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・隊学
・二次創作
・両片思い
・隊長→→→(←←←←)学園長
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🈵『』︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
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「あっちゃん〜!来たよ〜!」
そう、私の名前を呼んだのは
『なんですか、てか蘭丸さん、どうやって入ってきたんです?』
鳥丸蘭丸、
「だって〜あっちゃんに会いたくて〜!」
『はぁ、帰ってください』
「あっちゃんひどーい!!」
いつも突然来る、本当呑気なものだ、 私の気も知らないで。
そう、私は蘭丸さんが好きだ、態度には出ていない筈。
諦めようとしているのに蘭丸さんがやたら絡んでくる、 本当に辞めて欲しい、
叶わない恋だとわかっていながらも好きになってしまった、こっちが諦めようとしているのにそれを覆すかのように絡んでくるし、飲みを誘ってくる勿論私のお金で、
今日も酒飲みの誘いだろう。
「おーい?あっちゃん〜?ぼーっとしてるけど大丈夫??」
『大丈夫です、少し考え事をしてました』
「ふーん、あっ!そうだ!お酒飲もうよー!冷蔵庫からだすねー!!」
『は??おい!待て!人んちの冷蔵庫勝手に開けないでください!』
はぁ、、本当、なんで好きになったんだろう、つくづく思う。
「まぁまぁ!いいでしょ!早く飲も!」
『お前が良くても俺は良くねぇーよ』
はぁ、、本当、酒の勢いで付き合えたり、とか思ったり。
酒を飲み始め、1、2時間が経ち、お互いがだいぶ酔ってきて、ほわほわし始めた頃、蘭丸が突然こんな事を言い始めた
「ねぇ〜、そういえばさ、あっちゃん好きな人いないの?」
は?突然何を言い出すのかと思えば、
『いねぇよ、好きな人なんか、』
なんで今居ないと答えたのか、自分でも分からない、きっと後悔するだろうな、素直に好きと伝えればよかったものを。
「えぇ、なんか意外かも」
『意外かもってなんだよ、逆に朱雀はどうなんだよ、好きな人いんの?』
「僕〜?いるよ」
え、嘘だ……。嫌だ。嘘だと言ってくれ、
『……そっちもなんか意外だな、てっきり居ないかと思ってた』
苦しい気持ちを心の奥底へしまい、冷静を装う
『てか、1、2時間飲んだだろ、もう帰れよ、この後雨降るぞ』
1人になりたい口実を作り、朱雀を帰らせる、そう言うと朱雀は焦ったように黒色の綺麗な羽で飛んで行き、
「え!雨降るの!?早く言ってよ!じゃあ、僕は帰る!またね!あっちゃん〜!またお酒飲みに来る!」
そう無邪気に笑い、手を振る
私はその笑顔に一瞬ドキッとし、悟られないようにお面で顔を隠し手を振り返す
『来なくていいですよ、私の分のお酒も減りますし、』
「もう〜!本当に酷い!まぁ、来ないでって言われても来るけどね」
「じゃあね、あっちゃん〜!あ!その前に、今日は月が綺麗だねあっちゃん」
「バイバイ〜また来るね!」
そう言うと彼は、満月の綺麗な夜の闇に消えていき、それと同時に朱雀が開けた戸を締め、部屋に戻る
部屋に戻り、ふと考える、月が綺麗か、確かに言われてみれば綺麗だな。
でも、なんで急にそんな事を?と頭にはてなを沢山浮かべ、冷蔵庫へと向かい新しいお酒を手に取り飲み干す、
『……はぁ、蘭丸さんに好きな人か、』
『…晴明くんかな、それとも明くんかな、どっちにしろもう私に勝ち目はないですね、笑』
彼が居ない事もあり、さっきまで我慢してた感情が溢れ出し、目に溜めていた涙が溢れ出てくる。
『うぅ……(泣』
『蘭丸さん…、好きです、すきです、、(泣
あぁ、、失恋したな、と思い、ヤケ酒をし始め
……
一体どれ程時間がたったのだろう、
空がだいぶ明るくなってきており、目を覚ました頃には周りにお酒の缶だらけ……
『ッ……頭いてぇ、』
おそらく二日酔いだ…。
『は、、?待って、なんだよこの缶の量。』
『もしかして俺が全部飲んだ…?昨日の記憶ねぇな、』
昨日こんなに飲んだのかと、自分でもびっくりするような量を飲んでいる。
昨日一体何があったのかが思い出せない
『はぁ、、片付けますか、』