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昼休み
「ハカセくん」
昼御飯を食べて、五時間目が始まる前にトイレと思って廊下に出たところで声を掛けられた。
「え?寒川さん、なに?」
「朝さ、倉見さんが言ってたのってなに?」
聞かれてた。まぁあんなに大声で言われたら聞こえるよね。
寒川さん。
見るからにスポーツ少女って感じの元気なクラスメート。
寒川さんもやっぱり興味があるのかな?
「なにって…僕が持ってるビデオを観たいってうちに来たんだよ」
「それってどんなの?」
「いや…それは…」でもきっとわかってきてるんだよな…
「ちょっとエッチなやつ…」正直に言っとこう。その方が話が早そうだし。
「やっぱりね。ねぇ私にも観せてくれない?」
ほらやっぱり。変に隠さなくてよかった。
寒川さんとももしかしたら…
「いいけど…ねぇ、そういうのって気まずくない?よかったら貸すけど」
断れ~!
「いやせっかくだけど、うちじゃ観れないし、ハカセくんちで観せてくれない?」
よし!
「う~ん…じゃあ今日来る?」
「やった!約束ね!帰りに一緒に連れてって」
うきうきして去っていった。
コンドームはまだまだあったよな。
いや~まいったな、これじゃ僕、ヤリチンになっちゃうよ。
おっとトイレトイレ…
放課後
「ハカセくん、お待たせ」
適度にクラスメートが減った頃に寒川さんが来た。
「うん、じゃあ行こっか」
「私、自転車があるから駐輪場に寄っていい? 」
「うん」
二人並んで下駄箱へ向かう。
「寒川さんもそういうのに興味あるんだね」
「あらためて言われると恥ずかしいけど、みんな言わないだけで興味はあるでしょ」
「そうだよね。でも男子と二人きりで観るとか嫌じゃないの?」
「それは…少しは気まずいかもって思うけど…それでも観れるなら観てみたいって感じ?」
そういうもんなんだね。ま、個人差はあるんだろうけど。
自転車を押してついてくる。
「ここだよ」
「え?ここって…あきの家…の隣?」
「え?あきちゃん知ってるの?」え…?
「前に遊びに来たことあって。私達バレー部で一緒だし」
それはまずい…寒川さんに何かしたらあきちゃんに伝わるかも。今日は大人しくビデオだけ観せて帰ってもらった方がよさそうだ…
「あ、てことはもしかしてハカセくんが、あきが毎朝起こしてる幼馴染!?」
!?なんでそんなことまで知ってるんだ…
これは結構仲もいいみたい…?
ビデオも無修正じゃなくて普通のにしておこう…
「あきちゃん、そんなことまで話してるの?…うん、恥ずかしながら毎朝起こしてもらってる」
「ハカセくん、しっかりしなきゃ(笑)でもそれって幼馴染ってだけじゃなくて付き合ってるみたいだね」
あ、それは言ってないんだ…
「あぁ、うん、僕がお願いしてるんじゃなくて、うちのお母さんがあきちゃんに頼んでるんだって。まぁすごく助かってるけど」
「ふ~ん」
自転車を停めて玄関に入る。
まぁエッチなビデオがバレるくらいならあきちゃんにも観せてあげればいいか。あきちゃんとも観ながら…なんてのもありかもだし。
「適当に座って」
僕はビデオの準備を始めた。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 ふふ、ハカセくん、どんどんヤリチン街道まっしぐらだね…💦 でも寒川さんがあきちゃんのバレー部の友達ってわかった瞬間の焦り、めっちゃ伝わってきた。ちゃんと「無修正はやめとこう」って自制するところ、人間味あって好きだよ。 あきちゃんとの関係も気になるし、寒川さんはただビデオ観たいだけなのか、それとも…?🌙 続き、静かに待ってるね。