コメント
1件
nmmnを取り扱っております 🙏
前回 いいね ありがとうございます ⤴︎
hrfw 前回の続き 。
本当に微妙に akfw 描写だと解釈する方がいるかもしれません … !!
またもや akn視点で始まります。
______
「 いらっしゃい 、ふわっち 。」
「 明那 、お邪魔します 〜 」
インターフォンが鳴り、扉を開くとにゃははと笑みを浮かべ、手を振る親友が立っていた 。
此奴は辛い時程笑う 。その感情を人に見せない様に笑顔という仮面で自分を隠してしまうのだ。
その度に俺は苦しく悲しくなる、親友なんだから頼れよ… 何て踏み切った事は言えない、俺も怖いから。
取り敢えず彼をリビングへと案内して椅子に座らせる。
適当なつまみと酒を出してやる。
「 んでぇ? どしたんっすか、ふわっち 」
「 いやぁ … 実はさ甲斐田のことなんやけど… 」
勿論、そんなことわかっている、でも俺はわざとらしく口元に手を当てて、目を見開く。
彼を笑わせる為に、わざとらしく巫山戯て早口で
「 か、か、甲斐田ぁ!? ま、また恋バナぁ!? 」
「ふはっ、あきにゃ童貞出てんぞ 」
「うるせぇ!! 」
笑った彼を見てはほっと胸を撫で下ろして、わざとらしく大きなリアクションを取る。
「 んで、甲斐田がどうしたん? 」
「 …… かわいい、って言われた 。」
「 え、良かったやん。それは 」
かわいい、その言葉を口にした瞬間彼の目から大粒の涙が溢れ出た。
え… ?なんで?
唇を震わせて、目をごしごしと擦る 。
震えた手でテーブルの下で俺の服の袖を掴み、首をふるふると振る。
「 なあ … 明那ぁ、甲斐田って誰にでもかわいいって言うんかな … 」
「 … なあ、ふわっち なら俺にせん ? 」
「 ぇ、… ? 」
その瞬間、ふわっちの涙は止まって驚いた表情で瞬きしながら俺を見つめる 。
頬に手を添えると怯えた様な顔で肩を揺らす。
「 あ、あき… 」
顔を近付けて、彼の首をすり、と撫でる。
その瞬間扉が閉まる音がして、どたどたと大きな足音が聞こえる。
ガチャ 、リビングの扉が開く音が聞こえる。
振り返らずともわかる。何故なら俺が呼び寄せたから。
其処には甲斐田晴がいる 。
「 え、ぁ… え、甲斐田 」
「 ッ … アニキ 、 」
ふわっちは困惑した様な顔で、きょろきょろと辺りを見渡す。
「 …… 明那 、不破さん借りていい? 」
「 どーぞ 、お好きに? 」
甲斐田は俺を刃物の様な目で睨みつけ、少し低めのトーンで問い掛ける。
大丈夫、甲斐田キスしてねえよ。
俺が応える前から、彼はぐいっとふわっちの手首を掴み、自身の方へと連れ行く。
ばたん、と扉が閉まる音がすれば俺体を伸ばし溜息を吐く。
頑張れ 、二人とも 。
なんて小さく呟いて 。
俺はダチの為なら英雄にでも悪役にでもなる。だからどうか幸せにね 、
自分の人の良さに自然と乾いた笑みを浮かべながら俺はもう一本、缶ビールを空けた 。
____________
こんにちは 、鵲です!前回は沢山のいいね、コメントありがとうございました。
akn が良いやつ過ぎてちょっと自分で泣いてます… 幸せにしてやってくれっっ …
ちなみに akn