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及川さんと全国に行きたい私の妄想なので、許せない
って方は、読まずにスルーしてくださいね。
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ん?
本当に 唐突に
自分が経験したことのない
事実?思い出?が
自分の頭の中に流れ込んでくる。
走馬灯…
亡くなる寸前に、
そういったことがおこるとは
聞いたことはあったけど・・・
えっ!?
俺死ぬの?
本当に訳が分からない!!
出てくる画像?声?
色々なことが頭の中を駆け巡る。
いやいや、待て待て!
落ち着け俺!!
ちょっとブレイクだ!ブレイク!
ふぅ~
なんかのCMではないけれど、
何度か深呼吸したら
落ち着いてきたので
今の自分の状況を確認しよう。
まず、自分が何をしていたのか。
TOMと近所のGYMの
アスレチック遊んでいた。
途中、友達数人が
バレーボールをしよう!と
ボールを持って
俺たちのことを誘いにきた。
まぁ、GYMのバレーコートも
空いていたし、
それならってことで・・・
初めは、コート内で
自分にきたボールを
ポンッと返すだけだったが、
段々みんな楽しくなって
きたらしく どうせなら・・・
って、誰かが言い出して
横にあるもう一つの
コートでバレーをしている
ちょっと年上のグループへ
声をかけて 対戦しようぜ~
という形になって…
あ、それで俺、
誰かのスパイクを頭にくらって・・・
と、ここで、状況把握終了…
そっか、そっか、
それで
ん?俺、今は・・・
改めて自分の体をよく観察すると
え?
小さい手…
は?子供??
いやいや、もう一回落ち着け、
そうだよ 幼馴染のTOMと遊んでた。
今の俺は10歳。
日本でいうなら5年生か…
ん?日本で?
いやいや、ここはアメリカ…
外交官の親にくっついて
数年前に移住して・・・
ふぅ、、
よかった記憶喪失って
ことではないな…
「TAKUMI!!TAKUMI??」
おいおいおい!
気持ち落ち着いたけど、
誰だゆさぶってくるのは(怒
あぁ、TOMか…
「TOM、落ち着け、俺は大丈夫だから」
「あぁ、よかった!
いきなりぶっ倒れるから心配したぞ」
「ごめんごめん…」
そして、俺を囲む友達たちやら
コート向こうのチームも
みんな心配そうな顔で俺を見てて…
特にスパイクを打ったエースの顔が
心配を通り越して 人間、そこまで
青くなるんだぐらいの顔色…
「ごめんごめん!
本当に大丈夫なので・・・」
と、言うものの、
周りからは少し休めと
ベンチへ連れていかれた。
うん、ま、
状況把握も大事だしね。
俺もちょっと
コートの外から見たい。
っと、俺がベンチでコートの方を
見だすと、周りも安心したのか
またゲームが始まった。
(ほう…
相手のチームのリベロうまいな~
でも、他のメンバーもディグが
しっかりしてて、 さすが・・・)
って、俺の頭の中での解説が
今までとはちょっと違って…
そっか、さっきの走馬灯のように
頭に入ってきた情報がこれを
解説してくれてるのか…
あの画像とか、
アニメのハイキューじゃんか。
経験したように流れてくるなんて、
ちょっと気持ち悪っ
と思ったけど、便利じゃん。
と、ルンルンで見続けてたら、
なぜか相手のセッターが気になる。
(え~今のセットはないよな!
もう少し高く上げるやろ…
は? Dクイックやったら抜けたのに…
なんでそこでA??)
もはや俺は解説者になれるんじゃね?
ぐらいに試合を見てるww
でも、本当にセッターの
考えが浅はかすぎて、
イライラ度がMAXになりそう…
(もう、そんなセット、
及川さんならしないのに・・・)
というセリフにこれまた、
どか~~~んと
自分の頭に及川徹情報が
これでもか!
と流れたきた。
どうやら俺の頭には以前見た
ハイキューの情報が溢れているようで。
そのおかげか、
体は子ども、頭脳は大人
とかなんとか
どこかでよく聞く状態の俺!(笑
あぁ、青葉城西の及川さんね、
顔よしプレーよし性格悪しww
たたくなら折れるまで!!
めっちゃ、好き…
リスペクト感半端ない!!
とまぁね、なぜか頭に
色々な情報が残ってるうちに
無性に調べたくなって、
スマホでぐぐってみた。
及川徹 該当無
ですよねぇ…
アニメの中の人ですものねえ まぁ、
高校はどこかしらモデルになったか
近いものが・・・
青葉城西 宮城県にある私立高校で・・・
え、本当にあるの?
まぢに???
へえ、作者の方、そこを舞台にしたのかな…
じゃあ、じゃあ、東北の牛島って
牛島 白鳥沢中学校に在籍する
バレーボール選手
将来が楽しみなサウスポー
は??
牛島いるし、
まぢか…
って、今、12歳なら、
俺の2個上…
となると?
もしかして、もしかすると
及川さんも いるんじゃねぇ?
と、なんだかだんだん
楽しくなってきた俺は
自分の身長が、
160CM も満たない小さな体だけども
いつか同じ舞台にたってやる!
って 誓った10歳の春…
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