テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「ふーん、片付いてるんだ。これもあきが?」
「え?いや、手は借りてないよ」
そういえば昔からそんなに散らかった、片付けなきゃ、と思ったことはなかったな。
えっと、一番シンプルなこれがいいか。
デッキにビデオをセットして再生っと。
揃ってみんな同じところに座る。
男子のベッドに、とか思わないんだな…
前半はイメージビデオのようにいろんな服を着て撮影されている場面が続く。
「これ、エッチなビデオなの?」
「あとでそういう場面も出てくるよ」
鏡には正座をする寒川さん。
そういうパターンもあるんだ…
正直つまらない。
「…飛ばす?」
「お願い」
寒川さんも思ったのと違ったと思ってたのかすぐに返事が返ってくる。
では、リモコンを操作する。
キュルキュルいいながら画面は早送りしている。
この辺からでいいかな?
部屋に移り脱がし始めるところで再生っと。
「あっ、そうそうこういうの!」
お喜び頂けた。
そしてまた黙って二人で画面を見つめる。
キスをしながらどんどん脱がしていく。
「うわぁ二人とも慣れた感じ」
そこはまぁ、プロだもんね。
しばらく見ていると裸になった女の子がカメラに向かって自分で触ってみせる。
相手に見せつけているという演出だ。
「え!あ!?エッチするんじゃないの?」
「え?うん、このあとするよ」
「わぁそんなに激しく手を動かすんだ、すごい!…腰が上がっちゃってるじゃん」
ベッドに座っていた女の子はのけ反るように腰が浮いている。
「そうだね。寒川さんはこんなにしないの?」
ちょっとカマをかけてみる。
「うん、ちょっと触るくらい…え!?な、なに聞いてんの!?」
へ~オナニーはしてるんだ。
「寒川さんもやってみたら?」
「なに!?やるって、今ここで!?」
お?まんざらでもないのかな?
「うん。やってみたら?いつもと違うかもよ?」
「そんな!なに言って…」
あら、黙っちゃった…
「私がしてたって…あきに言わない?」
「言わないよ。寒川さんこそあきちゃんに僕んちでオナニーしたとか言わないでよ?」
「い、言わないよ!」
ん?話がする、しないじゃなくて言う、言わないになってる…これはその先も狙えるかも?
「僕は画面見てるから。僕の後ろで寒川さんが何かしててもわからないよ」
見ないから、と伝わったかな?
「うん…」
そっと鏡を見る。
体育座りになって大きく脚を開いてる。
やる気なんだ。
画面はすでに二人の絡みに進んでいる。お互いに撫で、舐め、しゃぶっている。
「うわぁ恥ずかしくないのかな?」
「ビデオに出ようってくらいだからね。恥ずかしい人は出てこないよ」
たまに恥ずかしがる様子を売りにしている人もいるけど。
鏡の中の寒川さんはあそこを触っている。
そう言えば女子のオナニーを見るのはビデオ以外では初めてだな。お、染みが出来てきたかな?
「ほら見てあそこに入っちゃうよ?」
「あっ、あぁ…つるって入っちゃうんだ…え~指より太そうなのに」
指より…?もしかしたら指を入れたことがあるのかな?
コメント
1件
おつかれさま!第27話読んだよ。 寒川さんがまんざらでもなく主人公の誘いに乗るところ、意外でグッときたわ。普段のクールな感じとのギャップがたまらないね。鏡越しに体育座りで開脚してる描写、なんか青春のちょっと背伸びした感じがしてドキドキした。二人の「言わない約束」も距離感が絶妙で次が気になる!