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唐突なクッキングに笑ってしまったww
「♪〜〜〜」
公園のベンチでギターを子供に聴かせる
叔父さんが居た
歌も凄く上手で、ずっと聞いていれた
「……叔父さん凄い」
少し濃い緑色の髪が風で揺れて
赤く綺麗な瞳を輝かせる少年
「ありがとうね」
叔父さんの笑顔はとても輝いていた
それから毎日のように少年は叔父さんの
ギターと歌を聴いていた
いつものように公園に行ったでも
「あれ?叔父さん居ない…」
叔父さんは居なかった
「……どこ行っちゃったんだろ」
「…んっ…あれ?」
目を開けると洗濯機の前で寝てた
「えっ?ん?え!?」
慌てて周りを見渡す
「お前どこで寝てんだよっw」
兄が笑っている
昨日、彼の兄の誕生日だったから、テンションアゲ過ぎてしまった
「俺…ベットで寝てた気がするんだけど…」
「寝相が悪いのにも程があるだろ」
兄のツッコミはいつものこと
よく彼の事をつっこんでいる
「あはは…お腹すいた…」
「母さんが飯用意してるぞ」
リビングからパンが焼けた匂いがする
「本当だ…いい匂い」
でも微かに焦げた匂いする
「……焦げ臭い…」
「ああ…多分それ…俺だわ」
兄が料理が苦手なことは昔からだ
だから母が居ない時は俺の彼がご飯を作っている
「あはは…でしょうね…」
ガチャ
彼の部屋はちょっと狭い
まあアパートだししょうがない…
兄と部屋を使っていて半分づつだから余計
狭いのだ
彼はベットで寝ているが兄の趣味が独特で
兄は押し入れで寝ている『ドラえもん?』と言いたいほどだ
「えっと…昨日描いた絵を投稿して」
彼は絵を描くことが趣味でXでその絵を投稿していて、主にポケモンとかを投稿している
高校生でありながら絵師みたいなもので
フォロワーは11万人超えだ
「よしっオッケー…さぁてと制服着ないと」
ワイシャツを着てボタンを
一つ一つ丁寧につけていく
ズボンを履きベルトを締めて
ネクタイをつけて
「うん!完璧」
片耳にはピアスが何個か空いていて
とてもおしゃれだ
長い針が6時を過ぎる
「まだ時間あるな…お弁当作るか」
冷蔵庫には沢山の食材があった
そこから卵を二つ、ケチャップ、マヨネーズをとる
「お弁当はオムライス入れようかな」
材料
・卵 2
・砂糖 大さじ1
・マヨネーズ
・ご飯 お椀二分の一
・チキン
・ケチャップ
手順
1 容器に卵を二つ割って入れて混ぜる
2 マヨネーズを入れて砂糖を 大さじ1入れて混ぜる
☆材料を全部入れてから混ぜるよりも
少しづつ入れて混ぜるのがおすすめ!
3 フライパンを加熱する
4 加熱が終わったら油を入れて油を広げる
5 先程混ぜといた卵をフライパンに入れる スクランブルエックになったら火を消す
6 もう一つのフライパンにご飯を入れてケチャップとチキンを入れる
7 ご飯の白いところがなくなるまで混ぜたらチキンライスの完成
8 スクランブルエックの上にチキンライスを入れる
9 ヘラで卵の周りをチキンライスに寄せる
10 スライドさせてお皿に盛り付ける
11 ケチャップをかけたらオムライスの完成
「ちょっと大きいかも…あっ兄さんオムライス食べたい?」
「えっ食べる!」
兄は嬉しそうに喜んだ
「分かったじゃあ半分切って渡すよお弁当にした方がいい?」
「うん」
「分かった」ニコッ
「母さん行ってくるね」
「行ってらっしゃい」
母親に手を振ってもらい玄関のドアをゆっくりと開けた
「行ってきます…」ボソッ
プロフィール
夢学園
緑川 須知(ミドリガワ・スチ)
16歳
好きな食べ物
抹茶
好きなもの・こと
絵を描く事、歌う事、演技
嫌いなもの・こと
父親