テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
私はこの世界が嫌いだ
周りがみんな自分のことしか見えていないように見えて仕方ない
私だってそりゃ、結局は自分第一だが……
それはそれでそう思ってしまう私は最低なのかもしれない。
「あいり!!」
そう呼ばれ振り返る
そこには私と幼なじみである「もか」が笑顔でたっていた
もかは私と幼稚園からの付き合いであり
中高一貫の学校だったため、ずっと一緒に過ごしていた
もかは、私と違い明るく誰とでも仲良くなれるそんな性格だった
「あいり〜!!なにぼーとしてんの?」
彼女のポニーテールが揺れ、太陽のような笑顔が私に向けられる
私は彼女とは正反対な性格で、人前に出るのが苦手で、自分の意見が出せない、そんな性格だ
「なんでもないよ(笑)もかこそ、どうしたの?」
私はできる限りの微笑みで返す
「次の授業理解なんだけど、移動教室なんだけど一緒に行かない?」そう笑顔で聞かれた
私は「もちろん」といい、もかと一緒に教室に入り理解の授業準備をした
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!