『シグマ、体は大丈夫か?』
『大丈夫、ありがとうな』
シグマは無事だった
安心していた
『ジェラルディ、ありがとう』
『いや、当たり前の事をした、それだけだ』
シグマは幸せそうな顔を私に向けた
『……そうか、幸せそうだな』
『わかったのかよw』
シグマ、いつもありがとう
『ほら、これ似合うぞ?』
『えぇ……っと……』
『鈍感だよなぁw』
『ファッションは良く分からんぞ……』
『まぁまぁ……』
そして、撮影が始まった
『……✨』
見ている、それだけでシグマはすごく綺麗だ
『ジェラルディ君お願いします』
『あ、はい!』
私が呼ばれる
シグマとのツーショットとか言うやつらしい
『……こう、ですか?』
『もうちょっとシグマ君に寄ってください』
恥ずかしさが勝ってしまった
『……』
恥ずかしくて仕方なかった
でも、楽しい
『お疲れ様でした、またよろしくお願いしますね』
『……はい』
初経験、モデルの撮影
まさかキスシーンまで撮られるとは思っていない
『お疲れ様〜』
『……シグマ、恥ずかしいぞ』
『可愛かったけどw』
『何故、キスシーンまで……』
会話がはずむ
『モデル撮影って難しいんだな……』
『嗚呼、でも楽しかったろ?』
『そうだな』
楽しいこの日は、シグマと出かけて
初めての経験があり、素敵な1日だった
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