スキ?
この人、今、 好きって聞いた?
いや、あれや
きっと深い意味は無い
保「好きですよ」
保「強くて尊敬できる同僚です」
鳴「……強さだけか?」
鳴「お前はボクの強さにしか興味が無いのか?」
保「いえ、そんなことは…」
鳴「お前の好きなタイプを教えろ」
保「…タイプ?」
保「それは、えっと、どうゆう意味で…?」
鳴「好きなタイプだ。恋愛的な意味に決まってるだろう」
保「…」
僕の頭の中はハテナである。
何を言ってるだこの人は
…好きな、タイプ……タイプ?
保「んーと、…」
考えたこともないな
なんせ今まで恋愛に興味なんてなかったし
僕は末っ子やけどどっちかというと尽くしたいタイプなんよなぁ
どこか抜けてたり可愛いところある人とか、
でも記念日とかは祝い合いたいし、はちゃらけすぎはなぁ
この時僕は想い人のことも考えずに真剣に好きなタイプについて考えていた。
そして出た結論は
保「見ていて飽きない人…みたいな?」
鳴「…そうか、」
鳴(そういえばこいつ面白い奴が好きとか言ってたな)
鳴「…ボクはどうだ?見ていて飽きないか?」
保「え?」
鳴「ん?」
保「いや、鳴海隊長、僕の好きなタイプに当てはまりたいんですか?」
鳴「?、そうだから聞いている」
保「え?」
鳴「え?」
???
保「ちょ、ちょお待ってください!」
鳴「な、なんだ?」
ん?なんや?話噛み合っとらん気がすんのは僕だけか??
ホンマに他意はなさそうやし僕がおかしいんか?
何考えてるんかさっぱりわからん!!
落ち着け、落ち着くんや僕
そうだ他意はない。
いやなんで僕の好きなタイプに当てはまりたいねん!
保「…その、鳴海隊長?」
鳴「ん?」
そのキョトン顔やめてや
心臓に悪いねん
これはきっと風邪のせいで気が参っとんねん
絶対そうや!!
保「ぼ、ぼぼ僕のことすすす好きなんですか?」
やばい声裏返った
鳴「……」
保「……」
鳴「………」
鳴「…え?/////」
保「え、?///」
え?何やその顔
殺しに来てる??
鳴「いや、えっと////」
鳴「その…//」
鳴「…………ぅん///」
・・・・
保(うん?)
保(うん!?)
保「ッ〜!?/////」ボッ
鳴「…おい、なんか言えよ///」
保「え////」
鳴「…..お前は、どうなんだ?」
鳴「その、ボクのこと、好きか?//」
保「……」
好き、ですよ。
もうずっと前から。
でも、ここで気持ちを伝えてどうなる?
もし付き合ったら、僕、この人を汚してまうんやないやろか
保「….」
鳴「_保科?」
…反応的に脈ありかと思ったけど、
困らせたか?
鳴「ほしっ」 保「好きじゃ、ないです」
保「すみません。…ぼく、なるみ たいちょ、のこと、すきじゃっ、ない、ですっ」
鳴「…」
鳴「保科」
保「っごめん、なさぃ」
鳴(__なんで、、泣くんだよ_)
コメント
2件
更新嬉しいです💕 ちょっと抜けてて可愛いとかもう鳴海隊長じゃないですか‼︎ なんでそこで好きじゃないとか言っちゃうんだろう(本当こういうの大好きです😏) 幸せをありがとうございます😭 続き楽しみにしてます!