が居た。貧血気味だし噛まれた快感もあるしで脳みそふわふわしちゃってる?可愛い。
「つぼ浦はほんと可愛いね。俺に血吸われるのきもちーの?」
『ンぅ、?きもち、ぃ、あぉせん、すきです、もっと、』
「俺も好きだよ。でもダーメ、これ以上はつぼ浦が倒れちゃう。だから、こっちで我慢して?」
そうして唇を重ねる。ぴちゃぴちゃと音を立てつぼ浦の口内に舌を入れて、奥へ奥へと進んで行ったり歯をなぞったり。そんな事を繰り返してると腰を引き気味にさせていたのでするりと手で撫でてこちらに引き寄せる。少し撫でただけでビクッとする敏感な体が愛おしい。
『ッン…ふ、んむ…ッぅ、ぁん…ッ♡』
「ほんと可愛い声。…続きは家でしよっか」
『んぁ、?ン、』
『つぼ浦、青井、退勤しまーす。』
そう言ってつぼ浦と一緒に俺の家へ行く。何気に家に人呼ぶの初めてかも。
そうして着けばつぼ浦を優しくベッドへ下ろす。
『…あの、あお、せん』
「ん?どうしたの、つぼ浦。やっぱり嫌?」
『嫌、じゃなくて、その…俺、こーゆーの、初めて、なんで…優しく、してくれ』
いつもの大きい声はどこへ行ったのかと思うくらい小さな声でそう伝えてくる。逆効果すぎる。
「勿論。できる限り優しくするね」
そう伝えてつぼ浦の服を脱がせ、俺も脱ぐ。裸になると恥ずかしいようで、足を閉じて穴を見せないようにしているつぼ浦がとっても可愛い。
「つぼ浦ー。足開かないと挿れられないんだけど…」
『で、も…恥ずいモンは恥ずい、』
「そっかあ、じゃあこうするしかないね」
力づくでつぼ浦の足を大きく開かせる。そしてローション代わりに俺の指に唾液をつけ、つぼ浦の穴に1本だけ優しく指を入れてみる。
『ぁ、っヤダ、この格好恥ずいぃッ、!!ッひぁッ!?ぁっ、おせんん、ぁぁ…ッ…、!や、ぁ、ひぁん…ッ!♡』
まだ1本挿れただけなのに。敏感だなあほんと、そう思いながら更に奥へと指を挿れていく。途中にしこりのようなものを見つけ、そこをトントンと軽く押してみる。
『ッひああぁッ!!おかしくなっちゃぁッ♡あぉしぇ、あおせッ!ひゃぅぅッ!♡♡きもち、きもちぃッ♡♡すきッ♡』
「きもちいねえ。もっと気持ちよくなろーね」
目を上向かせて気持ちい気持ちいと喘ぐつぼ浦が可愛くて可愛くてつい意地悪したくなる。しこりを強くグッと押してみる。
『ッぉ”ぁぁ”〜〜ッ!!!ひゅ”ッん”ぐッぁ”〜ッ!!きもちぃッすき、あおせぇ!ッもっと、ちょーら、すきぃっ♡♡』
強く押せば大きい喘ぎ声を出して絶頂する。あ〜…可愛い。
「…ほんと可愛いねお前は。ねえ、つぼ浦?俺の欲しい?自分の口で言ってみて?」
『ほしぃ、ッあおせんの、いっぱいかんで、きすして、突いて、ほしぃ、ッ、』
ぁは、もう脳溶けちゃってるや。まあいいや、どんなつぼ浦でも可愛いし。
「偉いね、ちゃんと言えて。偉い子にはご褒美あげる。」
そうして俺の肉棒を勢いよくつぼ浦に奥まで挿れてあげる 。
『ぉ”お”〜〜〜ッ!?!?ァ、あッ!♡♡ひぬ、ひんじゃぁ、ッ!!んん”〜〜ッ!! 』
「死なない死なない。大丈夫だよ、ほら。俺の手握ってて?」
そう言って手を差し伸べれば素直にきゅっと繋いでくる。
そしてどちゅどちゅと卑猥な音を立てながら激しく突いてあげる。そして同時に、かぷっと優しく肩に噛み付く。
『ぁああッ!!!♡♡ひゃぅッ!むり、ッやぁ!こんな、ッのしらな、ッ!!♡♡あぉいせんぱ、ッぁ!!すきッ、す、ッぅ〜〜〜ッ!!♡♡』
好き、すきと言いながら絶頂し、快楽に耐えきれなかったのかそのままパタリとつぼ浦は気絶した。あ、初めてなのに優しくするって忘れてたや。まぁ、気持ちよさそうだったしいいか…にしても可愛かった。…両思い、か。嬉しいなぁ、つぼ浦と…
大事にしたい。けど、壊したい。そんな複雑な心を抱えたまま、今は俺が汚した純粋無垢なつぼ浦を大事に大事に扱って、優しく撫でて、時には激しく愛してやりたい。吸血鬼な俺でも愛してくれて溺れてくれている、この1番の幸せを離したくないから。
―――――――――――――――
長い、長い…初めてこんな長さの奴書いた…6000文字??吸血鬼パロ書いてたら最近シてるシーン書いてないなって思って書きたくなっちゃって書いたら、コレ。まあいいや…
こんなに長々しい作品を最後まで見てくださった方々に感謝します。
それでは閲覧ありがとうございました。