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(朝の万事屋。銀時がソファでだらけている。
新八は新聞、神楽はせんべい。
彩音はコーヒーを淹れてる。)
銀時「……あー、昨日の疲れがまだ取れねぇ……。彩音、いちご牛乳もう一杯。」
彩音「……自分で淹れろ。」
銀時「おいおい、昨日はあんなに優しかったのに、もう冷てぇじゃねぇか。」
彩音「昨日のは……あれは、その……」
(顔がほんのり赤くなる)
神楽「昨日のって何アル?二人で何してたアルか?」
新八「彩音さんの顔、真っ赤ですよ⁉︎」
彩音「うるせぇ!!」
銀時「(口の端を上げながら)……お前ら、聞いてもいいけど命の保証はしねぇぞ?」
新八&神楽「ヒィィィィィ‼︎」
(そこに依頼人登場。ドアが勢いよく開く。)
依頼人「た、助けてください!ウチの倉庫が暴走機械に占拠されて!」
銀時「機械?またかよ……。まぁいい、行くぞお前ら。」
彩音「了解。」
新八「はぁ……また面倒な予感しかしない。」
神楽「暴走機械アル?叩き壊すアルね!」
(現場・廃工場跡)
(暴走ロボがガシャガシャ動き回ってる。
万事屋メンバーが散開して対応。)
新八「これ、前にもあったやつですよね!?」
銀時「そうそう、その時も似たような鉄くず蹴っ飛ばしたら爆発したんだよなぁ……。」
彩音「おい、それフラグだろうが。」
神楽「じゃあ蹴ってみるアル!」
彩音「やめろォ‼︎」
(ドカーン💥 煙)
新八「やっぱり爆発したー!」
彩音「神楽!てめぇ後で説教だ!!」
銀時「ま、これくらいが平常運転だな。」
(しばらくしてロボが巨大化し、彩音が前線に出る)
銀時「おい彩音、無茶すんなって!」
彩音「平気だって。……拳で十分だ。」
(ロボの攻撃を避けつつ、拳でバン!と機関部を破壊)
神楽「おお〜!やっぱり拳最強アル!」
銀時「……やれやれ。ホント、お前見てっと心臓に悪ぃわ。」
(ロボが完全停止。みんなほっと息をつく)
(帰り道)
新八「彩音さん、本当にすごいですよね。
でも、あんなに危ないのに銀さんが止めても聞かないし……。」
銀時「そうそう、俺の言うこと聞けっての。」
彩音「……うるせぇな。」(小声で)
銀時「ん?」
彩音「……お前が、ちゃんと見ててくれるからだよ。」
(その言葉に銀時、フリーズ)
銀時「……は?」
彩音「なッなんでもねぇ‼︎今の忘れろ‼︎」
(顔真っ赤で早歩き)
神楽「おお〜〜彩音照れてるアル〜!」
新八「銀さんも固まってる!」
銀時「……平常心、平常心……ダメだ、全然保てねぇ……!」
(その夜。万事屋の屋根の上)
銀時「……拳で殴っても、アイツは壊れねぇ。
けど、心ん中までは見えねぇんだよな……。」
(空を見上げてポツリと呟く)
(後ろから彩音が登ってくる)
彩音「……まだ起きてたのか。」
銀時「おう。星でも見てんだよ。」
彩音「……あのさ。」
銀時「ん?」
彩音「……ありがとな。今日も。」
銀時「何が。」
彩音「……助けてくれただろ。」
銀時「……お前、素直じゃねぇな。でも、ま――いい感じだ。」
(彩音が隣に腰を下ろす)
彩音「……昨日の手のぬくもり、まだ残ってんな。」
銀時「……俺も。」
(少し間)
彩音「バカ。」
銀時「おう、バカで結構。」
(空に流れ星がひとつ流れる)
次回からちゃんと本編行きます()