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ミセス短編集

7 - アイシカタ

♥

233

2025年08月12日

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遅くなりました。

リクエストでいただいていた、もりょきです。

大変遅くなり申し訳ございません。

是非読んでいただけたら嬉しいです。













ねぇ、元貴。元貴はいつになったら僕のことを独り占めしてくれるの?

いつになったら僕だけに依存してくれるの?


最近、若井とお話しすぎじゃない?

メンバーだし幼なじみだからしょうがないけど。

僕とお付き合いしてるって分かってるのかな。


あぁ、早く元貴に支配されたい。


こんな気持ち、絶対にバレたくない。


けれど、さらけ出して、酷く、酷く愛されたい。


























「ね、ねぇ、元貴」


「ん?なに涼ちゃん」


「ううん、なんでもない」









今日はせっかくのお休みで僕の家でデートなのに。

スマホばっかり。

どうせ若井とお話してるんだろうな。

今は僕と一緒にいるのに。


いたたまれなくなって、ソファで並んで腰かけていたところから自分の部屋へ移動する。


少し時間が経ってから、ドアの向こうから声が聞こえた。











「涼ちゃん、入っていい?」










ドアを開けると八の字に眉毛が下がって、少ししょげた顔をしている元貴。


どうして元貴がそんな顔してるの。

と思いながらも、頭をポンポンと撫でながら部屋に入れる。










「涼ちゃん怒ってる?」


「怒ってないよ」


「うそ、」


「うそじゃないよ」









鼻声になりながら、元貴が僕の胸に顔を埋める。

さっきの態度が少し怒った雰囲気出てたか。

でも、僕といるのに若井とお話するからだもん。









「うそじゃないけど、ちょっと寂しかっただけ」


「寂しかった……?」


「元貴、スマホばっかり……」


「ごめ、ごめんね」









ぎゅうっと抱きしめられ、僕の胸元辺りでグズグズと鼻を鳴らしながら、沢山謝る元貴。

年上なのに、スマホばっかり見てる元貴に拗ねて、泣かして。


抱きしめられながら、ベッドの方へ連れていかれストンと、自分のベッドの上に座って、キスをされた。


あ、久々。


涙で少ししょっぱい。











「涼ちゃん」


「うん」


























優しく、優しく丁寧に、いつも抱いてくれる。

とても気持ちいい。


優しくキスをしながら服を脱がされる。


でも今日は、酷くされたい。


言って大丈夫だろうか。

引かれないだろうか。

別れたいって言われたら……。











「りょ、涼ちゃん?なんで泣いて……」


「も、もとき」


「なに、大丈夫だよ。どうしたの」


「嫌わない……?別れよって言わない?」


「そんなこと絶対に言わないよ、どんな涼ちゃんでも大好きで愛してるんだから」


「な、なら、酷くして」


「っえ?」


「僕無しじゃ生きていけないぐらい、酷く、酷く愛して。何してもいい、縛って、逃げられないぐらいに」













僕が求めていたことを全て言い終わる前に、元貴の表情がギラっと変わり、激しいキスをされた。


嬉しい。

嫌われなかった。


これから僕の想像していたことをしてくれると、考えるだけでゾクゾクしてしまう。











「涼ちゃん。ずっと思っててくれてたの?嬉しいなぁ。僕もそう思ってた。涼ちゃんがずっと僕なしじゃ生きていけない身体にしたいって、僕だけの涼ちゃん。」












早速、首元にキスマークを付けてくれる。

嬉しい。

今まで付けてくれなかった。








「も、とき、かんで、かんでほしい」


「いいの」


「っうん、うん……っあ”、い”っ、た ぃ ♡ う、れし、ぃ♡」


「はぁー、くっきり付けちゃった。このまま残ってくれたらいいのに」


「消えたらまた付けてよ。ねぇ、縛って?」









そう言うと嬉しそうな表情をしながら、手首を縛ってくれる。

最初は、跡がつかないように優しく縛ってたけど、僕がきつく縛ってくれとお願いした。










「腕、縛ったから恥ずかしい顔隠せないね」


「いいの、全部見て、僕だけを見て……」











そのまま、口や首、鎖骨、胸と全身にキスをする。

キスをしながらズボンと下着を今日に脱がされる。


恥ずかしいな。

反応しちゃってる部分をじっと見られるの。










「涼ちゃんもう勃ってるの?かわいいね」


「っや、みないで、」


「やだ〜、いただきま〜す」


「っあ”、きたな、っふ、ぅ”」









ジュルジュルと僕のそそり立った部分を舌先を使って舐めている。

裏筋やカリ、鈴口を攻められる。

嫌でも腰が浮いて、ヘコヘコと動かしてしまう。

自分で元貴の喉奥に擦ってしまう。








「っん、っん、」


「りょうひゃん、しゅごいこひうごいへる」


「っしゃべんない、っで、ぇ、ぁイく、でちゃ、っう”、ぁ”」


「っん、ぐ……っは、いっぱい出たね」











ごくごくと美味しそうな表情をしながら、残さず僕の精子を飲む。


元貴がベッドサイドにあるローションを取り出し手のひらで温める。

この、些細な優しさが大好き。










「涼ちゃん入れるね」


「……っあ、ゆ び、き、もち」









元貴の指。

好き。好き。


僕の中で擦ったりトントンしたり。


ちょっと動かすだけでビクビクと腰が動いて、だらしない声が出る。


縛っている手をギュッと優しく握ってくれてる。








「っあ”、もとき、すき、すきぃ、だいすき」


「んふふ、僕もだいすき、指だけでこんなえっちな姿になっちゃうのかわいいね〜」


「もときの、せい、だもん」


「僕のせいか〜、お詫びに沢山虐めてあげるね」









さっきよりも激しく指を出し入れされ、呆気なくイってしまった。


いい感じに解れてきたので、やっと元貴の入れてくれると思ったら。








「っんぁ”、い、やぁ、なんで、もときのじゃな、あっ」


「まだ入れてあげるって言ってないよ」


「やぁ、ぁ もう、はいる、いれてぇ、」


「このまま何回涼ちゃんイけるかなって」











また指を入れられさっきよりも優しく、ゆっくり撫でるように中を弄られる。


僕の好きなところを避けるように。








「さっきイったばかりなのに涼ちゃんのまた元気だね」


「う”ぁ、みない、れ、もっと、つよくしてぇ、もときのいれてぇ、」


「やだ。ほら、中の指意識して?僕の指ゆ〜っくり涼ちゃんの中動いてるよ。涼ちゃんの好きなところプクって膨らんでる。そこトントンしたら涼ちゃんどうなっちゃうんだろうね」


「ひっ、あ……〜〜〜っ ♡」


「わぁ 涼ちゃん中ギューって、ビクビクしてるよ。イった?あ、出てないね。上手に中イキしたね」


「っう…? ぁ、♡」


「かわいい、かわいすぎる。もっと、もっとしたら涼ちゃんトんじゃう?トぶまでやったげる♡」







そこから何回イかされたか分からないぐらい、指で散々弄られた。


鈴口からは本能を失ったように、透明な液が出てくるだけで中でイキまくってたらしい。


途中で意識がトびそうになった時は、元貴が僕の弱い所をグリグリ押して意識を保っていた。








「涼ちゃん、すっごい可愛い 大好き。中イキ上手だね、もうおちんちんからなんも出てないよ、女の子抱けないね♡」


「……っひ、う” ぁ…もとき、だけでいいの、いらない。ねぇ、も、いいでしょ…?いれてよ、ぉ」


「僕だけでいいんだぁ。嬉しいなぁ。僕も涼ちゃんだけだよ」


「んへへ、嬉しい すき もとき」










優しくキスをしながら頬を撫でる。

あぁ、改めて元貴の手好きだな。


元貴とちゃんと手を握りたくて、縛っていた紐を解いてもらった。

ちょっと跡ついちゃったね、ごめんね、と言いながら手を握る。


元貴の腰に足を絡めて、早く入れろと催促するように腰をググッと押し付ける。









「誘い方えっちだね、そんな入れて欲しいの」


「だって全然入れてくれなかった、奥寂しいの、早くちょうだい」









いいよ 入れたげると言ってくれたはいいものの、さっきからずっと僕の孔にすりすりと擦り付けてくるだけ。


元貴のちんこが擦れてるだけで孔がヒクヒクしてお腹が疼く。










「……っあ”、う”、いじわる、ぅ」


「泣かないで涼ちゃん、ちゃんと言おうか」


「言ったじゃん、ちょうだいって」


「ちがうなぁ」











ニマニマとした表情で僕を見下ろす。


わかる、元貴が言って欲しい言葉。


絶対嫌だ。









「う”ぅぅ、もう、いいっ」


「あれっ、涼ちゃんいいの?」









ふんっと元貴に背を向けてうつ伏せするようにふて寝すると、急に腰を掴まれおしりを突き出すような体勢になる。


その瞬間。










「っひ!あっ……っ〜〜〜〜♡♡♡」


「っあ、中ビクビク、イった?いや、あれ〜?涼ちゃんお潮吹いちゃったね♡」


「っふ、う、んぅ…?」


「あぁ〜あ、ぐでんとしちゃって、まだトんじゃダメだよ」













突かれる度にチョロチョロと出てくる潮。


さっきまでお預けを食らっていた場所を躊躇なく擦られて、頭がおかしくなる。


快感を逃すために腰が逃げそうになるのを元貴が抑えてくるので、もうどうしようもできない。











「っむ、り、むりむり、またイく、またイっちゃうからぁ」


「もうずっとイってるよ涼ちゃん。出ちゃうの間違えじゃない?」


「っひ、あ”、ぁ”……っう”、」


「ふふ、シーツびちゃびちゃ。涼ちゃんのお潮でここ水浸しだよ?」


「やっ、ぁ…とまんな、」










ぐるりと体勢を変えられて、背中が冷たい。


元貴、もっと場所考えてよ。


でもそんなこと気にしないぐらい頭が気持ちいいでいっぱい。


元貴が僕に覆い被さるようになり、足を肩にのせてググッと奥に侵入してくる。









「……っう”、ぐ…」


「涼ちゃん、奥はいっていい?」


「っうん、きて、もときでいっぱいにして」











ググッと奥まで入ってきて、この圧迫感が凄く好き。


元貴を沢山感じれて、愛されてるって思える。











「涼ちゃん、ここまで入ったよ」


「っく、ぁ……うれし、もときの形覚える」


「嬉しいこと言ってくれるね」










お腹を撫でながら、くちくちと奥に擦り付けるように動く。


元貴のが入ってるところであろう部分を、指でグッグッと押してくる。












「……っや、ぁ”」


「こんな奥まで飲み込んじゃって、こんな許しちゃっていいの?」


「……っうん、もときじゃなきゃ、ゆるさない、ぼくだけ、ぼくにだけそうして、」


「これから先ずっと 涼ちゃんだけだよ。ほら中意識して?僕の覚えるんでしょ?」


「っうん、うん、中ぎゅってして、おぼえる、の」


「っあ、きつ、涼ちゃん上手だよ。お腹どこまで入ってる?」


「ここ、っここまで、っあ”、お腹ぐぃぐりすると、きもちっ、ぃあ”っ ♡」


「涼ちゃん自分でお腹グリグリして気持ちよくなってるの?えっちだねぇ」










元貴のピストンも、自分で動かしちゃう腰も手も何もかも止まらなくて、気持ちよくて、死んじゃいそう。


ぎゅうぎゅう締め付けて元貴の形を一生懸命覚える。


いつでも、どんな時でも元貴を迎え入れるように。



















そこから何度も何度もイかされ、最終的には何も覚えていないぐらい。


起きたら布団や僕の身体を綺麗にしてくれていた。


隣にはすやすやと眠っている元貴がいた。


起こさないように起き上がって洗面所に向かう。


鏡に映る自分を見てゾクッとした。


大量のキスマーク、手首を縛っていた跡、首元の歯型。


嬉しい。


これ、これが欲しかった。


元貴に愛されているという印。












「ごめんね、涼ちゃん」











寝ていた元貴が僕の後ろに立っていた。


起こしちゃったか。











「なにが?」


「こんな、痛々しい。身体中に跡が付いて酷いのに、どうしよう、凄い嬉しくて、僕のものって見ただけで分かっちゃう涼ちゃんが嬉しくて」


「僕も凄い嬉しい。僕のお願いを聞いてくれてありがとう」


「ううん。ねぇ、次は僕にも付けて欲しい。沢山。縛って、噛んで、涼ちゃんだけの僕にして?」































元貴に手を引かれ、また2人だけのアイシカタで愛し合う。



この作品はいかがでしたか?

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コメント

1

ユーザー

ほんとに最高…😭😭😭 欲しいって言わないパターン初めて見たけどそれもアリ…😍💕 これ大好きです🥰

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