テラーノベル
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僕がいちばんかわいいのに
〇〇〇なんていなければ僕がいちばんかわいくて愛されるのに
消しに行こうかな
僕の邪魔者はみんなゴミ箱へ
あなたが言ったんでしょ?
だからいいよね
僕の相棒莉犬と僕は可愛い組って言われてるけど
もしかしたらいちばん闇があって裏があるペアなのかも。
僕と莉犬はすとぷりの中で可愛い2人って呼ばれてるから
でもリスナーさんもメンバーも僕よりも莉犬の方が可愛いって言う。
まあ確かに認めたくはないけど可愛いもんね。
身長はちっちゃくて、でも自分の意志もあるから自分の意見も言えて、色んな人と仲良くて、顔は可愛くて
僕にはないものたくさん持ってるもんね。
それにころちゃんにも愛されている。
僕の好きな人なのに、ころちゃんは僕のことなんか見てもくれないのに。
莉犬はすとぷりメンバー、リスナーさんだけに愛されているわけではない。
同じ会社に所属してるグループのメンバーほとんどの人に愛されていて可愛がられている。
僕は最近ずっと莉犬と僕を比べてしまう。
同い年なのに。同じような活動もしてるのに、、
僕と莉犬は何が違うんだろう。
やっぱりコミュ障なところなのかな
僕も莉犬みたいにちゃんとはっきりと意見が言えたら何か違ってたのかな。
僕のお願いになっちゃうけど莉犬にはかっこいいでいてほしいから
かわいいのはぼくだけでいいんです。
作戦実行です!!
みんな応援してくれるよね????
今はレコーディングも撮影も終わりみんな帰ろうとしてるところ
相変わらず莉犬はすごくメンバーに可愛がられている
桃「莉犬ーまたお化け屋敷行きたくね?」
赤「お化け屋敷ー?やだよ!こわいもん」
橙「あん時の莉犬くそビビってたよな」
紫「ねー可愛かったね」
お化け屋敷怖いだけで可愛がられるの?
僕だってお化け屋敷こわいもん!
行きたくないもん!
こんなこと言ったてメンバーは信じてくれないんだろうな
僕のイメージ像が「お化け屋敷は怖くない」だもんね。
全然違うのに。僕だってお化け屋敷、怖いものは苦手
このことを知ってくれているのはころちゃんくらいかな
さてどうしたら莉犬は消えてくれるかな
素直に消えて欲しいって言う?
でも僕にはそんなことできない
ずっと一緒に活動してきたメンバーだから。相棒だから。
それに莉犬がいなくなったらみんな悲しんじゃうもんね。
そうなってしまったら僕はきっとみんなの前には居られなくなる。
僕は大人しくお化け屋敷のお話をしてるメンバー達に話を合わせておいた
みんなが求めてる僕はこの僕なんでしょ?
すとぷりの中でかわいいのは莉犬だけがいいんでしょ?
いろいろ考えていたら頭の中がぐちゃぐちゃになってしまい挨拶して誰よりも先に帰った。
僕が帰ったことに対して誰も気にしてないみたい
僕もうここにいない方がいいのかな…?
心が押し潰されそうになりながらも僕は走って家に帰った
青side
るぅとくんが帰ってしまった。
今日一緒に動画撮影しようって誘おうと思ってたんだけどな。今はみんな莉犬くんに夢中すぎてるぅとくんがいないことに気づいてないみたい。
数分たって最年長のピンクの奴が気づいた。
桃「あれ、るぅといなくない?」
橙「確かにな。トイレにでも行ったのかな」
赤「えーでもるぅちゃんなら一言声掛けてくれそうじゃない?何も言わないでいなくならなそう」
声掛けてたじゃん。
「お疲れ様です。お先に失礼しますね」って
結構アイツにしてはデカイ声出してたけど聞こえてなかったの?
紫「あ、ころちゃん。るぅとくんどこにいるかわかる?」
青「るぅとくんなら結構前に帰ってたけど」
紫「そうなの?!」
桃「はあ?アイツ一言くらい言ってくれればいいのに!散々俺たちのこと困らしておいて」
橙「まあまあるぅちゃんも忙しかったちゃうん?」
青「ねえるぅとくん声掛けてから帰ってたよ。それも結構でかい声で。るぅとくんばっかり責めてるけど聞こうともしてないお前らが悪いんじゃないの?」
こいつらほんとに何も話し聞いてないなって。
るぅとくんは何も悪くないのに、、るぅとくんが責められるのは許せないから
でもるぅとくんなんで先に帰るなんて言い出したんだろう。今日中に終わらせないといけない作業があったから?
でもそうだとしたらきっとるぅとくんは「作業があるので先に帰ります」って言うと思う。
いや!絶対言う!
なんだか僕は嫌な予感がしてきた。
作業以外でアイツの帰る理由なんて思いつかないけど
でも今回のは作業が理由で帰ったんじゃない気がする
さっきまではるぅとがいないっていう話をしてたのに今はそんなことなかったように別の話をしている。
僕だけなのかもしれない。
るぅとくんを助けることができるのは。
今日はあと少しだけ会社に残ってメンバーや後輩たちと話そうかと思ってたけどそれよりもずっと大切なことがあることに気づいた。
青「ごめん。終わってない編集が残ってることに気づいたから先に帰るね」
赤「そうなの?編集頑張ってね」
桃「おおわかった。編集頑張れよ」
橙「また明日な〜」
紫「気をつけて帰ってね」
みんなから暖かい言葉を貰って僕は会社から出た。
今日は後輩たちと夜飲む約束をしていたけど断った。
後輩たちには申し訳ないけどね。
僕は自分の家じゃなくて彼の家に行くことにした。
僕はアイツの合鍵持ってるからね〜
タクシーを止めて彼の家へ向かった。
黄side
一体いつまで泣いていたんだろう
今でも涙は止まらない
ぼくってもう必要ない…?
だれか教えて
「るぅとくん!!!!」
誰かの声が聞こえた。
声だけでわかった。僕の好きな人ころちゃんだって
「ころちゃん?」
「るぅとくん?泣いてるじゃん」
「何があったの?僕に教えてよ」
いつも僕の悩み事を聞いてくれるのは彼だった。
どんなときも。例え距離が出来ちゃっても彼に頼ってたし彼も僕に頼ってくれた。
その関係は変わらなくて。
大切なことを思い出した気がする
「りいぬに嫉妬しちゃって。みんなりいぬばっかりだなって思って、でもそんなことで嫉妬してる僕のことが嫌になっちゃって嫌いになって消えたいなって思いました」
「それでずっと泣いてたの?誰よりも先に帰って。今日動画一緒に撮ろうって思ってたのに」
動画…?動画なんて最近ずっと一緒に撮ってくれないのに
「僕がるぅとくんにたくさん構うから、しつこいくらい。だから消えてたいなんて言わないで!」
ほんとに……?たくさんかまってくれるの…?
僕にとってころちゃんは彼のリスナーさんや僕のリスナーさんの愛よりも重くてドロドロだよ。
きっとめんどくさいって思うよ。
それでもいいの?それでもかまってくれるの?
「すき」
「え?」
「だからすきなんです!ころちゃんのことが」
「僕もだよ」
「僕もるぅとくんのことだいすき」
「僕と付き合って?」
「はい!よろしくお願いします」
ころちゃんと両思いだったんだ。
多分すごく顔赤いしドキドキしてる。
りいぬのことが羨ましいって気持ちは変わらない思うけどそれでもころちゃんが僕のことかわいいって愛してるって、好きってたくさん言ってくれるからもうあんまり比べることは無くなったかもしれない。
それもこれも全部ころちゃんのおかげ。
愛してます。ころちゃん。
たくさんかわいいって言ってね?
end
⋆⸜♡⸝⋆
閲覧ありがとうございました!😿💞
青黄しか勝たんってことです👊🏻特にリアルパロはほんとに最高🥹🥹誰か書いてほしい🥺
いいねコメントお願いします🥲🥲
コメント長文も短文でも何でもうれしいです✨
青黄の短編集出そうと思っているんですけどリクエストくれる方いますか?
普段は某小説アプリで青黄出してるので是非探してみてください🤩
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