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皆さん!♡2もありがとうございます😿
嬉しすぎて天井ぶち破りました(?)
今回は前回の続きです!どうぞ!
⋈
「さようなら~」
今朝、黒井から『放課後、言いたいことあるから教室で待ってて』と言われたため、俺は帰る支度をして待つ。
「……る」
「ひか………」
「ひかる!」
『はっ…』
どうやら待ってる間に寝てしまったみたいだ。
ふと窓の外を見ると、夕暮れになっており、時計の針は18時を指していた。
部活終わりの時間だから、廊下には人がおらず、この階には俺と黒井だけが居た。
『ごめん…寝てたわ』
「いや、!大丈夫!」
『…?』
やっぱりなんかおかしい。
黒井は朝からモジモジしてる。
話しかけても目を合わせないし、どうしたのだろう。
『……それで、言いたいことって』
「あ、ああ…!えっとね…」
黒井にしてはかしこまっている為、俺も真剣な表情をして待っていた。
「…あの、さ」
「……俺、ひかるのこと、好き…です…。」
『…へ』
好き…って…?
言われた瞬間心の鼓動が強くなった気がした。
好き…?黒井が俺のことを…?は…?
「…冗談じゃないよ。ひかるのこと、恋愛として好き。」
「……絶対幸せにするから、付き合ってくださいっ…!!。」
『………えっ…と…。』
「返事はいつでもいいから…!」
そう言い残した黒井は、カバンそのままでクラスから出て、御手洗のところへ走っていった。
俺はポツンと1人きり。
もちろん黒井のことは大好きだし、おれも付き合えたら…なんて思っていた。
でも、今の関係が崩れると思うと怖くてなかなか言い出せなかった。
『……どうしたらいいんだろう…。』
今日は疲れたな。
御手洗から帰ってきた黒井の目の下には涙の跡があった。きっと、言ってしまった罪悪感に囲まれたのだろう。
泣くほど俺を想ってくれてるのなら…。
俺は決断した。
『あのさ、返事…』
「…あ、うん…!」
『……俺も、黒井がすき…』
「…へ
ほ、ほんと…!?」
『ん…だから…
よろしく…?』
そういった途端黒井の顔はパーッと明るくなり、涙の跡なんてどうでも良くなった。
「ありがとう!ほんとに…ぜったいに…幸せにするから…!」
『ちょ、泣くなって…』
「ひかるも泣いてるじゃんか…!」
これで、よかったんだよね?
⋈
皆様ご覧いただきありがとうございました!
マサひか無事結ばれましたね…!
この連載はまだまだ続くので、これからもぜひ見ていただければ嬉しいです!