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1 - 紫×赫

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2024年07月15日

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『紫』×「赫」
























「んっ…はぁ…あ゛っ」


気持ち良すぎて何回も擦り当てていた


周りなんて考えずに…


『なにしてんの』


「え、紫?」



数分前



「日直だるー」


「でもこれって何でもできる最高のチャンスじゃね!?」


誰もいない教室でただ1人


俺は早速好きな人の椅子に座った


相変わらずきめぇと思いながら机の匂いをかいだ


「あいつの匂いめっちゃすんだけど!!」


「一生座りてぇ」


「紫のこと考えてたら興奮してきたッ」


「あ!そうだ!」


昔だれかに


机の角で股擦りあてたらちもちい


って聞いたことあんだよな、やってみよ


「ん、こうか?あんま何も感じねぇ」


「もうちょっと強く、」


「あ゛ッッ!!」


なにこれ


「んっんぁ゛っ」


きもちよすぎるんだけど!!



そして今に至る



「い、紫?」


『なんで俺の机に…』


「あ、えっと…」


『もしかして、股擦り当ててたん?w』


よりにもよって好きなやつにバレるとか最悪、


「…そうだよ!!何か悪いか!(赤面&上目遣い)」


『悪いというか、悪すぎだっつの』


「そうだよな、こんな俺でキモいって思ったよな」


『いや?もっとやって見してほしいぐらいなんだけど』


「…はぁ!?」


『いいじゃんやって?』


「むり!2度とするもんか!帰る!」


俺はすぐ教室を出た


その後紫が


『やっぱ赫かわいい、ほんと好き』


と、教室で言っているのが聞こえた


「…俺もだよ」


なんて聞こえない声で言う


でもこの想いが届くのはわずか1週間後だった



End

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