『ジェラルディ!お前が雑誌に載ってるぞ!』
『え?!』
言われて見てみた
『んな?!』
生憎、キスシーンまで載っている
『キスシーンまで?!』
『編集者、何者なんだ……』
『BLが好き、とか?』
『そんな馬鹿な……』
やはり、シグマはかっこいい
私は……
『ジェラルディ、かっこいいから』
『……!』
本当だ……かっこいい……
『ふふ……』
『撮影お疲れ様!』
『シグマ、また今度、誘ってくれないか?』
『いいぞ』
『ありがとう……』
モデル撮影は楽しい
そう思った
その時、雑誌を見ると
応募ページがあった
『……ふむ、オーディションがあるらしいな』
『俺は親がモデルだからさ、直ぐに受かったんだけど……』
『羨ましいな……』
『お前も受かるって!』
『だと良いが……』
その後日、モデルのオーディションに受かった
『……受かるとは思ってない』
『よかったな』
『……奇跡、なのか』
『さぁ?』
受かっただけでも嬉しかった
シグマと同じ仕事ができるから
『……予定も合わせなきゃな』
『色々大変だぞ?』
『大丈夫』
『ならいいけど〜』
私は少し、シグマを抱き寄せた
『どうした?』
『……チュ』
また……キスをしてしまった
『ジェラルディ……お前なぁ……』
『……好きだからいいだろう?』
『もぉ……』
シグマも仕返しにキスをしてきた
『これが、幸せなんだろうな』
『そうだな……』
影で切身達は見ていた
『めちゃくちゃいいじゃん……』
『羨ましいなぁ……』
『リア充滅べ……』
『ちょ、森風君、恨みが……』
『怖ぇw』
『聞こえてるぞ』
『やっべ!』
『逃げろ〜!』
『あ!コラ!』
『ジェラルディ……構って……』
『わかった……』
『リア充〜!』
『後で生徒会室へ……』
『……あ、終わった』
これが、普通なのだろう……
シグマは、照れていた
『……///』
『可愛いヤツめ』
『うるしゃい……///』
コメント
2件
これは、ニヤけちゃいますね!
((꜆꜄•௰•)꜆꜄꜆»♡ ポチポチ…