書きたい所を書いただけ。
マイふゆ注意
✩
1、黒い衝動を抑えられる人物は……
武道視点
マイキー君が梵天という反社を立ち上げていた。
だからまた、タイムリープしてきたんだ。
今回こそ、絶対にみんなが幸せな未来にしてやるっ!
「…ということなんですけど、ドラケン君」
「そっか、マイキー…まだ幸せになれてなかったんだな」
「はい…それで、一体なんなんですか?黒い衝動って」
「黒い衝動、マイキーが幼い時からずっと背負ってきた十字架。それを止めれるのは、場地と真一郎君、エマ、この三人だけだと思われてたんだがよ…今、もう一人抑えられるかもしれないヤツがいてさ」
「もう一人?」
「あぁ…コイツ」
そう言ってドラケン君が俺に1枚の写真を見せる。
二人の男が仲良さげに手を繋いでいる。
そこに写っていたのは、武道にとって大切な相棒の千冬だった。
「千冬…?千冬がなんで」
「あぁ、コイツら中学時代付き合ってたみたいでよ…俺が見た感じ、千冬といるマイキーはすごく幸せそうだったんだ」
「だったら千冬を呼んで…!」
「それはもう無理な話だな」
「っ、えぇ…?」
「千冬は、」
「数日前に行方不明になったんだよ」
「…え?千冬が行方不明…?あ、マイキー君が連れ去ったって可能性は…?」
「あぁ、俺らもそれを考えてるんだが…マイキーの居場所がわかんねぇからさ、俺らがマイキーを探してるってなったらアイツは居場所を絶対に変える。意外としぶとい奴だからよ」
「そ、そうなんですね………」
千冬がマイキー君にとって大切な存在だなんて知らなかった。
おまけ(平和)
千冬視点
俺は今マイキー君の家に閉じ込められている。
べつに、そんな大した監禁みたいな事はされていない。
外に出なければいい話。
「千冬、ただいま」
「お帰りなさい、マイキー君」
こうやって彼の帰りを待ち、夕飯や洗濯物など家事をしている。
マイキー君は、俺がいるだけで光が見えるって言ってくれた。
場地さんの大切な人だから、俺が守っていかないと。
まぁ、それ以前に俺は同棲してるみたいで嬉しいけど。
「今日の晩飯は…?」
「ふふ、マイキー君の大好きな旗付きオムライスと、食後には春千夜君の買ってきてくれたたい焼きです」
✩
回想
「姫〜?いますか…?」
「はい、いますよ!春千夜君、どうしたんですか?」
「姫なんですから敬語外してくださいよ…」
「いや、なんかしっくりこないので!それで、ご用は?」
「あぁ、マイキーが今日機嫌悪いから…たい焼き、二人で食べてくれ」
「わぁぁ!ありがとうございます!」
「ん、じゃあまた」
「はい!また!」
✩
「ありがと、千冬」
「いえいえ、春千夜君にも感謝しないとですね」
「千冬はいいんだよ、ウチの“姫”なんだし」
「でも…やっぱり俺は誰かに感謝して暮らしてたいですね」
「そっか、千冬らしいな(笑)」
「悪いですか?(笑)」
「いや、それより早く食べよ。腹減った」
「そうですね!」
☆
end
コメント
9件
続きがあればみたいです💦