テラーノベル
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『30分だけ!ね?お願い』
優莉菜「だから連れと来てるんですって……」
『いいじゃん!その連れの人まだ来ないみたいだし』
だからいるんだってば。
めちゃくちゃ面倒な
彼氏が。
壱馬「なにやってんすか」
優莉菜「もぅ!ずーま来るの遅いよ」
壱馬「ずーま言うな」
『こいつRAMPAGEの、』
壱馬「まだなにか?」
壱馬の睨みに怯んだ男は舌打ちしながら去っていった
壱馬「食いもん買って戻っくれば……」
優莉菜「モテる彼女もって大変?」
壱馬「俺の方がモテてる」
優莉菜「じゃあモテない彼氏作ろっかな」
壱馬「優莉菜は俺やないと無理やろ」
優莉菜「ご飯たーべよっと」
壱馬「おい」
壱馬が買ってくれたたこ焼きを頬張る
優莉菜「んーっ、美味しい!!」
壱馬「ちょ、ソース付いてる(笑)」
優莉菜「ありがと」
壱馬「優莉菜」
優莉菜「ん?」
壱馬「今日泊まりいってい?」
優莉菜「今日もでしょ?」
壱馬が私の耳元で囁いた
壱馬“今夜、優莉菜には俺しかいないって証拠見せてあげる”
優莉菜「や……っ」
意地悪でドSな彼氏を持つと大変です。
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