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そのまま歩き職員室へ連れて行かれた。
しばらく色々話した、話したと言ってもただ質問に答えただけ、どこまで覚えているかとか(なんも覚えてないけど)
これからどうしたいかとか
なんか変な感情論聞かされて終わった(めんどくさかった)
そのまま教室まで連れてかれた、
僕が入った瞬間教室がざわめいた
『はーい静かにー』
先生がそういうと教室にいる生徒たちは全員僕に集中した、
先生が僕が記憶喪失になったとこを淡々と話していた
先生が冷静すぎて逆に怖くなってくる
『じゃ、岩永の席はあそこだから』
と言って後ろから二番目の窓側の席を指さす
『はい、』
そう言って僕は席へ移動する
やばい、緊張で汗出てきた、心臓が爆発しそうだ
席に移動して隣の席の人に挨拶をする
『あ、よろしくお願いします』
『うん、大変だったね、よろしく』
良かった優しそうな人だ
隣の人は黒髪で腰ら辺まで長く伸びた綺麗な髪をしていて
なんだか不思議な雰囲気だけど嫌な感じはしない人だった
早速授業だが、、、分かるはずもない
基本的は義務教育でやりそうなことは何となくではあるのだが分かるでもなんか、、ほんと先生が呪文でも唱えているような、、
『もしかして、、、わかんない?』
隣の席に座っている人にそう声をかけられる
僕は少し恥ずかしくなりながらうなづいた
『まぁ、そりゃわかんないよね』
『仕方ない仕方ない』
そう言って彼女はノートを見してきた
『どこがわかんない?』
『あー、全部わかんない、、』
『全部か、これ前習ったやつわかんないと出来ないからそこからやろうか』
『あ、はい』
説明が上手くてものすごく分かりやすかった
一つ一つ丁寧に教えてくれた
『じゃ、この問題解けたらもう今回の勉強は完璧』
『は、はい』
最初より絶対に解けるようになっているはず
僕は問題を解き彼女に見せて丸つけをしてもらう
『お、満点だ』
『頑張ったね』
彼女は僕の方を見て微笑み席を立つ
『あ、どこ行くんですか?』
『この後用事があってね』
『あ、名前を教えてください、、』
女の子はちょっと不思議そうに
『あれ?言ってなかったけ』
『井上 春菜』(いのうえ はるな)
『じゃあらためてよろしく』
『あ、はいよろしくお願いします』
『じゃ後でね』