リクエストでございますわ〜!!!
kaiさま、リクエストありがとうございます!
短くなっちゃった!すみません!
「うお〜しゅっぱーつ!」
「いえ〜い!!!」
玄関を出るときから既にウキウキしている俺たち。2泊3日の荷物を持ち二人で家を出る。
俺とぺいんとは二人きりで旅行に行くことになった。恋人になってから二人だけで旅行というものをしたことがなかったので、記念日も近いしせっかくだから行こうとなり今新幹線に乗った。
今年の記念日で俺らの恋仲は3周年になる。3年目になってもお互いの熱が冷めることはなく、毎日いちゃいちゃして週に何回か愛し合って。これがまさに幸せってやつ。
「らだぁ、めっちゃルンルンだね」
「当たり前だろ?好きな奴と旅行なんて浮かれないわけがない」
「だな!」
二人して席でおしゃべりして、周りの目もあるので小さくはしゃぐ。
しばらく喋っていると、ぺいんとのスマホが着電した。
「わり、ちょっと電話出てくるわ」
「あいよー」
ぺいんとはごめんなーと言いながら列車のデッキへ歩いていった。
(めっちゃ話盛り上がったなぁ)
しばらく喋っていたので心地よい疲れがきて、ふわりと眠気に襲われる。ふわふわと眠気に身を委ねながら、目的地に着いたらあれしてこれしてと旅行の計画を思い出す。これこそまさに夢心地だなとまぶたの裏の景色に思いを馳せていると、「すみません、」と声が聞こえた。男性の声か。何か喋っていて、俺に話しかけてるんだと気づいた。ちらりと横目で男性を見るとスーツを着た少しガタイのいい人だった。
「すみません、あなたの隣の席、僕の席だと思うんですけど…こちらはお連れさんの荷物でしょうか」
「えっ、そんなはずは…これは俺の連れの荷物ですけど」
隣同士で指定席取ったんだから片方だけ間違えてるなんてことないはずなんだけどな…。
「いえ、いいんです。コッチの意味で、あなたの隣なので…」
俺がチケットを確認しようとしてる間にスーツの男性はしれっと俺の隣に座り、するりと俺の太ももを撫でた。
「ちょっ、なにすん…」
何すんだよ、と言おうとした。言おうとして男性の顔を見た。
「ッ…!?」
そのとき初めて視界に入ってきた顔は、いつぞやに俺をレ〇プしてきたクソジジイとそっくりな顔をしていて。
俺は窓側の席で逃げ場がない。相手は俺を欲情した目で見ている。
こわい、こわい!こわいこわいこわいこわいどうしようたすけてだれかたすけてぺいんとたすけて!!!
いつの間にか息の仕方も忘れて呼吸音がおかしくなっていく。男性の顔から目が離せなくて凝視していると、何を勘違いしたのか男性は俺の口に自分の口を近づけてきた。
やだ、やだ
ガシッ
口が触れ合う寸前で、誰かが男性の肩を掴んだ。
男性の肩の向こうを見ると、安心する人がいて。
「俺の連れに、なんか用ですか?」
「ぺいん…と…、」
男性は驚いて「す、すみません、いやあの、席を間違えました、」と慌てて去っていった。ぺいんとは男性が別車両に行って見えなくなるまでじっと睨んでいた。
「ぺん、ちゃん」
「らだぁ!大丈夫だった!?変なことされてない!?」
「…うん、大丈夫。ちょっと足触られて、キスされそうになっただけ」
「…っあのジジイ…!」
ぺいんとが怖い顔をする。
「ぺんちゃん、戻ってきてくれてありがとう、助かった」
「どういたしまして。無事でよかった。怖い思いさせてごめんね」
「ううん、いい。ぺいんとがいるからもう怖くない」
「らだぁ…!」
ぺいんとはぎゅっと俺を抱きしめた。
「さ、切り替えて旅行楽しも?」
「うん!」
こうやって悪いスタートを切ったが、ぺいんとがいればモーマンタイである。
い、如何でしたでしょうか!!!??
小説下手になったかもしれない!!!ご満足いただけなかったら申し訳ございません!!!お読みいただきありがとうございました!!
今後は小説リクエストを受け付けません!!多忙なので!すみません!他の小説も激亀スピードで更新します!では!