お世話になっております、城二です!
本日は、ただいま執筆中の異世界ファンタジー「ガンマンフール・リンカーネーション」にて、主人公の保安官ちゃんが口々に出した銃火器達について…
少しばかりご紹介させていただきます!
早速どぞ!
コルトM1873.SAA(シングルアクションアーミー)
西部劇の代名詞にして、ハリウッド映画界の銀幕に勇ましい撃鉄の音を響かせた不朽の名銃!その特徴は、今まで弾薬の装填を完了させるため複数あった行程を1つに簡略化させるフルメタル・ジャケットと呼ばれる弾の使用を可能とした一丁であります!
意外かもしれませんがシングルアクションちゃんが荒野に誕生したのは1873年という、割と遅まきな登場という生を受けてもおられます。
コルト M1851NAVY
ドラグーン2ndの愛称で知られる6連式の回転拳銃の一丁です。保安官殿もシングルアクションアーミーを使う前はこちらのドラグーン2nd君を愛銃に使っていたという設定です。
ただこちらのリボルバー…シングルアクションちゃんみたくフルメタル・ジャケット向きでない構造しておりまして…
弾薬装填にはやや手間のかかる行程がございます…
ただ!回転拳銃自体一度に6発の弾薬を装填できる機構に加え、銃口内にはライフリングと呼ばれる螺旋状の溝が彫られている等の確信的な構造していたためまだまだ確信的な部類ではございました!!
(※ただしSAAちゃん、あなたみたいな便利すぎるのはダメな子よ…)
ペッパーボックスピストル
1830年頃から西部を始め色んな国で出回ったリボルバーの大先輩的ポジションの一丁です。
見た目はご覧の通り…銃身がどえりゃあごっつぃ!!これに尽きます!
ちなみに、SAAやドラグーン2ndのようなリボルバーは射撃する前にマガジンのおしりについてる撃鉄と呼ばれる部品を指で起こしてから引き金を引くという所作が必要で、銃自体は引き金を引くことで撃鉄を落とすという「シングルアクション」を行うという構造になっております。
一方ペッパーボックス君はですね…引き金引く事で連射することが出来るという速射性に優れちゃうやや反則な機構を持ってる子なんです…!
ただし、ライフリング等が施せない為、近距離でもたまが外れるみたいな苦労があった為…一長一短という塩梅であります。
マッチロックライフル
日本では火縄銃の相性で知られる16世紀頃の長銃でございます。
ポルトガルやスペインといった当時の世界の覇権国家が開発した銃種で、ポイントは備え付けている縄に火をつけて火薬と鉛玉を詰めた薬室に着火させて弾丸を打ち出すという構造をしております。
ちなみに日本の種子島銃と西洋の火縄銃にはちょっとした機構の違いがあり…西洋式は引き金を引ききらなければ着火しないという問題があった一方、日本の鍛治職人は、引き金にバネを付けることで引き金を引くとほぼ同タイミングで射撃させる機構を初め、銃口先端部に狙いを付けやすくするための照準を付けるなど独自の進化を遂げております。
この時代から、日本の鍛治技術が凄かったことが伺えました!
フリントロックピストル
火縄銃と構造を同じくする短銃です。
ただ、1番の違いはそれまで着火調節が難しかった縄に対し…フリントロック式は着火面に火打石を使用しているという違いがあります。
ちなみに、火縄は縄を燃やす関係上…密集した際に近くの人の銃に引火した結果暴発するというトラブルに苛まれ、密集隊形ではお隣さんの銃が暴発するという問題があったそうです。
しかし、フリントロック型はそれらの問題を解消しており、多くは結構早い段階で火打ち石銃に切りかえたとか何とか…
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本日はこの辺りで!
拝読いただきありがとうございました!
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