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あああああぁああああぁぁぁぁ、、、、、、
ついにやってきた、、、夏祭り、、、
普通の女の子なら今頃はしゃぎながら準備をしてる頃だと思うけど私は違う
なぜかって?それは、、、
ー去年の夏祭りー
う「お!女子たち来た!、、、ってえとさんそれ浴衣の着付け自分でやったの?」
え「う、、うん。え?!何、へん、、、?」
う「いや、変というかちょっと違和感が、、、なんか気になる、、、」
の「変、、、??そうですか、、?」
じゃ「俺にはさっぱり分からん、、、、、、」
え「え〜、今更言っても直せないよ〜」
う「じゃあ、来年は俺がやってやるよ。そしたら違和感も消えるし!」
え「ほんと!?うり器用だし絶対私より上手いからラッキ〜✨」
、、、と、つい引き受けてしまったがよくよく考えればやばくね??
だって私は浴衣を着るとき、下着の上に薄いタンクトップとめっちゃ短い半ズボンのみだし「もっと着ればいいじゃん」なんて言う人は知らん(夏祭りでこれ以上着込んだらほんとに暑すぎて4にそうになります。主より)だから、うりにもし
「うわっ、コイツめっちゃ太ってるやん!!」
なんて思われたりしたら、、、、、、
無理無理。全然4ねる
、、、でも、断るのもなぁ〜〜、、、、、、せっかくうりと二人っきりになれるチャンスが、、、どーーしよーー
、、、、、、てかうりこの事覚えてるのかな、、??さっき1階に居たよね、、、聞いてみるか
トントントン(階段を降りる音)
お、やっぱりいる。やべ。もーちょっとコソコソするつもりだったのに目合っちゃった。もういいや言っちゃおう
え「ねぇ、、、うり。ちょっと聞きたi
う「えとさん!ちょーど良かった!夏祭りの着付けやるからこっち来て!
ははは、、、だよね。うり記憶力良いもんね
え「う、、うん!ちょっと浴衣持ってくる、、、」
やっぱり覚えてるかぁ〜〜〜返事もしちゃったし、、、もういいや!!!気にしないでおこう!!(ヤケクソ)変に気にすると余計に悪いってよく言うしね。あいつだって全然気にしてなさそうだったし、、
鮮やかなオレンジ色の中に蝶々やクローバーがバランスよく敷き詰められている浴衣。
帯は綺麗な漆黒で私と良く合うデザインになっている。
のあさんとるなとで買いに行ったな、、懐かし
浴衣を持って階段を降りる。下着と薄いタンクトップと半ズボンだけで
え「おまたせ。うり」
う「おー、じゃあやr、、、、、、、、、、、、、、、 、、、、、、、、、は?え、えとさ、、は??」
え「な、、何」
そんな反応しないでよ!!しょうがないじゃん。これ以上着たら熱中症になるわ!!!
う「、、、、、、、あーー、いや何でもない、、、//気にせんといて、、、ゆ、浴衣、着て」
え「うん、、分かった」
そうして私が浴衣を羽織るとさっきの狼狽えてた時とは違い手慣れた手つきで掛け衿の先と衿先を揃え、浴衣の背中心がまっすぐ背中を通るように合わせていく
それだけでもかなり密接している。心臓の音、うるさくないかな。
次に着丈を合わせるのだろう。左手で上前、右手で下前の衿先を持ち、裾が軽く足に着くくらいの着丈にし、それを保ちながら上前を体に当て、上前幅を決めていく。
そして着丈と上前・下前幅を決めたら、上前を平行にかぶせて、上前の褄先を床から3~4cm上げ、腰紐の中央を取る。
腰紐を両腰骨に当てて上前をしっかり押さえ、前から後ろに紐を回して交差させて前に回し、ウエスト部分で結ぶ。
う、、、わ、、、やばい。うりの手が私の腰部分に、、、!!正直くすぐったいし、恥ずかしいし、変な事思われてないか心配だし、なにより心臓の音が先刻とはまったく違う。鳴りすぎて痛いくらいだ
この時間が早く過ぎてほしいけどもっとゆっくり時間が立ってほしいという矛盾。何考えてんだろ。うりはこんなに済ました顔してるの、、に、、、? あれ?うり、、耳赤くなってる、、、、、、もしかして、、もしかすると、、、うりも照れてるのかな、、?
そう考えるとぶわっと何かとてつもない感情が流れ込んできて果てしない幸福感と背徳感にまみれた。
え、、嘘。やば、、、、、、!
その事をずっと頭の中でぐるぐると考えていたら気づけば着付けは終わっており、眼の前には満足そうな顔のうりがいた。
う「よっしゃ!完成!!」
え「お、おーー!!!す、、すごい!!!!!!✨✨天才、、、、、、!!?」
う「ふっふーん!まぁな!!そうだ!まだ時間あるし髪も結おうか?」
え「え!!いいの!お願い!」
そのまま簪などを持ってきてヘアメイクタイムに突入した
そんな中、うりの耳が赤くなっていたのと、とても綺麗に着付けがされていて気分がいい私はつい、言ってしまった
え「ねぇ、うりさ着付けのとき耳赤くなってたけどもしかして、、照れてたの?」
うりの手が少し止まる
え「え〜w照れてたの?かわいい〜♡」
その時私は「私のほうが優位な立場だ」と勘違いをしており調子に乗ってうりを煽り散らかしていたら、その間にうりは作業を終わらせ私の方を向いて、立場を逆転させてしまった
う「そーゆーえとさんこそ着付けのとき心臓の音やばかったけどね♡w」
え「なっ、///、え、、?!き、聞こえてたんなら言ってy
そう言いかけたときうりが私の肩に頭を乗せ抱きついてきた
う「はは、wえとさん顔、すごい真っ赤じゃんw♡」
え「ッッ、、、、、、///や、や、、やめてよね!急に!!!///からかったってム、無駄だよ!!!!」
そう言いうりの身体を無理やり解き
え「き、着付けと髪ありがと!!!!!また後で!!!!」
と言い逃げるように自室にこもってしまった
なんなの、、、あんなの、あんなの、、、反則でしょ!!
きっと女の子に慣れているうりからしたら普通なんだろう。私!!!意識するな!!!!
おまけ(夏祭りにて)
の「えとさん服と髪かわい〜♡」
じゃ「お〜!!なんかすごい!」
え「それ褒めてるの、、?!」
ヒ「ふふw、でも誰にやってもらったの?えとさんが1人ででそんなに上手く出来るわけが、、、」
え「おい、失礼すぎん??💢で、これはう、、うりにやってもらったの」
の「えぇ?!うりさん結構器用なんですね、、」
な「意外です!!」
う「皆、ひどくね???えとさ〜ん!!!!来年もやってもらいたいくらい綺麗にできたよね??」
こいつ、、あんな事しといて、、、わざとか??
え「えっ、、ら、来年は良いかな、、、」
た「へっww振られとるわww」
う「はぁあああ〜〜〜??!💢」
ギャーギャー ギャーギャー
、、、うー、、んでもほんと来年はいいかな。心臓が死んじゃう、、、