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akkty
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「あっきぃ俺やっちゃったわ…」
「…え?」
「んん!あっき!あっき!」
突然家に来たと思ったらまぜちが小さいけちちを抱っこして言ってきた。既に俺の頭はパニック状態。
「え、何があったの?」
「適当に作った薬をけちゃに盛ったらこうなった」
「んへへぇ、まれちまれちっ」
「ん〜?」
ちっちゃいけちち可愛い〜!ってそれどころじゃない。
「どれくらいで元に戻るの?」
「んー、わかんないなあ」
「まじかよぉ、」
悩んでいるとけちちが俺のところに来た。
「あっきえんえんしないでぇ?」
「えんえん?」
「泣かないでってことだろ 」
「けちち〜俺泣いてないよ〜?」
「にこにこ?」
「うん!にこにこ〜!!」
そう言ってけちちに笑ってみせるとけちちも嬉しそうに笑う。やっばいはこれ。可愛すぎる。
「ん〜!!けちちかわいい~!!」
「んぅ、いたいぃ、」
「おいあっきぃやめろ、離せ」
まぜちの圧が怖すぎて抱きしめてる腕を離す。まぜちったら、けちちのこと大好きなんだから。
「一旦メンバー呼ぶか」
「そうだね」
「2、3日経っても戻らなかったら元に戻す薬作るわ」
「わかった」
「んぅう、けちゃおねんねするぅ」
そんな話をしていると、疲れたのか眠そうに目を擦って寝ると言ってきたけちち。可愛い。一人称がけちゃおなのも可愛すぎる。
「けちち俺んとこおいで」
「んあぃ」
おいでと言って俺の膝の上をポンポンっと叩くと素直に来てくれる。しばらく経つと腕の中から可愛らしい寝息が聞こえてきた。
「ねえまぜち」
「ん?」
「やっぱり元に戻す薬作らなくていいよ」
「…え?」
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