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あの夏が飽和する。/カンザキイオリ様
曲パロ《番外編》
⚠前回までの話の他のキャラsideの話となっております。
前の話を読んでいない方はそちらからお読み下さい(* .ˬ.)
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N o s i d e
緊急で開かれた柱合会議。
柱合会議には、柱である9人の鬼殺隊士が参加する。
しかし、その日の会議に参加したのは6人だけだった。
産屋敷家の現当主である産屋敷耀哉は会議を始める。
その内容はとても衝撃的なものだった。
「蛇柱が一般の鬼殺隊士を任務中に殺害し、その翌日から、蛇柱・水柱・風柱 の行方がわからなくなっている。」
胡 蝶 s i d e
「…どういう事ですか…?」
皆は驚き、口々にそう言う。
正直、私も意味がわからない。
他の方も勿論そうですが、伊黒さんは人一倍真面目に任務に取り組んでいたのに…。
何かあったのでしょう 、、?
鬼殺隊は人を守る仕事。
鬼殺隊では人を殺すことはご法度に触れる。
いや鬼殺隊とか関係なく、人を殺すのは駄目なのだけれど。
それなのに人を殺す、だなんて何が理由があったに違いない。
「どのような経緯でそのような事が起きたのか、説明頂けますでしょうか。」
私が言うと、御館様はこう言った。
「報告してくれた隊士の話によると、小芭内が癸の隊士達との任務で、戦闘中に、任務に来ていた女性隊士が小芭内にずっとくっついていたらしいんだ。だから、近くにいたから、鬱陶しくて殺したんじゃないか、と言っていたよ。」
それって、単に近くにいたから鬼への攻撃が当たってしまっただけなのでは…?
なんて思っていると、時透くんが言った。
「それ、、近くにいたから攻撃が当たっただけなんじゃないですか?」
「そ、そうよね…!
私も、そう思いますっ…!」
甘露寺さんも続けてそう言った。
「…私もそう思って、その子に聞いてみたんだ。けれど、「故意的にやっていたと思う」の一点張りでね…。」
「何の根拠があって んなこと言ってんだよ…」
宇髄さんが言う。
「 行方がわからなくなっているということは、まだ伊黒さん本人に事情聴取はできていないということですか?」
私も質問する。
「そうなんだ。だから、皆にも3人の捜索を手伝って貰いたいんだ。
皆、協力してくれるかな?」
「勿論です。」
「承知しました。」
その場にいる全員が言う。
…なんだか、嫌な予感がする。
宇 髄 s i d e
会議があった次の日から、3人の捜索は始まった。
捜索にはあの3人を除いた柱6人以外にも、竈門とその同期達5人や、蝶屋敷の神崎とやらに加え、一部の一般隊士達など、大勢が参加した。
勿論俺の嫁3人も。(どや)
こんなに大勢で捜索しているのに、1週間程経っても一向に見つからない。
もしかしたら、もう近くにはいないのかもしれない。
しかし、この1週間でまぁまぁ遠いところまで行き、探したりもした。
「地域の人に聞き込みとかもした方がいいのかねぇ…。」
俺がそう言うと、
「そうだね。」
と時透も言う。
「すいません、こんな感じの隊服着た3人組見ませんでしたか、?」
俺の隊服では少し分かりづらい為、時透の隊服を指差してそう尋ねる。
「あぁ。今日の朝、この辺を歩いているのを見たよ。」
「!!」
現在時刻は正午を少し過ぎたくらいだ。
今なら追いかければまだ間に合うかもしれない…!
「その人達、どの方へ行きましたか、!?」
時透もそう尋ねる。
「あぁ。あっちの方だったよ。」
「っ!ありがとうございます、!!」
「俺は西の方に鴉飛ばすから、時透、お前は東の方に飛ばしてくれ、!」
「、分かった、!」
甘 露 寺 s i d e
しのぶちゃんと師範の煉獄さんと一緒に捜索をしていた時、突然無一郎君の鴉が来た。
「サンニンノ モクゲキジョウホウ アリ !! モクゲキジョウホウ アリ!!」
「本当ですか!?」
「むぅっ!?」
「ほ、本当に!?」
「アンタタチモ カラス トバシテ ジョウホウキョウユウ シナサイヨ!!」
「分かった。 飛ばしておく。
時透のいる場所まで案内してくれるか?」
「ツイテキナサイ!!」
「ああ。甘露寺、胡蝶行くぞ!!」
「は、はいっ!」
「はい、!」
やっと見つかったんだ…!
早く伊黒さんに会いたいなぁ…っ
なんてねっ、笑
時 透 s i d e
僕の鴉から、甘露寺さんと煉獄さん、胡蝶さんに情報の共有ができたみたいで、その3人の協力もあって、早く皆を集めることが出来た。
待ってる間、他の人にも情報提供して貰ったりしてたから、あとは言われた通りの範囲を捜索するだけ。
今ならそこまで離れてはいないと思うけど…。
見つかるかな…?
いや、僕たちの力で絶対に見つけてみせる。
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ちょっと遅くなりましたが番外編です
続きます☞
なう(2024/08/07 23:27:37)
2話書いて保存して公開までちゃんとしたのに消えたんだけど
まじで萎えるからやめてほしい(