遅くなりました。
リクエストでいただいていた、もりょきです。
大変遅くなり申し訳ございません。
是非読んでいただけたら嬉しいです。
ねぇ、元貴。元貴はいつになったら僕のことを独り占めしてくれるの?
いつになったら僕だけに依存してくれるの?
最近、若井とお話しすぎじゃない?
メンバーだし幼なじみだからしょうがないけど。
僕とお付き合いしてるって分かってるのかな。
あぁ、早く元貴に支配されたい。
こんな気持ち、絶対にバレたくない。
けれど、さらけ出して、酷く、酷く愛されたい。
「ね、ねぇ、元貴」
「ん?なに涼ちゃん」
「ううん、なんでもない」
今日はせっかくのお休みで僕の家でデートなのに。
スマホばっかり。
どうせ若井とお話してるんだろうな。
今は僕と一緒にいるのに。
いたたまれなくなって、ソファで並んで腰かけていたところから自分の部屋へ移動する。
少し時間が経ってから、ドアの向こうから声が聞こえた。
「涼ちゃん、入っていい?」
ドアを開けると八の字に眉毛が下がって、少ししょげた顔をしている元貴。
どうして元貴がそんな顔してるの。
と思いながらも、頭をポンポンと撫でながら部屋に入れる。
「涼ちゃん怒ってる?」
「怒ってないよ」
「うそ、」
「うそじゃないよ」
鼻声になりながら、元貴が僕の胸に顔を埋める。
さっきの態度が少し怒った雰囲気出てたか。
でも、僕といるのに若井とお話するからだもん。
「うそじゃないけど、ちょっと寂しかっただけ」
「寂しかった……?」
「元貴、スマホばっかり……」
「ごめ、ごめんね」
ぎゅうっと抱きしめられ、僕の胸元辺りでグズグズと鼻を鳴らしながら、沢山謝る元貴。
年上なのに、スマホばっかり見てる元貴に拗ねて、泣かして。
抱きしめられながら、ベッドの方へ連れていかれストンと、自分のベッドの上に座って、キスをされた。
あ、久々。
涙で少ししょっぱい。
「涼ちゃん」
「うん」
優しく、優しく丁寧に、いつも抱いてくれる。
とても気持ちいい。
優しくキスをしながら服を脱がされる。
でも今日は、酷くされたい。
言って大丈夫だろうか。
引かれないだろうか。
別れたいって言われたら……。
「りょ、涼ちゃん?なんで泣いて……」
「も、もとき」
「なに、大丈夫だよ。どうしたの」
「嫌わない……?別れよって言わない?」
「そんなこと絶対に言わないよ、どんな涼ちゃんでも大好きで愛してるんだから」
「な、なら、酷くして」
「っえ?」
「僕無しじゃ生きていけないぐらい、酷く、酷く愛して。何してもいい、縛って、逃げられないぐらいに」
僕が求めていたことを全て言い終わる前に、元貴の表情がギラっと変わり、激しいキスをされた。
嬉しい。
嫌われなかった。
これから僕の想像していたことをしてくれると、考えるだけでゾクゾクしてしまう。
「涼ちゃん。ずっと思っててくれてたの?嬉しいなぁ。僕もそう思ってた。涼ちゃんがずっと僕なしじゃ生きていけない身体にしたいって、僕だけの涼ちゃん。」
早速、首元にキスマークを付けてくれる。
嬉しい。
今まで付けてくれなかった。
「も、とき、かんで、かんでほしい」
「いいの」
「っうん、うん……っあ”、い”っ、た ぃ ♡ う、れし、ぃ♡」
「はぁー、くっきり付けちゃった。このまま残ってくれたらいいのに」
「消えたらまた付けてよ。ねぇ、縛って?」
そう言うと嬉しそうな表情をしながら、手首を縛ってくれる。
最初は、跡がつかないように優しく縛ってたけど、僕がきつく縛ってくれとお願いした。
「腕、縛ったから恥ずかしい顔隠せないね」
「いいの、全部見て、僕だけを見て……」
そのまま、口や首、鎖骨、胸と全身にキスをする。
キスをしながらズボンと下着を今日に脱がされる。
恥ずかしいな。
反応しちゃってる部分をじっと見られるの。
「涼ちゃんもう勃ってるの?かわいいね」
「っや、みないで、」
「やだ〜、いただきま〜す」
「っあ”、きたな、っふ、ぅ”」
ジュルジュルと僕のそそり立った部分を舌先を使って舐めている。
裏筋やカリ、鈴口を攻められる。
嫌でも腰が浮いて、ヘコヘコと動かしてしまう。
自分で元貴の喉奥に擦ってしまう。
「っん、っん、」
「りょうひゃん、しゅごいこひうごいへる」
「っしゃべんない、っで、ぇ、ぁイく、でちゃ、っう”、ぁ”」
「っん、ぐ……っは、いっぱい出たね」
ごくごくと美味しそうな表情をしながら、残さず僕の精子を飲む。
元貴がベッドサイドにあるローションを取り出し手のひらで温める。
この、些細な優しさが大好き。
「涼ちゃん入れるね」
「……っあ、ゆ び、き、もち」
元貴の指。
好き。好き。
僕の中で擦ったりトントンしたり。
ちょっと動かすだけでビクビクと腰が動いて、だらしない声が出る。
縛っている手をギュッと優しく握ってくれてる。
「っあ”、もとき、すき、すきぃ、だいすき」
「んふふ、僕もだいすき、指だけでこんなえっちな姿になっちゃうのかわいいね〜」
「もときの、せい、だもん」
「僕のせいか〜、お詫びに沢山虐めてあげるね」
さっきよりも激しく指を出し入れされ、呆気なくイってしまった。
いい感じに解れてきたので、やっと元貴の入れてくれると思ったら。
「っんぁ”、い、やぁ、なんで、もときのじゃな、あっ」
「まだ入れてあげるって言ってないよ」
「やぁ、ぁ もう、はいる、いれてぇ、」
「このまま何回涼ちゃんイけるかなって」
また指を入れられさっきよりも優しく、ゆっくり撫でるように中を弄られる。
僕の好きなところを避けるように。
「さっきイったばかりなのに涼ちゃんのまた元気だね」
「う”ぁ、みない、れ、もっと、つよくしてぇ、もときのいれてぇ、」
「やだ。ほら、中の指意識して?僕の指ゆ〜っくり涼ちゃんの中動いてるよ。涼ちゃんの好きなところプクって膨らんでる。そこトントンしたら涼ちゃんどうなっちゃうんだろうね」
「ひっ、あ……〜〜〜っ ♡」
「わぁ 涼ちゃん中ギューって、ビクビクしてるよ。イった?あ、出てないね。上手に中イキしたね」
「っう…? ぁ、♡」
「かわいい、かわいすぎる。もっと、もっとしたら涼ちゃんトんじゃう?トぶまでやったげる♡」
そこから何回イかされたか分からないぐらい、指で散々弄られた。
鈴口からは本能を失ったように、透明な液が出てくるだけで中でイキまくってたらしい。
途中で意識がトびそうになった時は、元貴が僕の弱い所をグリグリ押して意識を保っていた。
「涼ちゃん、すっごい可愛い 大好き。中イキ上手だね、もうおちんちんからなんも出てないよ、女の子抱けないね♡」
「……っひ、う” ぁ…もとき、だけでいいの、いらない。ねぇ、も、いいでしょ…?いれてよ、ぉ」
「僕だけでいいんだぁ。嬉しいなぁ。僕も涼ちゃんだけだよ」
「んへへ、嬉しい すき もとき」
優しくキスをしながら頬を撫でる。
あぁ、改めて元貴の手好きだな。
元貴とちゃんと手を握りたくて、縛っていた紐を解いてもらった。
ちょっと跡ついちゃったね、ごめんね、と言いながら手を握る。
元貴の腰に足を絡めて、早く入れろと催促するように腰をググッと押し付ける。
「誘い方えっちだね、そんな入れて欲しいの」
「だって全然入れてくれなかった、奥寂しいの、早くちょうだい」
いいよ 入れたげると言ってくれたはいいものの、さっきからずっと僕の孔にすりすりと擦り付けてくるだけ。
元貴のちんこが擦れてるだけで孔がヒクヒクしてお腹が疼く。
「……っあ”、う”、いじわる、ぅ」
「泣かないで涼ちゃん、ちゃんと言おうか」
「言ったじゃん、ちょうだいって」
「ちがうなぁ」
ニマニマとした表情で僕を見下ろす。
わかる、元貴が言って欲しい言葉。
絶対嫌だ。
「う”ぅぅ、もう、いいっ」
「あれっ、涼ちゃんいいの?」
ふんっと元貴に背を向けてうつ伏せするようにふて寝すると、急に腰を掴まれおしりを突き出すような体勢になる。
その瞬間。
「っひ!あっ……っ〜〜〜〜♡♡♡」
「っあ、中ビクビク、イった?いや、あれ〜?涼ちゃんお潮吹いちゃったね♡」
「っふ、う、んぅ…?」
「あぁ〜あ、ぐでんとしちゃって、まだトんじゃダメだよ」
突かれる度にチョロチョロと出てくる潮。
さっきまでお預けを食らっていた場所を躊躇なく擦られて、頭がおかしくなる。
快感を逃すために腰が逃げそうになるのを元貴が抑えてくるので、もうどうしようもできない。
「っむ、り、むりむり、またイく、またイっちゃうからぁ」
「もうずっとイってるよ涼ちゃん。出ちゃうの間違えじゃない?」
「っひ、あ”、ぁ”……っう”、」
「ふふ、シーツびちゃびちゃ。涼ちゃんのお潮でここ水浸しだよ?」
「やっ、ぁ…とまんな、」
ぐるりと体勢を変えられて、背中が冷たい。
元貴、もっと場所考えてよ。
でもそんなこと気にしないぐらい頭が気持ちいいでいっぱい。
元貴が僕に覆い被さるようになり、足を肩にのせてググッと奥に侵入してくる。
「……っう”、ぐ…」
「涼ちゃん、奥はいっていい?」
「っうん、きて、もときでいっぱいにして」
ググッと奥まで入ってきて、この圧迫感が凄く好き。
元貴を沢山感じれて、愛されてるって思える。
「涼ちゃん、ここまで入ったよ」
「っく、ぁ……うれし、もときの形覚える」
「嬉しいこと言ってくれるね」
お腹を撫でながら、くちくちと奥に擦り付けるように動く。
元貴のが入ってるところであろう部分を、指でグッグッと押してくる。
「……っや、ぁ”」
「こんな奥まで飲み込んじゃって、こんな許しちゃっていいの?」
「……っうん、もときじゃなきゃ、ゆるさない、ぼくだけ、ぼくにだけそうして、」
「これから先ずっと 涼ちゃんだけだよ。ほら中意識して?僕の覚えるんでしょ?」
「っうん、うん、中ぎゅってして、おぼえる、の」
「っあ、きつ、涼ちゃん上手だよ。お腹どこまで入ってる?」
「ここ、っここまで、っあ”、お腹ぐぃぐりすると、きもちっ、ぃあ”っ ♡」
「涼ちゃん自分でお腹グリグリして気持ちよくなってるの?えっちだねぇ」
元貴のピストンも、自分で動かしちゃう腰も手も何もかも止まらなくて、気持ちよくて、死んじゃいそう。
ぎゅうぎゅう締め付けて元貴の形を一生懸命覚える。
いつでも、どんな時でも元貴を迎え入れるように。
そこから何度も何度もイかされ、最終的には何も覚えていないぐらい。
起きたら布団や僕の身体を綺麗にしてくれていた。
隣にはすやすやと眠っている元貴がいた。
起こさないように起き上がって洗面所に向かう。
鏡に映る自分を見てゾクッとした。
大量のキスマーク、手首を縛っていた跡、首元の歯型。
嬉しい。
これ、これが欲しかった。
元貴に愛されているという印。
「ごめんね、涼ちゃん」
寝ていた元貴が僕の後ろに立っていた。
起こしちゃったか。
「なにが?」
「こんな、痛々しい。身体中に跡が付いて酷いのに、どうしよう、凄い嬉しくて、僕のものって見ただけで分かっちゃう涼ちゃんが嬉しくて」
「僕も凄い嬉しい。僕のお願いを聞いてくれてありがとう」
「ううん。ねぇ、次は僕にも付けて欲しい。沢山。縛って、噛んで、涼ちゃんだけの僕にして?」
元貴に手を引かれ、また2人だけのアイシカタで愛し合う。