続きです
リクエストありがとうございます
前回より短いです
それではどうぞ
「華太さん来てくれてとても嬉しいです」
「来てくれたっていうか、アンタが強引に連れてきたんだろ」
「私はただ貴方の体を動けないよう持っていただけです」
「それを強引て言うんだよ」
華太は今、香坂の拠点にいた
あの日から香坂は連絡を送り続けていた(ちなみに連絡は半分無理矢理交換した)
華太はそんな彼に対し、適当に返事をしていた
「少しは態度に示してくれませんか?」
「これがお前に対する態度だよ」
「悲しいこといいますね」
「そうかい」
華太はここから早く出たいと思っていた
仕事の途中だった為早く戻りたかった
「気が済んだら俺は帰るからな」
「……」
香坂は急に黙った
(なんだ?)
「…華太さんは私のこと嫌いですか?」
「なんだよ、急に」
「見るからに嫌そうな顔をしてたので私のことは嫌いだと思って」
「でも、確かに嫌いになりますよね。勝手に連れてこられて、好きでもない相手に好きとか言われたら気持ち悪いですよね」
香坂は悲しそうな顔をしながら言った
「待って、俺は別にそんなこと思ってな……」
「いいんですよ。気を使わなくて帰りましょうか」
華太の言葉を遮って香坂は言った
それが華太をイラッとさせた
「俺の話を最後まで聞け。俺は別にお前のことは嫌いじゃない。確かに無理矢理連れてこられて嫌だったがそれ以外は別に何も思ってない」
「それに今俺仕事残って、気になってるからお前に対してああいう態度とったの」
「仕事片付いたらたくさん話してやるから」
微笑みでそう言った
香坂は驚いた表情をしていた
たが、すぐいつもの顔に戻り
「やっぱり私は貴方がとても好きです」
「なんだよ急に」
「いえ、惚れ直しただけです」
「はえぇな惚れ直すの(笑)」
そう言い華太は笑った
コメント
2件
最高(*`ω´)b相思相愛になってイチャイチャしてくれ~!!