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人狼ゲーム

♥

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2022年01月31日

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⚠️これはそらまふうらさかの新曲、人狼ゲームの考察です

あくまで個人の考えです

























___________________


-you side-



『はじめまして』



無機質な声で目が覚めた。

長くて高そうな机に高そうな椅子。

椅子と自分の体が縄で括り付けられている。


見たところ、ここに居るのは10人程度。

顔見知りなんてもちろん居ない。

これから何が起こるんだ。



『今から貴方達には、人狼ゲームをしてもらいます』


「!!?」


『今から私が簡単なルール説明をしますのでよく聞いておいてください』



生唾を飲み込む。

この感じは、友達が仕込んだイタズラと言う訳でもないだろう。

漫画や小説は好きで読んでいたからわかる。

この人狼ゲームは、本当に死人が出るのではないか。



『まず、1つ目。

皆さんの服のポケットに、カードが入っているはずです。そのカードを見て、自分の役職を確認してください。他の人に見せることは禁じます。

役職は全部で6つ。役職持ちになるのは7人。

人狼が2人

占い師が1人

霊媒師が1人

怪盗が1人

騎士が1人

パン屋が1人

役職無しの村人は3人。』



自分のカード…

俺はこっそり服のポケットを開き、カードがあることを確認した。

本当に、カードがあった。


役職は…











【 この カード を 見た 貴方 は 村人 です 】






村人か…

決していい役職ではないが、人狼じゃなかっただけ良しとしよう。


他の人も自分の役職を確認したのか、他の人を疑うような目で見ている。



『次に、2つ目。

毎日朝10時と夜8時に会議をします。

夜8時の会議では、投票も行われますので、ご注意ください。

会議・投票以外での仲間割れ、仲間同士の殺.し合いは禁じます。


3つ目。

投票数が同じになった場合は、もう一度投票を行います。

2回投票して決まらなかった場合は、その日の処.刑は無しとなります。


夜8時の会議が終わり次第、各自部屋にお戻りください。

夜10時以降は人狼の活動時間となりますので部屋の外へ行くと大変危険です。

部屋の中で朝6時までは待機してください。

他の人の部屋で過ごすのも構いません。


4つ目。

禁じた行為をする、もしくは逃げ出す、等の行為が見られた場合は、問答無用で処.刑されますのでご了承ください。


5つ目。

白側が1人になってしまった場合は黒側の勝利となります。

黒側が全員処.刑された場合は白側の勝利となります。

自分の家に帰れるのは1人だけ。

負けたほうはその場で処.刑と言うことになります。』



帰れるのは、1人だけ…

なんとしても家へ帰りたい。

俺はまだ、死.にたくない。



『では、順番に自己紹介をしてください』



そう言われたが、誰も声を発しなかった。

すると1人の男が立ち上がった。



「…俺の名前は一ノ瀬 空琉」


「…え、」


「聞こえなかったの?自己紹介しろって言われたでしょ。言うこと聞かないと殺.されるってさっき言ってたじゃん、死.にたくないならさっさと自己紹介しな」



その言葉に全員が黙った。

ぐうの音も出なかったからだ。


すると一ノ瀬さんの横に座っていた白髪の綺麗な人が口を開いた。



「…ぼくは、相川 真冬、です……」


「はいはい!質問質問!女の子?男の子?」


「…おとこ、です…」


「男なんや!めっちゃかわええなぁ!」


「そう言うあなたは、お名前、なんですか?」



相川さんの前に座っていた赤髪はにこにこと笑顔で答えた。



「ぼくの名前は坂田 明!よろしくな!」



…こう言うゲームの小説に1人はいる、サイコパスキャラ、ってとこか。

すると坂田さんの横にいた茶髪の男の人が坂田さんの肩に手を置き



「さかた。そう言うことしたら疑われるよ?俺は浦田 渉。さかたの幼馴染みです」



幼馴染み…

この場に知り合いがいるなんて羨ましいな。

何かあったとき味方になってくれるかもしれないしな。



「…俺は〇〇です。よろしくお願いします…」



この流れに俺も順応して自己紹介をした。

こう言うのは先に言っておいたほうがいい。無難枠ってやつだ。

俺の後に続いて、他のみんなも自己紹介していく。



「…田中 敦です」


「北岡 くるみです、」


「花咲 カレンです」


「北川 瑠衣です」


「川村 環です」



全員の自己紹介が終わると、また無機質な声が響いた。



『今から皆さんの縄を解きます』



そう言ったと同時に仮面を付けた黒ずくめの男達が全員の縄を解いていった。

そのとき



「おいお前、これはどう言うことだ、ここから出せ!家へ帰らせろ!!」



と、先程最後に自己紹介した川村さんが騒ぎ出した。



「俺は仕事がまだ残ってるんだ!!嫁と子供もいる!!!帰らせてくれ!!!あいつらは俺の帰りを待ってるんだ!!!!」


『川村さん。席へ座ってください』


「うるさい!!帰らせろ!!!」



そう言って黒ずくめの男に殴りかかった。

そのとき、大きな破裂音が聞こえた。



「…………ぇ?」


「…っ、かはっ…ぉ゙、え…」


『…川村 環。奥さんへの暴行。娘さんへの性的暴力。…間違いなく逮捕されて恨まれるようなことを貴方はしていたんですよ?』



川村さんが血を吐いて倒れた。



『言ったでしょう。問答無用で処.刑すると』


「ぁ、…あ、…」



川村さんは白目を剥いて倒れた。



「…っか、川村さん!?川村さん!!?」



名前を呼んでも川村さんはピクリとも動かなかった。



「し、しんでる…?」


「っ…わ、私こんなところ嫌よ!!とにかく、救急車呼んで!」


「わ、わかりました!!」



花咲さんの声に反応し、全員がスマホを探そうとした。



「…え?あれ??」


「ス、スマホが…」


「ない…」



どう言うことだ。

全員のスマホが抜き取られている。

おそらく俺達が眠っている間に抜き取られたのだろう。



「つまり…助けを呼ぶことも、何も出来ないってわけか…」


「そんな…」



全員が助けを呼べない状況。

自分が生き残るには相手を殺.さなければいけない。


震える手を強く握りしめた。

さぁ、人狼ゲームの開幕だ。











その後何日にも渡り、人狼ゲームが続いた。



『夜が来ました。

人狼は目を開けてください。』




「どうしてこんなことに!」


「まだ終わらないのかよ」


「くそ、ふざけんなよ」


「こんなところじゃ、しねない…!」




みんながこのゲームを終わらせようとした。

けど、なかなかゲームは終わらなかった。

投票数が被りに被りまくったりして、会議での死.人は出なかった。


だがやはり人狼の襲撃や、逃げ出そうとするやつはいるようで。

残りは、俺、一ノ瀬さん、相川さん、浦田さん、坂田さんの5人だけになってしまった。



『夜が来ました。

人狼は目を開けてください。』




「信じてたのに…!」


「ボクじゃない」


「ぜってぇ許さねぇ…」


「さぁ投票の、時間だ」




ああ、今日も夜が来てしまう。











『これから、8回目の会議を始めます』



その声でまた今日も始まった。

処.刑会議。


俺は薄々気付いている。

人狼が誰か、と言いたいところだが、そうじゃない。

気付いていることは


俺が今日、処.刑されると言うこと。


確証はない。

だが、そう気付いてしまった。

1番に出される話題は、やはり、昨夜の死.体について。



「殺.人が起きたのはまふまふ家の前だったな」


「じゃあまふがやったって事?」


「ちょっと待ってよ!僕じゃない!」


「じゃあ誰だってんだよ!」


「知らないよ!」


「うーん。でも俺とまふにはアリバイがあるからな」


「そうだよ!昨日は坂田と一緒にいた!

そういうそらるさんだって第1発見者ですよね」


「じゃあカミングアウトをするよ。俺は占い師でうらたくんを占った。結果は白だった」


「なるほど。俺からすればそらるさんは味方か」


「適当に苦し紛れに言っただけかもしれないじゃん!」


「確かに怪しい!」



だんだん白熱していく現場。

俺が一言も話さないのはどうせ無駄だってわかっていたから。

すると坂田くんが俺を指さした。



「そういえばキミもアリバイないよね」


「そっかぁじゃあキミも怪しいねぇ」


「じゃあ悪いけど」


「キミで決まりかな」



全員に見つめられる。

ああ、俺の人生、ここで終わりか。



『…決まったようですね。今回処.刑されるのは、○○さん、貴方のようです。』



分かっていた。

ずっと最初から。

これは俺に不利すぎる。



「じゃあね」



こんなの、4対1じゃないか。











『○○。午後8時24分。死亡確認。』











「…ねぇ」


「ん?」


「どうした?まふまふ」


「…ぼく、3人のこと大好きだよ、」


「……」


「この数日間ですごく大好きになったんだ、だから、もう誰も死.んでほしくない…」


「…まふ、そんなこと言わんとってや。みんな死.んじゃうみたいやんか、」


「……ぁは、…さかたんは本当に馬鹿だね……死.んじゃうみたい、じゃなくて




死.んじゃうんだよ、みんな…」



「……」


「もうやだよ…ねぇ、うらたさん、そらるさん、さかたん…」


「ぼくも、同じ気持ちやで。…ぼくだけじゃなくて、そらるさんも、うらさんも」


「………だよ、ね…そうだよね、…じゃあもう殺.し合いなんて…」


「まふまふ」


「…そらるさん」


「そう言うこと言ったら、怪しまれるよ」


「…………はい、」


「さ、戻ろ、まふ」


「…さかたん」


「ん?」


「君は黒?」




「………………………






ボクは白。」











___________________


-no side-



ノックの音。

その後に扉が開く。

音の犯人は幼馴染みであるうらただった。



「さかた」


「…うらさん」



うらたは一日違いで色んな人の部屋に泊まっていた。

もちろん恐怖心もあるが、みんなの性格、本心、計画を知るためでもあった。

そして同時に、”もう1人の人狼”を見つけるためでもあった。


そう。うらたは、もう既に1人目の人狼が分かっていた。

最初、役職の書かれたカードを初めて見た瞬間から。この人が人狼だと。



「今日さかたの部屋泊まるね、いい?」


「………うん」



うらたがさかたの横に座ってから、しばらくの間沈黙が続いた。

次に口を開いたのはうらただった。



「…ねぇさかた」


「ん?」


「さかたはさ」


「うん」

























「…人狼なんだよね?」











「……………え?」



何を言い出すんだ、この人は。

さかたは目を丸くした。

うらたは気にせず続ける。



「ずっと思ってた。さかたが人狼なんじゃないかって」


「…なんで…」


「なんでって、俺らずっと一緒にいるじゃん」


「…ぇ」


「そのくらいわかるよ」


「…っうらさん、…」


「うん、いいよ」



うらたの体がベッドに倒される。

さかたは震えた手でうらたの首を掴んだ。



「ふ、っぅ…ぁ、」


「何泣いてんの、早く殺.さなきゃでしょ?」


「っ、…ぁ…むりや、ぁ」


「無理なの?」


「っむりや、っ…ぼくには、うらさんをころすなんて出来ない…っ」


「…ほんと、なんでお前が人狼なんだろうな。人殺.しなんて、1番出来なさそうなのに」


「っごめ、…っごめんなさぃ…っ」


「謝んなくていいよ、大丈夫」



うらたはさかたの頭を撫でた。

小さいころしてあげていたように。

中学に上がると、いとも簡単に背を抜かされてしまったうらたは、もうさかたの頭を撫でることは出来なかった。


否、さかたがさせてくれなかった。


身長のことを言い訳にして、させなかった。

もう中学、高校、大人になったのに。

いつまでもうらたに頭を撫でてもらうのは、さかたのプライドが許さなかった。


だけど今回、今だけは違う。



「うらさんっ、うらさ、…っうらさん…っ」


「うん、うん、よく頑張ったね、さすがだね」


「ごめ、ごめんなさぃ、いっぱい悪いことした、ぼく、もう、」


「うん、大丈夫だよ、さかたは悪くない」



泣きじゃくるさかたの頭を撫でた。

さかたは悪くないと言い聞かせて。

そしてうらたは決意した。



「なぁさかた。俺と約束して」


「んぇ…?」


「絶対、生きて帰るんだよ」


「…ぇ」


「さかたのことだから、自分も死.のうと思ってたんだろうけど」


「ぅ、」


「絶対生きて帰って。俺との約束。」


「…でも」


「でもじゃない、約束」


「…………わかった、」


「ん!約束ね!」



小指を絡ませると、うらたは満足気に笑ってベッドにもう一度倒れた。



「…うらさん?」



うらたの顔を覗き込むと、疲れていたのか、もう眠ってしまっていた。



「………おやすみ、うらさん」



さかたもベッドの中に入り、うらたの横で眠りについた。











『これから、9回目の会議を始めます』



始まった投票会議。

みんな各々一斉に指を指す。



「ぇ、」


「うそ、」


「そんなこと、ある?」


「っはは、…まじか」



まふまふがうらた

うらたがそらる

そらるがさかた

さかたがまふまふ


全員が順番に指を指した。



『…投票数が被っているため、もう一度行います。2回目も被った場合は、今日の投票はなしになります』




そして2回目の投票。

だが、やはりだめだった。



「…はは、やっぱりみんな、我が強いんだな」


「うらたくんがそれ言う?」


「そう言うそらるさんだって」


「さかたんもだよ」



誰も投票を変えなかった。



『……本日の投票は同数のため、中止になります。』






「…………ねぇ、さかた」


「…なぁに」


「人狼、誰だったのか教えてよ。どうせ今日の夜で俺ら村人は死.んじゃうんだからさ」


「…………」



うらたは何故か笑顔だった。

うらたの横に立っているそらるは、寂しそうな顔でさかたを見つめていた。



「………まふやで」


「…ふぅん…」


「うらさん、気付いてたやろ、なのになんで僕らに投票しなかったん」


「………言ったでしょ、約束だって」


「…!」


「お前らが勝ったんだから、ちゃんと安全に家へ帰れよ?」


「………うらたさん」


「…まふ、行くで」


「え、でも…!」


「…どっちを殺.すか、決めな」


「…さかたん…」




「またな!」




さかたとまふまふが去っていく後ろで、うらたは大きく手を振っていた。











さかたが乱暴に扉を閉める。



「…さかたん!」



まふまふの腕を掴んでいるさかたの手は大きく震えていた。



「どっちを殺.すかなんて…ぼく、むりだよ…」


「…そんなん言ってもあかんやろ」


「……泣いてるの?さかたん」


「…………っ」



顔はそっぽを向いていて見えないが、確かに涙がさかたの頬を伝っていた。



「………さかたんは本当に馬鹿だね、」



そらるとうらたに嫌われるために、あんな酷いことを言ったのだ。

嫌いな人に殺されるなんて、そりゃ耐えれるものじゃないが

大好きな友達に裏切られるよりは、ましだと考えたのだ。



「どっちにするの」


「…っどっちでも一緒や、…どうせどっちも殺.される」


「…じゃあさ」



まふまふから1つの提案があった。

耳打ちで伝えられるそれは、2人しかいない静かな部屋には意味すらなかった。



「…そうやね」


「でしょ、ぼく頭いい」


「ほんまやね」



2人は時計を確認し、部屋の外へ出た。











「あ、来た」


「ん、ほんとだ」



「…そらるさん、うらさん、」


「……来ちゃった」



うらたの部屋に入れば、2人とも揃ってベッドに座っていた。



「やっぱり一緒やったんや」


「よくわかったね」


「で?どっちを殺.すの?」


「それは…」



さかたがうらたに

まふまふがそらるへ

銃を向ける。



「…なるほどね」


「いい考えだね、どっちが言い出したの?」


「まふ」


「でしょうね」


「同時に殺.していいなんてルールあった??ルール違反で殺.されるんじゃない?」


「逆に聞くけど、同時に殺.しちゃダメなんてルールありました?」


「…確かにね」



まふまふに図星を突かれたうらたは、そっと目を閉じた。



「いいよ、さかた。殺.されるならお前に殺.されたいってずっと思ってた」


「…っ」


「まふまふもね。そんな肩に力入ってたらちゃんと撃てないよ」


「…わかってます…」



全員が目を瞑った。

ああ、これで終わるんだ。

この最悪なゲームが。











「さよなら、相棒」











大きな銃声が2発、鳴った。















「っは、…は…っ」


「やっ、ちゃ、た…っ」


「は、…うらさ、…うらさん、っ」


「さかたんだめ…!見ないほうがいい!」


「やだっ、やだぁっ、うらさん…っ」


「…っ見ちゃだめだよ、…っ」



さかたの震える手から銃がすり抜けた。



「っこれでやっと、帰れるんだよ、さかたん」


「…でも、っ」


「でもじゃないの、うらたさんのことは、一旦忘れて、…おねがい、」


「……っ、うん、…」


「…ん、いいこ、」



2人とも涙か汗でぐちゃぐちゃになった顔で必死に笑う。

これで終わった、これで。



「かえろぉっ…まふ、…っ」


「…っうん、ぅん…!」



そう言って部屋の扉へ向かった。

























否、向かうはずだった。






自分の後頭部に当てられたそれがなんなのかは、見なくてもわかった。




「…ぇ、…?」



ゆっくりと手を上げる。

どう言うことだ。理解が出来ない。


すると彼は、綺麗な声で笑った。











「あははっ」











「まふ…?」






その声は間違いなく

まふまふのものだった。






「はぁ……さかたんは本当に馬鹿だね」




「…え…」



「最初のルール説明!言ってたでしょ??」


「…っぁ、」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『5つ目。

白側が1人になってしまった場合は黒側の勝利となります。

黒側が全員処.刑された場合は白側の勝利となります。

自分の家に帰れるのは1人だけ。

負けたほうはその場で処.刑と言うことになります。』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




自分の家に帰れるのは1人だけ。


さかたは目を見開いた。



「あは、まさか本当に覚えてなかったの??さすがに馬鹿すぎるでしょ!」


「…っまふ、」


「まぁ…最後まで処.刑されずにいただけまだましかな?」


「やだ、まって、」


「僕の味方でいてくれてありがとうね?

でも、僕は譲るつもりはないんだ。」



引き金に指を置く。






「帰るのは僕だ!!!」






銃声。

血。

ああ、流れていく。

止まらない。

これは、


























これは、誰の血…?






「………え?」


























撃たれたのは、まふまふだった。




「っなん゙で、…」


「ふは、」


「!?」


「馬鹿はお前やで、まふ」


「な、に…」


「そっくりそのまま返してあげる」






最初のルール説明!言ってたでしょ??


その声にまふまふはハッとする。




「まさか、」


「そう」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『次に、2つ目。

毎日朝10時と夜8時に会議をします。

夜8時の会議では、投票も行われますので、ご注意ください。

会議・投票以外での仲間割れ、仲間同士の殺.し合いは禁じます。』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




会議・投票以外での仲間割れ、仲間同士の殺.し合いは禁じます。


まふまふは目を見開いた。



「ま゙ってよ!!!そんなのっ…」


「あーあ、そんなに叫んだら傷口開いて………あ〜…ほら、死.んじゃった」




さかたは笑いながら扉へ向かった。











ぽつり零す


笑みを背に











「ボクが黒」

























___________________

主)まふさかが人狼だと言う考察が多めだったのでまふさかにしました

何日間分か飛ばしたのはめんどくさかったからです(

この作品はいかがでしたか?

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