8月16日の夏
ミ”ーン ミ”ン ミ” ン ミ”ン
黒名 「あぢー 、あぢぃ」
潔 「今日の最高気温37℃だってさ」
潔 「もう真夏だな!」
黒名 「そうだな 、あ”ー、焼きじぬ”〜!」
潔 「おっ!黒名!コンビニがあるぞっ!」
潔 「アイスでも買おうぜ!」
シャク シャク
潔 「ん っ ー!うまっ!!」
黒名 「い”きがえ”る 〜!」
潔 「黒名 、それ何味だ?」
黒名 「コーラ 、コーラ」
潔 「コーラかぁー!1口食っていいか?」
黒名 「ん」
パク ッ
潔 「おー 、コーラ味も意外と美味いな!」
黒名 「コーラ味は1番美味い」
潔 「えー!でも俺はソーダ派かなー」
黒名 「潔、敵 敵」
潔 「ほほー!俺を敵に回してもいいんだなー?」
黒名 「…. よくない」
潔 「ははっ!冗談だよっ!冗談っ!笑」
このときまでの俺たちは楽しかった 。
でも、俺はあんなことが起きるなんて
思ってもみなかった、
俺がちゃんと潔についていれば
俺が __
俺のせいで潔が __
8月22日
黒名 「潔、どうした?」
潔 「あ、黒名」
潔 「それがさ、今日ランニングで山に行ったんだけどスマホ落としたみたいなんだよ」
黒名 「まじか」
潔 「ちょっと俺山に行って探してくるわ!」
潔 「きっと道端に落ちてるだろうし、」
黒名 「じゃあ俺も探すの手伝うぞ」
潔 「いや!全然大丈夫!」
潔 「黒名は家に帰って休んどけよ!」
黒名 「… わかった」
黒名 「気をつけろよ、潔」
潔 「おう!また明日の部活でな!」
ピロリン ( ( 通知
黒名 「潔か …」
潔『スマホあったぞ!』
19:24
黒名 『よかった、よかった』
19:25
潔 『じゃあ、帰るからまたな!』
19:25
黒名 『了解』
19:25
8月23日
0:19
ピンポーン
黒名 「こんな時間になんだ?」
ガチャ
潔の母親 「あっ!黒名くん!ごめんね、こんな時間に」
黒名 「いえ、全然大丈夫です」
黒名 「それで何が御用ですか?こんな時間に」
潔の母親 「ここによっちゃんいるかしら?」
黒名 「?、いえ、部活が終わってから会ってません」
潔の母親 「あら、ほんと?」
潔の母親 「てっきりここに泊まってるのかと思ったんだけど …」
黒名 「どうしたんですか?」
潔の母親 「それが、よっちゃん部活に行ったきり帰ってきてないのよ」
黒名 「ぇ、…」
なんでだ?潔は山にスマホ探しに行ったけど
スマホは見つけたから帰るって…
…もしかして 、帰り道でなにかあったのか、?
黒名 「… ぅそだ 、」
潔の母親 「?、黒名くん?」
黒名 「潔..山にスマホを落としたって言ってて
そのあとにメールきたんですけど、」
潔の母親 「なんて?」
黒名 「スマホ見つけたから今から帰るって」
潔の母親 「よっちゃんは山に行ったの?」
黒名 「はい、」
潔の母親 「どうしよ、よっちゃんになにかあったら…」
潔の母親 「山に行かなきゃ!」
黒名 「危険ですよ!今は夜ですし、..」
黒名 「警察呼びましょう」
潔の母親 「そ、そうね」
警察は呼んだけど…、俺は潔を捜しに行く
黒名 「潔ー!潔 ッ ー!」
黒名 「おーい!」
幸いこの山には熊も猪もいないから大声を出しても大丈夫、
黒名 「潔ッーー!」
黒名 「いさッ ぎ …」
黒名 「あれって、」
間違いない、潔のスマホだ
黒名 「なんでこんなところに潔のスマホが..」
黒名 「!、ちょっと道が崩れてる」
黒名 「ぇ、いさぎ?」
黒名 「潔 ッッ!!」
そこには頭から血を流している潔が倒れていた
どうやら道が崩れて落ちたらしい
黒名 「潔ッ!潔 ッッ!」
黒名 「ッ ….」
触ったときにはもう
すごく冷たかった
黒名 「ッ …潔 ッ、間に合わなかった…」
黒名 「潔 ッ …」
潔 「…」 ピク ッ
黒名 「ぇ、今..動いて …」
潔 「ん …、」 パチ ッ ムク ッ
潔 「…. 黒、名?」
黒名 「ぃ、潔 …?生きてる..のか?」
潔はボロボロだし、体温だって戻ってない、
とても冷たい 、潔は生きているのか?
!、そうだ!脈!脈を測れば!
潔 「ど、どうしたんだよ黒名」
黒名 「嘘だろ…、脈もない..」
潔 「み、脈?脈ってなんの話だよ」
脈も動いてない、身体も冷たい
でも動いてる、生きてる
でもそれじゃあ..潔は …
これじゃあまるで …
コメント
3件
潔と黒名だー! 今回の作品も神です! 本当にありがとうございます!!!
(👍 ˙꒳˙ )👍イイネ!