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キラー
いつもより何か身体が重いな。と体調に違和感を覚えつつも気の所為だと身体にいいきかせ、船の家事をテキパキこなす🌸しかし夕方になるにつれどんどん身体が重くなっていく。さすがにヤバイと思い自室に戻ろうとする途中でキラー君にあってしまった。『どうした?』と、声をかけられたが、「大丈夫です。」と誤魔化し歩こうとしたその時、視界が一気に真っ暗になった。そこから数時間して目が覚めたのは自室のベッドの上だった。夕食をまだ作っていない事を思い出し、重い身体を起こしてベッドを降りキッチンに向かうと、キラー君が夕飯を作っていた。「すいません。すぐ変わります。」と声をかければ『ベッドで寝てて。』と返された。部屋に戻って本を読んでると、キラー君が部屋に入ってきて、『ここに薬と水置いとく。寒いか?これ、濡れたタオル。使って。アイツらのことは俺に任せて。あ。お腹減ってる?なんか、持ってきて欲しいものある?』と、質問の嵐、珍しく焦っているキラー君を見てフフッと笑えば照れくさそうに微笑んでくる。
2日後には、キラー君のしっかりとした看病のおかげで熱も下がり、また船の色んなことをできるようになった。あの後から少しずつキラー君に意識している🌸。気がつくのは時間の問題。
追記:キッドによると珍しく頭が回らなくなっていて、キッドに色々すべき事を聞いてきたことがあったとかないとか。