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mtk···▸大森元貴
hlt···▸若井滉斗
ryok···▸藤澤涼架
mtk side.
今日はライブの打ち上げに3人で来てる
打ち上げ場所はいつもの居酒屋
3人の家からも近く、その上個室があって
落ち着いた雰囲気の場所
最初は涼ちゃんのオススメで来た
あの頃はまだまともにお酒を飲めなかったが今となっては1、2杯では酔わなくなった
1人を除いて…ね、笑
ryok「ちょっと若井、
そんなに飲んで大丈夫なの?」
hlt「だいじょうぶだよぉ〜」
mtk「…笑」
1杯目のお酒をちょびっと飲んでこの調子
今日も多分ベロベロに酔うだろうな
mtk「若井、あんま飲みすぎないでね」
hlt「あ゛っ?」
出た、酒飲むと態度でかくなる若井
てか、あ゛っ? って…笑
若井に初めて言われたな
ryok「ちょっと若井、もう酔ってるの?」
涼ちゃんが心配そうに声をかけても
若井はお酒を飲むのをやめない
こうなったらもう誰も止められないので、
若井を放って2人で会話に花を咲かせる
暫く涼ちゃんとライブの振り返りをしているうちに隣に座ってた若井がもたれてきた
顔を覗き込むと、
どうやら酔って眠ったらしい
その様子を見て涼ちゃんが、
お会計しよっかと微笑んで言ってくれた
全く、世話の焼ける最年少だ
さすがに家が近場だからって
自分より大きい体を背負って帰るのは厳しいので仕方なくタクシーを呼んで帰る
タクシーに乗った後、
運転手さんは気をつかってくれたのか
家に着くまで話しかけて来なかった
そのため僕は家に着くまでの間
若井の寝顔をまじまじと見つめる
綺麗な肌、長いまつげ、無駄にある色気
改めてこんなに素敵な人と付き合ってるのかと実感する
まぁ酒には弱いけど…
今日もほんの1杯でこんなに酔ってる
mtk「…JAM’Sに見せたら、
若井推し増えるだろうなぁ…((ボソッ…」
そう思い、ちょっとだけ独占欲が湧く
まだこの顔は見せたくないなぁ、
なんて思ってたら家に着いた
タクシーの人にお礼を言って、
家までの短い道のりを
酔った若井に手を貸しながら進む
なんとかリビングに運び入れて水を飲ます
mtk「ほら、滉斗。お水飲んで。」
hlt「んん…まだ酒飲むぅ、、」
mtk「はいはい、もう家だってば。」
hlt「やだあ…飲むのー、、」
酔って暫くすると甘え出すのも若井の特徴
酔ってる若井、というよりは
僕が見られたくないのは甘えてる若井だ
今水を飲んでくれないと明日に響いてしまう
だから僕は仕方なく口移しで水を飲ませた
mtk「ん……ッ、」
hlt「ん、っ!?、ふっ…んぅッ…ゴクッ」
ただの口移しで
こんなに甘い声出ちゃうのかわいいな。
mtk「……はい、いい子。」
hlt「んぇ…、終わり、?」
…そんなうるうるした目で見つめてくるの、
ずるくない?かわいすぎるんだけど。
mtk「…なに、キスしたいの?」
ペタンと床に座ってる若井に
視線 を合わせてそう言う
hlt「…したい。」
いつもは攻める側の若井
攻められるのは慣れてないのか
いつもより恥ずかしそう
そして僕は若井の唇に軽いキスをする
すると若井は不満そうな顔をして
hlt「違う、!もっと長いのがいい、!」
そんなの知ってる
意地悪で軽いキスをしたのだから
かわいい若井を見れて満足したので
今度は さっきより長く深いキスをしてあげる
mtk「…口開けて?」
hlt「…んぁ、、」
すかさず舌をいれ、
歯茎を舌でなぞるように舐める
hlt「んッ、// ふ…っ、んん゛ッ…///」
無意識に若井から出る甘い声に興奮する
舌を絡めたり吸ってあげたりすると、
先程よりも若井は声を漏らしていた
数十秒のキスを終えて顔を離すと
赤く火照って色気を振りまいた若井がいた
よく襲っていないと自分を褒める
若井は今にでも襲ってほしそうにしてる
だけど酔ってる人を襲うのは卑怯なので
今日はキスだけで我慢する
若井は攻め専門だと思っていたけど
攻められる側も意外といいのかもしれない
今度試しに襲ってみようかな…
そう思いながらまだ足元がおぼつかない若井を寝室へと連れていく
おやすみ と言うと、
滉斗は 寒い と言って僕に抱きついてきた
僕は別に寒くないから
ただの口実だろうと思いながらも抱き返す
しばらくすると小さな寝息が聞こえてきた
僕の胸元にいる若井を見ると
気持ちよさそうに寝息をたててる
こんなの誰にも見せたくないな。
そう思い、僕は若井おでこにキスをする
mtk「…おやすみ、滉斗。」
その瞬間、少しだけ若井が微笑んだ気がした
泥酔若井さんかわいいですよね🙄