例え後悔していたとしても母親が気に入らないのは事実。早く死んでほしいのも事実
俺はいろいろ考えているといつの間にか病院のトイレ前についていた ふと手洗い場の鏡が気になった
鏡に触ると鏡に写った自分がニコっと笑っていた。 「ヒッ!!!!!!!!!!!」ビックリした俺は壁にもたれた
すると「お前は人を殺すことが裏の性格なんだな」鏡に写った自分が言う。 これは夢?喋るはずのない鏡に写った自分が言ってる
「人を殺すことが裏の性格?」 「あぁ、お前は同性に恋してることが表だが裏は人を殺して楽しむ性格だ」 「殺して楽しむだなんて….そんなこと」「じゃぁどうして琳を殺した?何故母親を殺そうとしている?」 「それは……」
それはイラつくから、という理由だが本当に人を殺して楽しむようにしているようで言えなくなってしまった
「お前はもう恋人なんて作らない方がいいぜどうせ殺すんだしな」
「うるさい!!!!!!!!!!!」 改めて鏡を見ると笑った自分はいなかった
今のは幻覚だったのだろうか?脳内でわちゃわちゃ自分と自分が話して鏡に写っているように見えていたんだろうか? そう思っても今ではゾッとする もし仮に裏の性格が殺すことが楽しみだとするのならこれからどうなっていくのか、どうしたら良いのか分からなくなっていく
そんなことを思い親のいる病室に向かおうとすると看護師さんが俺の方に走ってきた
「茜君…..落ち着いて聞いてね…君のお母さんさっき….亡くなったの」 「….え?」
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