テラーノベル
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加奈「ねーねー、隣の桜町ってあるじゃん?」
瀬奈「うん」
加奈「この前お祭り行ったじゃん?」
瀬奈「うん、楽しかったよね」
加奈「あれで行って以降も以前もまず桜町って行ったことなかったよね?」
瀬奈「そうだねぇ」
加奈「というかさ、桜町ってどこで知ったんだっけ?」
「なんというかさ、急にお祭りがあることを思い出したみたいな…」
瀬奈「…?」
瀬奈「確かに…なんで?というかまずお祭り行くまで桜町自体知らなかったような…」
瀬奈「隣の町なのに?」
「おかしい…」
加奈「えぇ怖!」
「なんかあるよねこれ」
加奈「オカルト系の何か絶対あるって!」
加奈「もう1回行ってみようよ!」
瀬奈「そだね!行ってみたらなんか分かるかも!」
「とーちゃく!」
「まぁ、まだただの町だよね」
「雰囲気も明るいし、人も全然いる」
「え〜、可愛い子ばっかりいる〜!」
「ほら、あそこの3人とか!」
「紫!?珍しい髪色〜!」
「ここって可愛い子多いのかなぁ…」
「とりあえず調査だね!」
「うん!」
スーパーの店員「え?この町で変なこと?特には無いですねぇ〜、あ、ポイントカードはお持ちですか?」
「あっ持ってないです」
スーパーの店員「はい、3点で873円になります。」
「はーい」
花屋の店員「変なことねぇ…別に何か起きてる訳でもないわよぉ?」
「少しでもいいんで!」
花屋の店員「えぇ〜?…まぁ強いて言うならついこの前猫が二本足で歩いてたことくらいかねぇ?」
「!?」
「そ、そんな猫がこの町に…」
美容院の店員「変なこと?」
「そうです、今この町の噂について聞き込みしてまして…」
美容院の店員「へぇ…それはそれは…」
「何かありません?」
美容院の店員「そんな大きなこととかは無いけどぉ、それでもいいなら話してもいいわよぉ?」
「ありがとうございます!」
美容院の店員「それと…失礼だけれどあなたの髪、少し傷んでるわよ?」
「えっ!?」
「ちゃんと毎日洗ってるのになぁ…」
美容院の店員「…よし、せっかくだしタダで洗ってあげる、洗いながら話しましょ?」
「いいんですか!?まさかそんなことまで…」
美容院の店員「いいのよ、職業上髪触りながら話すことが多いから、ほら、手癖みたいなものよぉ」
「それなら…まぁ…お願いします…?」
「そっちはどうだった?」
「こっちは特にはなかったよ…」
「そっか…私も二足歩行の猫がいるってだけ」
「二足歩行…?」
「そろそろ夕方だし…そこにいる人で最後だね」
「そうだね!」
主婦「変なこと?特には無いけど…」
「なんかオカルトじみてる人とかいません?」
「どういう質問よ…」
主婦「まぁ…うん…オカルトではないけどこの町変な子とか多いわよ?」
「ぉ…!?」
「情報のチャンス…」
主婦「吸血鬼の子とか、」
「「吸血鬼!?!?」」
主婦「魔法使いの人とか、」
「「魔法使い!?!?」」
主婦「神とか?」
「「神!?!?」」
。
。
。
「最後におっきい情報GETだね!」
「この町ってそんなファンタジーだったんだ…」
「あとやっぱりこの町可愛い人多かったね」
「ね!」
「ファンタジーしてる町ってことはわかったけど、なんでこの町隠されてたんだろ?」
「うーん…ファンタジーしてることがバレたくなかったとか…?」
「まぁ…今日は暗いし一旦帰ろっか!」
「うん…」
「そーだね…」
加奈「…」
加奈「ねぇ…」
加奈「あんた誰…?」
「…どうしちゃったの急にそんなこと言って?」
「あなたの双子、瀬奈だよ?」
加奈「私には分かるの…ほら、あなたは誰!?」
「…」
「バレちゃったね」
「そこの君にはバレてないと思ったのになぁ」
「そりゃ双子かぁ…」
「まあそれでもいいや、」
加奈「何ごちゃごちゃ言ってるの!瀬奈を返して!」
「瀬奈ちゃん?それなら今頃あそこの美容院の中さ」
加奈「そこにいるのね!?嘘じゃないよね!?」
「あぁ、本当さ」
「ただ、1つ約束してくれ」
加奈「何…?」
「また今度、残りの3人も連れてきてくれ」
加奈「…なんで知って…」
「まぁいいわ、助けに行かなきゃ!」
「行ったか」
「はぁ〜…」
四季「なんでバレたと思う?そこの君」
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ㅤし ゅ ら ꒷ ♡
11,079
千野マシュ
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コメント
1件
読了です!最初はほのぼのした町探索かと思いきや、最後の双子の入れ替わり?にゾクッとしました…!「あんた誰…?」からの「バレちゃったね」、鳥肌立ちましたよ。加奈ちゃんが直感で気づく感じが良かったです。この町、二足歩行の猫に吸血鬼に神様…ただのオカルトじゃない厚みを感じます。続きが気になりすぎます! (199字)