TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

🌈🕒BL

一覧ページ

「🌈🕒BL」のメインビジュアル

🌈🕒BL

6 - あの夏が飽和する 🦉🎻 📄 パロ

♥

11

2025年06月26日

シェアするシェアする
報告する

『あの夏が飽和する。』

曲パロ

Room4S

🦉🎻……『』

📄……「」

御本人様達には一切関係ありません。

御本人様の御迷惑になる発言等お控えください。

それではお楽しみください。

______________________

『……ねぇ、凪ちゃん。』

「…どうしました?」

『俺、さ…、』



『 昨日、人を殺したんだ。 』


貴方はそう言っていた。


梅雨時、ずぶ濡れのまま部屋の前で泣いていた。

夏が始まったばかりと言うのに、貴方は酷く震えていた。


__そんな話で始まる、あの夏の日の記憶だ。


______________________


「…誰を、殺したんですか?」

『……殺したのは隣の席のいつも虐めてくるアイツ…、』


_____________________

《__、___?___www》

『っ……、!!』

ドンッ!!

もう嫌になって、肩を突き飛ばして、

《は……?》

ガンッ!


『っ……ぁ……、』

______________________

『打ち所が悪かったんだ……ッ、』


『……もうここには居られないと思うし、どっか遠い所で死んでくる、』

そう君は言ったから、私は言った。

「……なら、私も連れて行ってください。」

『ぇ……、』

______________________

財布を持って、ナイフを持って、携帯ゲームもカバンに詰めて、




いらないものは全部、壊していこう。


あの写真も、あの日記も、

「…今となったらもう要らないですよ。」


人殺しとダメ人間の、君と僕の旅だ____


グイッ

『っ、わ……?!』

そして私達は逃げ出した。


タッタッタッタ……


この狭い狭いこの世界から。


家族もクラスの人達も何もかも、全て捨てて貴方と二人で。


「……遠い遠い、誰も居ない場所で二人で死のう。」


もうこの世界に価値などない。


「…人殺しなんて、そこら中湧いてるじゃないですか。」


『、!』

ギュウ

「……大丈夫、貴方は何も悪くないですから。」

君は何も、悪くないから。


______________________

「…結局私達は、誰にも愛されたことなんてないんですよ、」

そんな嫌な共通点で私達は簡単に信じあってきた。


ギュ

貴方の手を握った時、微かな震えも既に無くなっていて、

誰にも縛られないで、二人で線路の上を歩いた。


______________________


金を盗んで、二人で逃げて、

何処にも行ける気がしたんだ。


__今更、怖いものは僕らにはなかったんだ。



額の汗も、落ちた眼鏡も、


今となっちゃどうでもいいさ。



___あぶれ者の小さな逃避行の旅だ。


いつか夢見た優しくて、誰にも好かれる主人公なら、汚くなった俺達も見捨てずにちゃんと

『…、救ってくれるのかな?』


「……そんな夢なら捨てましたよ。」

「…だって、現実を見てくださいよ。……シアワセの4文字だってなかった。今までの人生で思い知ったじゃないですか。」

『……、そうだね』


「__どうせ、自分は何も悪くないと、誰もがきっと思ってるんですよ。」


____________________

宛もなく彷徨う蝉の群れに、

水もなく揺れ出す視界に、

迫り狂う鬼達の怒号に、


馬鹿みたいにはしゃぎあい、


ふと、貴方はナイフを取った。


「セラ夫……、?どうしたんですか?」

『…凪ちゃん、俺はさ、凪ちゃんが居たからここまで来れたんだ。』

「は……?急に何言って、」

『……だからさ、もういいよ』

『…、もう、いいよ』

「は……、?」


『死ぬのは俺一人でいいよ』



ザシュッ

「……え、」

そして貴方は首を切った。

まるで何かの映画のワンシーンだ。

白昼夢を見ている気がした。

気付けば私は捕まって。



貴方がどこにも見付からなくって、


貴方だけが何処にもいなくって。


______________________



そして時は過ぎていった。


ただ暑い暑い日が過ぎていった。




家族も、クラスの人達もいるのに

何故か貴方だけは何処にもいない。



______________________


「…………、」

ふと、あの夏の日を思い出す。

私は今でも謳ってる。


貴方をずっと探しているんだ。

貴方に言いたい事があるんだ。


九月の終わりに嚔して、六月の匂いを繰り返す。


貴方の笑顔は、貴方の無邪気さは、私の頭の中を飽和している。


誰も何も悪くない。貴方は何も悪くはないから。


______________________


「もういいよ。投げ出してしまおう。」

______________________

そう言って欲しかったのだろう?


「なぁ__?」


そう呟いて、アイツの形見のイヤーカフを付けた。

アイツと私では体格差はまぁまぁあったが、イヤーカフは私の耳にぴったりだった。

そして、アイツの遺影を握り、屋上のフェンスに手を掛けた。


そして、アイツのイヤーカフにそっと手を添えてこう呟いた。

「…今、そっちに行きますから。」


「__来世では、絶対幸せになりましょうね、」


そう呟いて、私は勢い良く屋上を飛び降りた。




_____END




______________________どう?!?!

良くない?!?!(

この作品はいかがでしたか?

11

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚