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oh!!ぜひとも聞かせてくれッッッ!!!! そんな奇跡は存在するんだなッッ!!!
「スゥ—-ッッ。」
「え、あの、どうかしましたか…?」
あー…私はいつから天国にきてしまったのだろうか。
そう、今私の目の前にはとてつもないイケメンがいる。
そう、”とてつもない”。
超がつくほどのイケメンだ。
てか、その人私の前世の推しなんですよね。ハイ((((
この見た目、絶対私の推しの神代類くんだ。
え?状況が理解できないって?
いやまってよ私の方が理解できてないから()
まず、今日は仕事無いから呑気にコンビニに買い物行こうとしました。
ドアを開けます。
はい同じタイミングでドアを開けて出てきたアパートの隣人と目が合います。
そこで1回私の時が止まったんですね。
「ッァ-……」
最初は前世の記憶があって𝙃𝙪𝙝?????ってなったけど案外いいこともあるもんね。うん。
そう思って隣人、兼、前世の推しと向き合う
「あの…」
「きゅ、急にごめんなさい、!ちょっと私の脳が(?)ァッえっと、なんていうんだ、太陽の光にやられて…(???)」
やばい。まずい。パニクって舌が回らないぞ!!
何してるんだ私!!!推しがいるんだぞ!!しっかり喋って握手しとけ!!!
「あ、そうだったんですね…大丈夫ですか?水飲みます?」
ハイイケメーン。
こんな優しいイケメンが隣人とか即死案件なんですけど…
「あ、ありがとうございます…」
イヤァァ推しが触れたペットボトルの水…!!もうこれ持ち帰って神棚に飾りたい()
てかそもそもこんな非現実的なこと起こるのか…??
そこでようやく私はありえない事に気がついた。
その後私は推しにぺこぺこ頭を下げ、オーバーヒートしそうな頭と一緒にコンビニへ逃げ込んだ。
私は至って普通のしがないOL社会人なのでそんないいことが起きるとも想定してなかったわけで…
とりあえずいつもの気に入っているビールを何本か、そして今はコンビニにまで日用品が少し売っているのでちょっくら買い足してコンビニをあとにした。
もちろん帰ってきた頃には推しの姿は無く。
まぁそうだよな…真夏の昼間にこんな所に突っ立ってたら熱中症で死んじまうよ…
私は暑さで朦朧としている頭とふらつく足元でドアを開け、自宅のソファーへと沈み込む。
そのまま、夜勤明けの疲れが体に染みてきて深い眠気に襲われた。
私は一旦このまま眠気に体を預けて寝ることにした。
と、その時。
『類ー!』
『類、久しぶり』
『類くーんっ!!』
っとまてまて。
うん。
え??????????
聞きなれた声に私は一気に飛び起きた。
幻聴かな。
あーきっとそうだ。
よしもっかい寝るか。
うんそうだ、そうしよう。
『やぁみんな久しぶり。相変わらず元気そうでなによりだよ』
『司くんは特に類くんに会いたがってたからねー!!』
『な…ッ!ばか!そんなこと思ってないぞ!』
『いや、分かりやすい嘘も大概にしてよ…』
はい、誰がなんだって???
もちろん私はダショ箱推しの限界オタクなのでメンバーの絡みは死ぬほど大好物だ。
ちょっと過激でもイケる。((((
いやまぁその話は置いといて、
いやこんなの気になりすぎて眠気覚めたんだけど。
すると今度は声が近くにやってきた。
フォオオオ!?!!
と、ひとりで悶絶する私。
明らかに変人。
ガチャ、と金属の音が鳴ったかと思えば、どうやらみんな類くんの部屋に入ったようだ。
いやこんなの壁に張り付いて会話聞くしかないでしょ(????)
てことでみんな…!
私はこれから推しの会話を聞くことにしたので(?)続報を待っててくれ!
アデュ-ッ☆☆☆☆☆☆☆
【追記】
ノリで書きました٩( ᐖ )۶